アクアのカスタム~HVにも走りを求める

      2015/05/18

この記事の所要時間: 349

アクアは2011年にトヨタが製造・販売を始めたHV小型ハッチバック乗用車で、基本的にはプリウスの派生車になる。台湾や北米ではPRIUSーCの名称で呼ばれていることからも、それが判る。

アクア

サイズと重量は、全長3995㎜、全幅1695㎜、全高1445㎜、重量1050~1080㎏となっている。
駆動方式はFFで、パワーユニットは1NZ-FXE 1.5リッター ストレート4 DOHC と1LM型 交流同期電動機を組み合わせている。

サスペンションはフロントがストラット、リアはトーションビームを採用している。トランスミッションは、電気式無段変速機 を搭載している。

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動的なボディー剛性の強化&強化サスでHVの走りを変える

エンジンやバッテリー、車体の軽量化がプリウスよりも300㎏軽く仕上がっているアクアは、かなりいいハンドリングを示してくれる。

ちょっと前だとHVのハンドリングなどあまり問題にはしなかったものだが、僅かな期間でこういった面は当たり前に改善されつつある。

アクアはオールマイティーにどんなシチュエーションでもこなしてくれるが、やはりハンドリングカーを求めている人にとっては、少々もの足りない。

強化サスを組み込んで対応するわけなのだが、あまりバネレートを上げないほうがいい。バネレートでロールスピードを抑えるよりも強化スタビライザーに任せて、バネの大きい固有振動の吸収と姿勢変化の抑制を強力なダンパーに任せた方が、扱いやすい。ダンパーは縮み側よりも、伸び側のダンピングの強いものの方が姿勢変化を抑えられる。

次にリジッドカラーを使い、サブフレームと基本構造のボディーの結合を高めて、ソリッドで一体感のある車体にする。こうするとサスの動きをほぼ設計値通りにすることができるので、タイヤが路面を正確にトレースすることができるようになり、ハンドリングフィールは格段に良くなる。

まだ不足に思う方は、前後ともにアンダーブレースをいれておくと、相当強固な車体にすることが可能になる。

ハンドリングには明らかな違いが出るので、満足感の高いカスタマズになる。

ブレーキの強化はやはり必要

ハンドリングを改善するとやはりいろいろなところに行きたくなるので、ワインディングを走る機会も多くなりがちだ。

タウンユースや高速巡航程度の使用頻度と強度では、ほとんど不満らしい不満も出ないのだだが、いったん舞台をワンディングに移すとそうはいかなくなる。

とくにワインディングの長い下りでの連続使用では、フェードやヴェーロック対策をしていた方が安心感は高い。

耐フェード性の高いパッドを使い、高沸点タイプのフルードに交換しておき、ステンレスメッシュで補強をしたラインを使えば、熱対対策は十分だろう。ラインが高温・高圧で膨らむこともないので、高温になってもペダルタッチは変わらず、ペダルコントロールも楽になる。

ただしこのラインを使ううと、有効ストロークは小さくなるので慣れは必要になる。

もっと安定したストッピングパワーを得たいと思うのだったら、対向4ポッドの高剛性キャリパーを使えばそれは可能になる。対向型のピストンはどんな局面でも、ローターをしっかり両面から挟んでくれるので、安定した強力なストッピングパワーを得ることができる。

このフィールはローターが熱変形でもしない限り続くので、ドライバーは高い信頼と安心感を得ることができる。

サスの強化と動的なボディー剛性の強化、そしてブレーキの強化はパッケージとしてとらえて、同時にカスタマイズすることをおすすめしたい。

品のある個性をエアロに求める&シートの機能性を重視

プリウスよりはスタイリッシュなのだが、個性ということになると少々物足りない。エアロでドレスアップをするのだが、あまりケバケバしいイメージにならないように注意してやりたい。

ホイールはデザイン性が強めなスポークタイプがおすすめになる。ただし、クロームメッキはあまりお勧めできない。

あとはシートをスポーツタイプのバケットシートに交換して、プアーなホールド性を劇的に変えて機能面を満足させることをおすすめしておきたい。

最近はこの手のシートも製品数が多くなっているので、選択肢は広い。ぜひ満足度の高いカスタマイズで、アクアを仕上げていただきたいと思う。

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