シエンタの中古車買取価格
2016/02/22
目次
シエンタの下取り相場と売却時のワンポイントアドバイス
ハイブリッドと衝突回避支援パッケージがポイント
2015年にフルモデルチェンジされた現行モデルについてはまだ相場が落ち着いていませんが、非常に高いものになるという予想はあります。
同じパワーユニットを搭載する「アクア」や、「シエンタ」と同じく2015年にフルモデルチェンジされ、マイルドハイブリッドを搭載したスズキの「ソリオ」と比べても下取り価格は高いものになっています。
ハイブリッド車とNA1.5L車との比較では、車両価格以上の差はないように思われますが、新車販売においてハイブリッド車の人気が圧倒的に高いため、今後はハイブリッド車の相場の方が落ち幅が低いと思われます。
まだ下取りに入れる人は少ないと思いますが、リセールバリューを考えれば全車にメーカーオプション設定されている、衝突回避支援パッケージの「 Toyota Safety Sense C」を装着されることをお勧めします。
グレードを一つ落としてでもこちらの付加価値の方が上回ることは確実で、リセールバリューのみならず実用上のメリットも大きいのです。
下取り参考価格表
車種・グレード | 年式 | 駆動方式 | 新車価格 | 下取り参考相場 |
---|---|---|---|---|
1.5G | 2015 | 2WD | 196.4 | 155.0 |
1.5XVパッケージ | 2015 | 2WD | 169.5 | 135.0 |
ハイブリッドX | 2015 | 2WD | 206.1 | 171.0 |
ハイブリッドG | 2015 | 2WD | 215.7 | 183.0 |
比較車種 | ||||
ホンダフリードG | 2015 | 2WD | 161.6 | 109.0 |
フリードハイブリッド | 2015 | 2WD | 204.6 | 158.0 |
アクアG | 2015 | 2WD | 180.9 | 135.0 |
シエンタ前モデルの下取り相場と売却時のワンポイントアドバイス
呼び戻された長寿モデルは中古車で人気に
ボディサイズは小型だが3列シートを備え、7人乗車を可能とし、後席に両側スライドドアを採用するコンパクトミニバン。
初代モデルは2003年に発売され、2010年11月に販売終了となったが、半年後の2011年5月にビッグマイナーチェンジを受け復活し、その後2015年まで生産された極めて異例 な車種。
主婦層を中心に使い勝手やその愛嬌のあるデザインなどには定評がある。
昨年まで生産されていただけに、基本設計は古いものの古臭さは感じられず、街中で見受けられる比率はまだ現行車種を上回っている。
現行モデルが同じ車種とは思えないほど変わったためもあるかも知れません。
2011年のマイナーチェンジ前後での評価の差は、見た目以上に大きく、20~30万円ほどの差がありフルモデルチェンジに匹敵するほど。
2010年式以降は一気に下がるので、この年式の同モデルの方はそろそろ検討を始めてもいいでしょう。
下取り参考価格表
車種・グレード | 年式 | 駆動方式 | 新車価格 | 下取り参考相場 |
---|---|---|---|---|
DICE | 2015 | 2WD | 159.5 | 109.0 |
2013 | 2WD | 159.5 | 93.0 | |
2011 | 2WD | 159.5 | 79.0 | |
DICE | 2013 | 4WD | 176.5 | 111.0 |
2011 | 4WD | 176.5 | 100.0 | |
X | 2015 | 2WD | 150.0 | 88.0 |
2013 | 2WD | 150.0 | 76.0 | |
2011 | 2WD | 150.0 | 53.0 | |
2010 | 2WD | 150.0 | 36.0 | |
2007 | 2WD | 150.0 | 6.0 | |
X | 2013 | 4WD | 169.0 | 120.0 |
2011 | 4WD | 169.0 | 102.0 | |
2010 | 4WD | 169.0 | 60.0 | |
2007 | 4WD | 169.0 | 13.0 |
コンパクトミニバンの人気と下取り相場
ユーザーは魅力ある車種を待ち望んでいた
「シエンタ」は車格も居住スペースも一回り大きくなり、前モデルからは予想もつかないほどの人気ぶりで、瞬く間に「アクア」「プリウス」に次ぐトヨタ第三の柱になりつつあります。
「ノア」タイプのミニバンが主力となっているため意外な気もしますが、「シエンタ」が一度生産中止となりながらも復帰させたり、ホンダの「フリード」が発売されて以来大ヒットしている現状を見ると、ユーザーは手頃な大きさで、しかも3列シートの装備されたコンパクトサイズのミニバンを求めていたことがわかります。
前モデルの「シエンタ」の販売が振るわなかったのは単にモデル自体の魅力が「フリード」に対して劣っていたからにすぎないのです。
だから、「フリード」以上の居住性や、最新のハイブリッドシステムと安全装備を充実させたとたんに大ヒットとなったわけです。
下取り相場が良いのは、このクラスのコンパクトミニバンが少なく、それでいて室内スペースに余裕のある中古車を求めるユーザーが多いことがあります。
多少古くても、「ノア」よりも安くて維持費が少なくてすむコンパクトミニバンは総じて良い相場になるのは、このコンパクトカー+αの魅力を新車ユーザー以上に良く理解するユーザーが多く存在するためでしょう。
下取り参考価格表
車種・グレード | 年式 | 駆動方式 | 新車価格 | 下取り参考相場 |
---|---|---|---|---|
フリードG | 2015 | 2WD | 161.6 | 109.0 |
2013 | 2WD | 161.7 | 116.0 | |
2011 | 2WD | 161.8 | 77.0 | |
2010 | 2WD | 161.8 | 60.0 | |
ソリオハイブリッドMX | 2015 | 2WD | 157.0 | 93.0 |
ソリオS | 2013 | 2WD | 154.7 | 77.0 |
2011 | 2WD | 154.7 | 62.0 | |
WELL | 2010 | 2WD | 109.0 | 1.0 |
シエンタの特徴とモデルの推移
発売から12年にしてついに2015年7月に初のフルモデルチェンジされた2代目「シエンタ」は、トレッキングシューズをイメージした機能性と動感を表現したデザインを目指して設計されている。
低床フラットフロアにより乗降性を高め、タンブル機構を備えたセカンドシートとサードシート幅広のベンチ風サードシートはダイブイン格納機構を備えた。
パワートレインには1.5Lと「リダクション機構付THS II」を搭載したハイブリッドモデルを新設。
また、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」を全車にメーカーオプション設定した。