プリウスαの値引きと下取りの相場を知っておこう
目次
プリウスα(アルファ)の値引情報
「アクア」に比べてさすがに飽きられて来た感もあり、ひところの勢いはない。ユーザーも「プリウスだから」と諦める人はもういないだろう。ちょっと値引きの渋い普通のクルマとみていい。しかし、競合車種が見当たらないのがつらい。「アテンザワゴン」が価格的には近く、話題性もある。マツダの対応に期待する。
値引き目標額 20万円
プリウスα(アルファ) の下取相場と売却時のワンポイントアドバイス
下取り相場
Gツーリングセレクション7人乗りスカイライトルーフ 2WD H24年式(新車価格314.8万円)参考価格243万円
H23年式(新車価格314.8万円)参考価格232万円
Sツーリングセレクション5人乗り 2WD H24年式(新車価格266.7万円)参考価格208万円
H23年式(新車価格266.7万円)参考価格200万円
S 7人乗り 2WD H24年式(新車価格257.1万円)参考価格197万円
売却時のワンポイントアドバイス
さすが人気車種。派生車も高値だ。年度落ちも10万円以下に抑えられている。新型登場まではこのまま続くと思われるが、革新的な燃費向上が図られると急激に落ちる危険性がある。
プリウスα(アルファ)のモデルチェンジ情報
「プリウス」のフルモデルチェンジの時期は2014年~2015年。その燃費性能はJC08モード40km/L程度になるとさ れる。バッテリーに関してはまだ確定情報はなく、二通り考えられる。リチウムイオンバッテリーの採用は、燃費という意味でのトップを目指すなら、リチウムイオンバッテリーの搭載は必須アイテム。現在コストの問題からまだ広く普及するに至っていないが、「アコードHYBRID」を見てもその効果は大きく、採用に踏み切る可能性がある。
もうひとつは、ニッケル水素バッテリーの採用である。超低価格化でのハイブリッド普及を目指すトヨタにとっては重要な経営戦略。次期プリウスも低価格なニッケル水素バッテリーが引き続き採用される可能性が高いのではと考える。
プリウスα(アルファ)の特徴とモデルの推移
2011年5月発売開始。3代目プリウスのホイールベースを延長させた5人乗り・2列シートと、7人乗り・3列シートをラインナップするステーションワゴン。ホイールベース以外もサイズは一回り大きい。プリウスに対して全長は4615mmで155mm長く、この延長分は3列シートやラッゲージルーム拡大のために使われる。また全幅も1775mmと35mm広げられている。
ハイブリッドシステムは「プリウス」と共通で、バッテリーについては ニッケル水素電池をラゲッジルーム下に搭載するが、3列シート車のみ3列目シートの空間を確保するために軽量でコンパクトなリチウムイオン電池を、センターコンソール下部に設置する。
ワゴン車にとって重要となるインテリアについては、小型化したシフトレバーをステアリングサイドに移動させ、5人乗り仕様についてはサイドウォークスルーを可能としている。3列目シートは補助席的な作りではなく、左右間隔も適度で、さらにつま先が2列目シートの下に入るので、大人でも十分に使用に耐えられる。さらに2列目シートは1列目よりも45mmヒップポイントが上げられているので解放感が高く、3列目も2列目より45mm上げられているので3列目に座っても閉塞感がないようになっている。
2012年10月 一部改良 グレード変更。
2013年4月 ダイハツへ「メビウス」としてOEM供給を開始。5人乗り2列シート車のみの設定。