カローラアクシオの買取相場と値引き交渉のポイント
目次
カローラアクシオの下取相場と売却時のワンポイントアドバイス
従来からのガソリン車も、新しく加わったハイブリッドも大きな差がない。逆に、ハイブリッドは新車では順調に受注を伸ばしながらも、下取り査定では新車価格の差以上には差がないようだ。今後の人気次第では価格変動も予想されるが、ガソリン車とハイブリッド車を併売する車種においては、特別扱いはされていないのが現状だ。中古車市場においても、ハイブリッド車がハッキリと目立つわけではなく、「カローラ」の中でも高い車種という認知度。このへんが、ハイブリッド専用車種との違いだ。
下取り参考価格表
車種 グレード | 年式 | 新車価格(万円) | 駆動方式 | 下取り参考相場(万円) |
---|---|---|---|---|
1.5G | 2013 | 157.1 | 2WD | 89.0 |
1.5X | 2013 | 137.1 | 2WD | 82.0 |
1.5ラグゼール | 2013 | 196.9 | 4WD | 97.0 |
1.3X | 2013 | 132.8 | 2WD | 85.0 |
ハイブリッドG | 2013 | 197.6 | 2WD | 139.0 |
カローラアクシオの新車値引情報
やはり、ハイブリッドが1.5L、1.3Lに比べて少ない値引きという構造になっている。納期も若干かかっているのも原因。販売の中心である1.5L車の値引きが大きく、価格の安い1.3L車1.5L車より値引きで2~3万円少ない。結果的に1.5Lの下位モデルの方が安く買えそうだ。競合車種は1.5Lモデルでマツダの「アクセラ」があり、1.3Lなら日産の「ラティオ」か。中でもマツダの「アクセラセダン」は同ハッチバックより販売が伸びておらず、マツダ流の拡販が始まっているので、見積書には立派な数字が踊りつつある。
ハイブリッド車は直接的なセダンのライバルは皆無だが、やはりホンダの「フィットハイブリッド」が一番の競合相手。渋るハイブリッド車の値引き交渉を有利に進めるには、「フィットハイブリッド」が必要だろう。今後マツダの「デミオディーゼル」などが出てくるので、「アクシオハイブリッド」の優位性は少なくなってくるので、徐々に値引きも拡大し、カローラシリーズ全体で、販売対策などが強化され、プラスアルファの買い得感がある施策が用意されると思われる。
値引き目標 23~25万円 ハイブリッド車 15~18万円
前モデルの下取相場と売却時のワンポイントアドバイス
1.5Lクラスの標準的な価格なのが「カローラ」。同社で同じエンジンを搭載する「オーリス」などと比べても価格の差は少ない。ただ、法人ユーザーが利用したクルマや、リースアップ車も多く、全体として下取り価格が良いとは言えない。グレードが上のものや、限定車など装備の充実した車種が比較的人気だ。
現行モデルと全モデルの比較では、2012年のモデルチェンジイヤーで少し大きな差が出た。思ったよりも、ダウンサイジングされた現行モデルの評価が高かった結果と思われる。
カローラアクシオの特徴とモデルの推移
先代より日本国内向けセダンは「カローラ アクシオ(COROLLA Axio)」のサブネームが付き、2012年5月にステーションワゴンの「フィールダー」とともにフルモデルチェンジされた。これまでのMCプラットフォームからBプラットフォームに変更され、先代と比べて全長50mm短縮したが、ホイールベースはそのままで室内空間を確保した。併せて、最小回転半径を4.9mに縮小するなど、取り回しも良くした。フロントデザインはトヨタの新しいデザイン表現である「キーンルック」を採用、躍動感のあるシルエットを持つサイドと、張りのあるリアデザインとなっている。
9代目カローラセダン以来6年ぶりの復活となる1.3L車を設定。エンジンはダイハツ工業と共同開発したDual VVT-i搭載の1NR-FE型を採用し、JC08モードで20.6km/Lの優れた低燃費性能も併せ持つ。1.5L車は1NZ-FE型に、新型Super CVT-iを採用し、JC08モードで20.0km/Lの低燃費性能を実現。こまた、1.5L・2WD・CVT車にはカローラ初となるアイドリングストップ機能「Toyota Stop & Start System」(SMART STOP)をメーカーオプションに設定。更なる燃費向上を実現した。