クラウンマジェスタの買取相場と値引き交渉のポイント

   

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クラウンマジェスタの買取・下取りの価格相場と査定を受ける際のポイントや新車購入時の値引き交渉の進め方などクラウンマジェスタの売買についてディーラーのセールスマンを10年以上経験した執筆者がアドバイスをする。
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クラウンマジェスタの下取相場と売却時のワンポイントアドバイス

 2013年にフルモデルチェンジされた現行モデルは、トヨタブランドの最上位機種という位置から、クラウンシリーズの上級モデルという位置づけになっている。ホイールベースは延長されているものの、ボディが共通のため外見で見分けがつくのは両車のオーナーぐらいでしょう。
特別感がなくなって評価もガタ落ちかと言えばそうでもなさそう。もともと、クラウンシリーズだっとこともあり、「セルシオ」に変わってフラッグシップになったものの、常に「クラウン」以上の存在にはなれなかっただけに、試乗の評価は今も昔も変わらない。

 高額車だけに値落ち額は強烈で、優にコンパクトカー一台分落ちるが、その後の値落ちは少ない。しかし、価格差がある「クラウンロイヤル」との比較では2年目ですでに下回る。しかし、日産の「シーマ」と比べればまだいい方でしょう。意外に買い取り相場が良いのは4WDで、高級車ながら4WDの需要はあるようです。

下取り参考価格表

車種 グレード 年式 駆動方式 新車価格 下取り参考相場
マジェスタ 2015 2WD 580.9 406.0
2014 2WD 580.9 373.0
2013 2WD 580.9 362.0
Fバージョン 2015 2WD 638.0 464.0
2014 2WD 638.0 456.0
2013 2WD 638.0 452.0
Four 2015 4WD 600.0 490.0
2014 4WD 600.0 468.0
比較対象車種
ハイブリッド ロイヤルサルーンG 2015 2WD 510.4 375.0
2014 2WD 510.4 355.0
2013 2WD 510.4 342.0
日産シーマ ハイブリッド 2015 2WD 700.0 421.0
2014 2WD 700.0 385.0
2013 2WD 700.0 342.0

クラウンマジェスタの新車値引情報

 他のクラウンシリーズ同様トヨタ店で扱う「マジェスタ」なので、事実上トヨタ同市の競合は困難。となると競合相手は日産の「シーマ」ですが、価格帯が違い過ぎてあまり効果がなさそう。いっそ「エルグランド」の見積を取る事でもいいのではないでしょうか。目的は同クラスの比較ではなく、「マジェスタ」をいかに安く買うかという事ですから、車形にこだわる必要はありません。
他にも候補があるという事実があるだけで目的は達成します。具体的な値引き要求はベースグレードと”Fバージョン”との差額約60万円。法外な要求かと思われますが、法人営業の多い「マジェスタ」では、常にこのくらいの要求を突きつけられているので問題ありません。あとはどこまで歩み寄れるかで、その主導権を握るためにこちらからアクションを起こすのが必要なのです。

値引き目標額35万円

前モデルの下取相場と売却時のワンポイントアドバイス

 高額車種のため、5~6年経過してもかなりの下取り価格がつくのは間違いないが、グレードによっては「クラウン」シリーズを下回っている。このモデルまでは「クラウン」から独立した独自のボディを持ち、明らかに独立した車種として認識されている。そのため、モデルそのものの人気が反映された結果となっています。唯一のライバル日産「シーマ」の現状を見ると、天と地とほどの差があり、オーナーはほっとするのではないでしょうか。

 改めて「マジェスタ」の下取相場を見ると、中古車で「クラウン」を検討するなら「いっそマジェスタに」と思う方がもっと居てもいいでしょう。

下取り参考価格表

車種 グレード 年式 駆動方式 新車価格 下取り参考相場
Aタイプ 2013 2WD 580.9 241.0
2011 2WD 580.9 183.0
2009 2WD 580.9 138.0
Gタイプ 2013 2WD 704.7 271.0
2011 2WD 704.7 230.0
2009 2WD 704.7 201.0
i-Four 2013 4WD 657.1 252.0
2011 4WD 657.1 217.0
2009 4WD 657.1 189.0
比較対象車種
ロイヤルサルーンG 2011 2WD 501.9 190.0
2009 2WD 509.5 148.0
日産 シーマ 2013 2WD 700.0 342.0
 450XL 2009 2WD 600.0 103.0

クラウンマジェスタの特徴とモデルの推移

 2013年9月に6代目にフルモデルチェンジしたのが現行モデル。初代より続いた「マジェスタ」専用ボディは廃止され、「クラウンロイヤル」のホイールベースを延長したボディを採用、さらに車種名に「クラウン」が加わり、「独立車種」としての位置づけからクラウンシリーズの一部という位置づけに戻った。
 「クラウンロイヤル」との外観上の違いは、グリルのバーをマジェスタ伝統の縦バーに変更、フロントバンパー下部のクローム加飾追加、LED4灯式ヘッドライトの採用などがある。特徴でもあった縦型リアコンビネーションランプは廃止され、マジェスタ独自の個性は大きく減ずることになった。

 全車種ともV6エンジンとの組み合わせによるハイブリッド専用車となり、アトキンソンサイクルの2GR-FXE型に置換。「FR専用2段変速式リダクション機構付ハイブリッドシステム」を採用したことでV8エンジンに匹敵する動力性能とJC08モード燃費で18.2km/Lの低燃費を両立し、「平成27年度燃費基準+20%」を達成している。

 2014年7月にはハイブリッドフルタイム4WD車「マジェスタFour」を発売。専用エンジンとして、「マジェスタ」史上初の4気筒、そしてに2.5Lエンジンを用いて、高い操舵安定性と低燃費(JC08モード燃費で19.4km/L)を両立した。

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