新型ヴィッツの値引きと下取りの相場情報
2015/06/12
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ヴィッツの買取相場と値引き交渉のポイント 2015-06-12
(写真はマイチェン前のヴィッツ)
目次
ヴィッツの新車値引情報
マイナーチェンジ前もベスト10に常に名を連ねる人気車種だけに、後期型導入後その人気は加速するはず。特に燃費を大きく向上した1.3Lモデルは受注が集中することが予想され、値引きは厳しい状況だ。しかし、登録車の中でも激戦区のクラスなだけに、ライバルを競合させることで、突破口が開ける。人気車種とはいえホンダフィットや日産ノートを追う立場であるのは事実なので、この2車を前面に押し出しての攻防となる。
値引き目標額 20~24万円
ヴィッツの下取相場と売却時のワンポイントアドバイス
トヨタのもうひとつの主力コンパクトカーである「パッソ」と同じ年式で比較すると、圧倒的に高い相場を保ち、人気の軽自動車にも引けはとらない相場だ。
下取り相場
1.0F 2WD H25年式(新車価格114.8万円)下取り参考価格 69万円
H22年式(新車価格114.8万円)下取り参考価格 60万円
1.3Jewela 2WD H25年式(新車価格130.5万円)下取り参考価格 78万円
H22年式(新車価格130.5万円)下取り参考価格 68万円
1.3U 4WD H25年式(新車価格161.8万円)下取り参考価格100万円
H22年式(新車価格161.8万円)下取り参考価格 88万円
ヴィッツのモデルチェンジ情報
4月21日にマイナーチェンジを行い後期モデルになった「ヴィッツ」。注目はアトキンソンサイクルになった1.3Lモデル。JC08モード燃費は同じく燃費の向上した1.0Lをも上回る25.0㎞/L。これはマツダデミオ13-SKYACTIVの25.0㎞/L、日産ノートDIG-Sの25.2㎞/Lと並ぶ高水準。トヨタはこれまでどちらかというと、ハイブリッドに開発の重点が置かれていたが、今後はこの1.3Lエンジンが低価格のコンパクトカーに随時搭載されていくだろう。
前モデルの下取相場と売却時のワンポイントアドバイス
現行モデルに負けない人気車種だった旧モデルだが、1.0、1.3LともにH17~18年が下取り相場を維持する限界。
下取り相場
1.0F 2WD H22年式(新車価格112.5万円)下取り参考価格 42万円
H17年式(新車価格112.5万円)下取り参考価格 14万円
1.3U 2WD H22年式(新車価格134.5万円)下取り参考価格 45万円
H17年式(新車価格134.5万円)下取り参考価格 15万円
1.3I’ll 4WD H22年式(新車価格156.0万円)下取り参考価格 71万円
H17年式(新車価格156.0万円)下取り参考価格 25万円
ヴィッツの特徴とモデルの推移
1999年より日本内外で販売されるトヨタの主力ハッチバックタイプのコンパクトカー。国内ではネッツ店の専売車種になる。初代から5ナンバーサイズを維持し、ボディタイプは3ドアと5ドアがあるが、現行モデルは5ドアモデルのみの設定になっている。エンジンには1.0、1.3、1.5Lと幅広いラインナップを持つ。
2010年に発売された3代目の現行モデルのエンジンは、1.3L車がDualVVT-iを採用したものに変更。アイドリングストップ機構搭載車も設定、全グレ-ドにCVTを採用している。
また、全長の拡大により室内長も拡大されたことで足元のスペースが拡がり快適性を向上。インテリアでは初代から採用されてきたセンターメーターを廃止してオーソドックスなものに変更されている。
2014年4月のマイナーチェンジにおいて、1.3LのFF車にアトキンソンサイクルを採用、クールドEGR、VVT-iEおも採用した1NRーFKEに変更し、さらにアイドリングストップ機構を標準装備したことで燃費を向上JC08モード燃費率を25.0㎞/Lに、1.0L車においては圧縮比の向上や低フリクション化を進め同24.0㎞/Lとなっている。
エクステリアには「キーンルック」を導入したフロントフェイス、アッパーグリルのV字ラインと開口の広いロアグリルを採用、バンパーデザインをハの字型に張り出す踏ん張り感のあるフロントビューを表現させた。リアデザインはコンビネーションランプの形状を変更し、またガーニッシュを強調造形とすることでワイド感を表現させた。