ヴェルファイアの値引きと下取りの相場情報
ヴェルファイアの新車値引情報
アルファードよりもアグレシップなデザインが人気の同車は、低燃費車ブームを後目に順調な販売を続けている。事実高級車は売上を伸ばしており、アベノミクス効果絶大といえる。
販売の主力は比較的燃費も良く、低価格な2.4Lモデルだが、値引きを考慮して買い得感を求めるなら、あえてパワフルなV6エンジンモデルを狙うのもいい。3.5Zなら一部の2.4Lモデルよりも低価格である。ライバルは「エルグランド」で30万円は最低線。仕上げは販売店違いの「アルファード」を持ってきて10%狙いを主眼におく。
値引き目標額:30~35万円
ヴェルファイアの下取相場と売却時のワンポイントアドバイス
新車の人気を反映しており、大型のミニバンでは最高評価だ。V6モデルや4WDも値落ちが少なく、直4モデルとほぼ同じペース。割高な印象のHYBRIDよりも中古車市場では人気があるくらいだ。あえて言えば「アルファード」は白、「ヴェルファイア」は黒のボディーカラーが最高値の条件で、買い取り専門店ではその傾向が強い。限定車は判断がつきにくいが、装備アップ分は考慮される。
下取り相場
3.5Z 7人乗り 2WD H23年式(新車価格359.0万円)下取り参考価格257万円
H20年式(新車価格359.0万円)下取り参考価格219万円
2.4X 8人乗り 2WD H23年式(新車価格295.7万円)下取り参考価格222万円
H20年式(新車価格295.7万円)下取り参考価格191万円
3.5V Lエディション7人乗り 4WD H23年式(新車価格456.0万円)下取り参考価格326万円
H20年式(新車価格359.0万円)下取り参考価格280万円
ヴェルファイアのモデルチェンジ情報
モデルチェンジは2014年末から2015年に入ってから。詳細は不明だが、現行モデルの人気が高いため。キープコンセプトのデザインで、ホイールベースの延長などで居住性を向上させる。パワートレインも現行同様2.5L直4と、燃費を改善し25.0㎞/L程度の低燃費になる2.5Lハイブリッド、そして3.5L V6も継続採用される。ただし、このV6エンジンはまったくの新設計になるようだ。これにより居住性と燃費でライバル、「エルグランド」の息の根を止めるつもりだ。ただし、日産も2.5Lの4気筒スーパーチャージャーエンジンに、電気モーターを加えたハイブリッドシステムを発表しており、現行V6エンジン搭載車に採用される模様なので、1年ほど遅れて登場する次期エルグランドも当然該当する。 そうなればライバル越えは必須だろう。
ヴェルファイアの特徴とモデルの推移
2008年5月、姉妹車アルファードのフルモデルチェンジと同時発売されたネッツ店専売の、Lクラスミニバン。アルファードとの差別化のため、力強さや先進性を強調し、フロントマスクも上下2分割のヘッドライトを採用するなどアルファードよりアグレッシブなデザインとなっている。リヤに関しては「ヴォクシー」同様、クリアタイプのコンビネーションレンズを採用して若さを強調している。 インテリアでは、2列目キャプテンシート7人乗りとベンチシートの8人乗りがあり、大型ヘッドレスト、リクライニングやオットマンの操作が電動化される「エグゼクティブパワーシト」の設定もある。
パワーユニットはDual VVT-i採用で206kW(280PS)のパワフルなV6・3.5Lと、経済性と走りのバランスが取れた直4・2.4Lをラインナップ。スーパーインテリジェント6速オートマチック(6 Super ECT)を採用し、2WDと4WDを設定。 そしてマイナーチェンジで追加設定されたEーFour採用のHYBRIDがある。
2011年のマイナーチェンジでは、フロント周りのデザインを変更し、スピードメーターのデザインやシート表皮、木目調色を変更。オートマチックハイビーム、運転席オートスライドアウェイ などの先進装備も採用している。また、トヨタ初のパノラミックビューモニターをオプション設定した。 、