ハイエースバンの下取り相場と値引き交渉のポイント

   

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ハイエースバンの下取り相場と査定を受ける際のポイントや新車購入時の値引き交渉の進め方などハイエースバンの売買についてディーラーのセールスマンを10年以上経験した執筆者がアドバイスをする。
ハイエース

ハイエースバンの下取り相場と売却時のワンポイントアドバイス

良くも悪くも基準車

 比較する相手が日産の「NV350キャラバン」のみですが、ハイエースが長年にわたって築いてきた実績は不動のもので、中古車を探す場合も「この大きさの商用バンで・・・」と言うよりも「ハイエースで」となるのが普通。

多くの機種があるが、商用オンリーならガソリンのDXで十分だがディーゼルの評判が良く、個人事業者はディーゼルのスーパーGLが人気だ。

値落ちも非常に少なく7~8年落ちでも高値の相場だが、商用ゆえに相場の基本となる状態を保っている個体は皆無。

かなりのマイナス査定を覚悟しなければならない。

それでも十分な価格が付くのがこの車種のすごさだ。

日産の「NV350キャラバン」も現行モデルとなってからは乗用車感覚が増して、「ハイエース」に劣る点は全くなく、新車販売においては順調のようですが、中古車市場では「ハイエース」の人気には到底及ばず、しばらくはこの状況が続きそうです。

下取り参考価格表

車種・グレード 年式 駆動方式 新車価格 下取り参考相場
ロングDXディーゼル 2014 2WD 260.4 178.0
2010 2WD 244.0 130.0
2007 2WD 207.0 67.0
2004 2WD 207.0 56.0
ロングDXGLパッケージ 2014 2WD 213.4 128.0
2010 2WD 202.0 92.0
2007 2WD 202.0 67.0
ロングジャストローDX 2004 2WD 194.0 50.0
SロングDXGLパッケージ 2014 2WD 232.6 129.0
2010 2WD 221.0 97.0
2007 2WD 221.0 70.0
ロンスーパーGL 2004 2WD 234.0 77.0
比較対象車種
NV350キャラバン
スーパーロングDX
2014 2WD 217.5 185.0
キャラバンスーパーロングDX 2010 2WD 206.6 74.0
ロングDXEXパック 2007 2WD 202.2 28.0
2004 2WD 204.6 25.0

ハイエースバンの新車値引情報

独り勝ちながらも柔軟に

 同クラスのライバルは日産の「NV350キャラバン」だけ。

しかも取り扱いチャネルはトヨペット店のみなので、トヨタ店間の競合も不可能。

こうなると「NV350キャラバン」との合い見積もりもそこそこに、膝を交えてじっくり交渉する他はありません。

 バンとは言え、ミドルサイズの乗用車ほどの車両価格なので値引きを期待したいところです。

クラス独占状態の機種ですが、値引きが少ないかと言えばそうでもないようです。

発売から10年を過ぎたモデルであるのは事実ですし、日頃からコスト意識の塊のような法人、個人の事業者相手に商売しており、到底受け入れられないような条件でも検討せざるを得ない商談には慣れています。

なので、50万円ぐらいの値引き要求は申し出ても問題ありません。

その代り、確実に購入することを確約してのことです。

検討するのは購入する側ではなくて売る側なのが商用車の値引き交渉での基本です。

値引き目標額28~32万円

前モデルの下取相場と売却時のワンポイントアドバイス

価格消滅後もチャンス有り

 前モデルとなると、乗用車でも価格のつかない年式ですが、「ハイエース」の場合はまだ価格が残ります。

とは言っても基本価格ですので、10年以上経過した商用車が減点されないはずもなく、実際には難しいでしょう。

しかしながら下取り価格が消滅しそうになってからがこの車の真骨頂でもあります。

その信頼性と丈夫さから、よほどのことがない限り現役で活躍する場があり、需要があるのです。

 また、「ハイエース」専門の窃盗団が数百台の「ハイエース」を関東周辺で盗み、海外へ輸出したという最近のニュースでわかるように、海外での人気は非常に高いために買いたい覚悟でいた同車が、高値で買い取ってもらえるという事もあります。

低年式の場合は専門に扱う業者を探してみるのもいいいでしょう。

下取り参考価格表

車種・グレード 年式 駆動方式 新車価格 下取り参考相場
ロングDXGLパッケージ 2003 2WD 169.1 26.0
ロンングジャストローDX 2003 2WD 166.6 35.0
ロングスーパーGL-Eディーゼル 2003 4WD 249.2 45.0

ハイエースバンの特徴とモデルの推移

商用バンの王者

 15年振りにモデルチェンジしたのは2004年。

それからすでに11年が経過しているが、未だに商品力がキープされる商用バン。

その間多くの改良がなされており、発売当時とは搭載するエンジンも異なっている。

 2013年に3度目のマイナーチェンジ、2014年12月にも改良が加えられている。

ガソリン車においてエンジンにDualVVT-iなどを採用したことで燃費を向上し、「平成27年度燃費基準+10%」を達成。

同時に、AT車はこれまでの4速から6速(シーケンシャルシフトマチック付)に多段化し、スムーズな走行とマニュアル感覚のシフトチェンジが可能となった。

また、バン全車にはリアシートベルト(外側3点式・中央席2点式)を標準装備した。

さらに「スーパーGL」をベースとした特別仕様車「スーパーGL"DARK PRIME"」を発表した。

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