アベンシスの買取相場と値引き交渉のポイント

   

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アベンシスの写真

アベンシスの下取相場と売却時のワンポイントアドバイス

 2011年にフルモデルチェンジされ再販売された現行モデルは、少なくとも他社のワゴンと同程度の相場と言える。同クラスのリセールリーダーはスバル「レガシィツーリングワゴン」であり、人気という点では足元にもおよばないが、その他のワゴンが少ないこともあり、価格差がない。しかし、実際の下取り現場では大きく差が出る可能性もある。良くできた、さすが欧州仕様の「アベンシス」であるが、知名度があまりにも違うため、車両の評価という意味の相場で同程度であっても、中古車市場で「レガシィが欲しい」というリクエストが多数あっても、「アベンシスが」という声は皆無だろう。どうしても下取りたいという意欲がわかない車種ということになる。

 トヨタ製のステーションワゴンでは、車両価格が安い「カローラフィルダー」や低燃費の「プリウスα」も同クラスと見れば圧倒的に人気もあり、新車の人気、販売台数がまともに影響した数字である。それでも基本的な相場で大きく差がないのは、あまりに台数が少なく、希少性すら出ているという皮肉な結果でもある。

 ちなみに2011年7月から10月までは、期間限定生産であったマイナーチェンジ前のモデルである。

下取り参考価格表

車種 グレード 年式 駆動方式 新車価格 下取り参考相場
Xi 2014 2WD 238.0 153.0
  2012 2WD 238.0 134.0
  2011 2WD 238.0 130.0
Li 2014 2WD 261.9 199.0
  2012 2WD 261.9 139.0
スバル レガシィツーリングワゴン
2.5GTアイサイト 2013 4WD 332.0 213.0
  2011 4WD 332.0 149.0

アベンシスの新車値引情報

 UK生産というトヨタでは珍しい存在の「アベンシス」。ほとんど台数が出ないにも関わらず、取扱いチャネルはネッツ店を除く3系列だ。商談では「アベンシス」と同店舗で扱われる「プリウスα」の見積もりを取るケ‐スが多いはず。そして、当然「アベンシス」の方が値引き額が多い結果になる。時間をかけて両車を比較し、どうしようか慎重に検討するが、あくまで同店舗内での比較なので、検討材料にはならないので注意。主導権は「どちらにしますか?」の営業マン側になっている。他メーカーの競合車種を提示することで「どうします?」と、始めて主導権がこちらに渡る。握った主導権を死すすることが大切。「この金額でどうですか?」と相手に言わせるのではなく、「この金額にしてくれれば」と、こちらから提案し続けるのが鉄則です。

 リセールバリューはトヨタ車としてはあまりいいとは思えない車種です。知名度の低さから、中古車での販売がしにくいのが理由でしょう。

値引き目標 25~28万円

前モデルの下取相場と売却時のワンポイントアドバイス

 2008年に販売を終了した前モデルは高いとは言えない下取り相場。すでに国内ではワゴンブームは収束していた次期に投入されたこのモデルは、国内向けに新たに開発するコストとリスクを避けて、UKからユーロ向けモデルを逆輸入したもの。国内向けモデルとは違う本場のロングツアラーワゴンとして、一部では評価を得たが、国内では至れり尽くせりの他社ワゴンのような装備もなく、メーカーとしても量販車としての位置付けではなく、販売目標は計画からして少な目。ただし、2.0Lと2.4L、4WDなどの設定があり、現行モデルにはない豊富なラインナップになっている。それでは「レガシィツーリングワゴン」との比較ではどうかというと、大きな差があるかというと、意外なことに大差ない、どころか年式によっては「アベンシス」の方が上回る。

 知名度も低いので、トヨタブランドとしての強みが活かせず、ライバルには及ばない下取り価格となる。

下取り参考価格表

車種 グレード 年式 駆動方式 新車価格 下取り参考相場
2.0 Xi 2008 2WD 238.0 54.0
  2005 2WD 237.0 1.0
2.0 Xi 2008 4WD 256.0 61.0
  2005 4WD 250.0 13.0
2.4Li 2008 2WD 277.0 45.0
  2005 2WD 276.0 24.0
2.4Gi 2008 2WD 331.0 55.0
  2005 2WD 327.0 25.0
比較参考車種
レガシィツーリングワゴン2.0GT  2008 4WD 310.5 86.0
  2008 4WD 295.0 6.0
レガシィツーリングワゴン3.0R 2008 4WD 308.0 67.0
  2005 4WD 300.0 7.0

アベンシスの特徴とモデルの推移

  「アベンシス」はUKの工場で生産され、ユーロ圏を中心に販売されるミドルサイズのセダンととステーションワゴンである。3代目の現行モデルが日本に導入されたのは2011年9月。2.0Lエンジン搭載のワゴンだけが発売され、セダンの設定はなくなった。当初「Xi」の2WD車のみのモノグレードであったが、2012年のマイナーチェンジで上級装備の「Li」が加わっている。

 日本国内では専用車種を導入するほどのワゴン市場がなくなったため、逆輸入という手法で導入された同車。ステアリングコラム左右の操作レバーのレイアウト、CVT制御やサスペンションのチューニングは欧州仕様のものをそのまま使用、欧州仕様をそのまま生かしたことでスポーティでしなやかな走行性能を持ち、長距離ドライブを前提としたワゴン造りには、日本車らしくない欧州車テイストがある。

 日本市場の登場は時期的にマイナーチェンジの直前であったため、2011年7月から10月までの期間限定生産であった が、2012年4月のマイナーチェンジに伴い、期間を設定しない通常販売となった。 ネッツ店以外の系列で販売される。

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