MRワゴンの買取相場と値引き交渉のポイント

   

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MRワゴンの買取・下取りの価格相場と査定を受ける際のポイントや新車購入時の値引き交渉の進め方などMRワゴンの売買についてディーラーのセールスマンを10年以上経験した執筆者がアドバイスをする。
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MRワゴンの下取り相場と売却時のワンポイントアドバイス

ワゴンRとの差が広がりつつある相場

 軽トールワゴンに分類される同車は、同じスズキの「ワゴンR」や、ダイハツ「ムーヴ」と同じクラス。

知名度という点ではこの2車にはかなわないが、下取り相場としては大差がない。

しかし、2車とも新モデルになってからはその限りではなく、かなりの差が付き初めている。

新車の販売台数においても、直近の2015年10月度では「ワゴンR」の約7千台に対して「MRワゴン」は400台ほどでしかない。

 特徴的なのは、OEM供給している日産の「モコ」の人気が高く、日産では「デイズ」が投入されるまでは軽自動車の主力車種だっただけに、新車販売でも「MRワゴン」を上回っており、中古車市場でも同じ傾向があること。

知名度も同様で、どちらがOEM車か勘違いされる方もいるほど。

 今後の傾向としては、現行モデルである限りは「ワゴンR」「ムーヴ」には大きな差が生じたままになり、所有されるユーザーにとっては厳しくなる一方だと考えられます。

下取り参考価格表

車種・グレード 年式 駆動方式 新車価格 下取り参考相場
L 2014 2WD 111.8 49.0
G 2011 2WD 107.8 34.0
L 2014 4WD 123.0 50.0
2011 4WD 119.0 25.0
X 2014 2WD 123.2 53.0
2011 2WD 115.8 35.0
X 2014 4WD 134.4 50.0
2011 4WD 127.0 25.0
T 2014 4WD 132.7 38.0
比較車種
FX 2014 2WD 106.0 57.0
2012 2WD 102.0 38.0
ダイハツミラココアL 2014 2WD 107.6 63.0
2011 2WD 112.3 52.0

MRワゴンの新車値引情報

日産モコとの直接対決

 「ワゴンR」よりは交渉の余地があるでしょう。

特にOEM供給している日産の「モコ」との競合は効果があると思われます。

2015年10月度の販売台数では双方とも低調とは言え、「モコ」の約1400台に対して「MRワゴン」は400台ほどでしかなく、同車のスタイルやコンセプトを気に入ったとしても、日産の店舗に行くユーザーが圧倒的に多いのがわかります。

店舗数などの営業力の差が大きいのですが、せっかく訪れたチャンスを逃しては、ベース車両を販売する側の孤剣に関わります。

意地でも値引きで負けるわけにはいきません。

利益率も日産より大きいはずなので、理論的にも可能なはずです。

値引き目標額13~15万円

前モデルの下取り相場と売却時のワンポイントアドバイス

人気の差は歴然

 現行モデル以上に「ワゴンR」や「ムーヴ」との差が付いています。

前モデルはそのデザインが現行モデル以上に個性的であり、その分好き嫌いが大きく中古車市場でも売りにくいというこになります。

軽自動車、特に中古車においては、SUVなどを別にすれば、個性的な車種ではなく、より一般的な車種が好まれる傾向があります。

もし、店頭に同価格の「ワゴンR」と「MRワゴン」が並んでいたら、10人中9人は「ワゴンR」を選んでしまうのであれば、「MRワゴン」を売るには「ワゴンR」より安くする必要があります。

当然、下取り価格は抑えることになるのです。

 その中でもリセールバリューのあるのは4WD。

前期型のターボも期待が持てる。

下取り参考価格表

車種・グレード 年式 駆動方式 新車価格 下取り参考相場
G 2010 2WD 96.8 26.0
2006 2WD 96.8 3.0
G 2010 4WD 110.5 37.0
2006 4WD 108.0 6.0
ウィットTS 2010 2WD 119.3 32.0
2006 2WD 119.3 6.0
ウィットTS 2010 4WD 130.5 42.0
2006 4WD 130.5 24.0
比較車種
ワゴンR FX 2010 2WD 110.7 42.0
2006 2WD 96.5 3.0
ダイハツミラココアL 2010 2WD 100.0 43.0

MRワゴンの特徴とモデルの推移

 それまでファミリー層だったターゲットを若年層に切り替え、「低燃費・広い室内空間・個性派デザインを採用した新感覚軽ワゴン」として開発されたのが、2011年に発売され3代目となる現行モデル。

個性的なスタイリングと広々としたキャビンを実現するため、ホイールベースを先代に比べ65mm拡大。

結果、「ワゴンR」やよりも25mm長く、スズキの軽乗用車の中で最も長い2,425mmとなった。

また、エアロと上級装備車「「MRワゴンWit」も復活させている。

 2013年7月の一部改良時には、他のスズキ車同様に「新アイドリングストップ機構」「エネチャージ」「エコクール」などを導入し、またエンジンを改良、タイミングチェーンを細幅化することで、軽量化に貢献するとともにフリクション(摩擦抵抗)を低減した他、副変速機構付CVTの改良や、CVTのディファレンシャルケースの軽量化により、パワートレインの高効率化を図るなど低燃費性能を向上した。

 また、前モデル同様に日産へ「モコ」としてOEM供給している。

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