ワゴンRスティングレーの買取相場と値引き交渉のポイント
目次
ワゴンRスティングレーの下取相場と売却時のワンポイントアドバイス
同車の販売を牽引しているのが「ワゴンRスティングレー」。軽自動車各社のトールワゴンに設定されるスポーツカスタムバージョンであるが、スタイリングは割と大人しく、どちらかというとスポーツというよりスタイリッシュなイメージがあり、女性にも受け入られやすいのが特徴で、主なユーザーである主婦層も抵抗なく運転できる。
下取り相場自体は、ベースの「ワゴンR」に対して車両価格のプラス分程度の水準であるが、買取り専門店ではさらに上乗せされる傾向にある。特にワインレッドやブラックのボディカラーが好まれるようだ。「ワゴンR」とともに全体の下取り価格は非常に高い。
下取り参考価格表
車種 グレード | 年式 | 新車価格 | 駆動方式 | 下取り参考相場 |
---|---|---|---|---|
スティングレーT | 2014 | 142.5 | 2WD | 83.0 |
2012 | 142.5 | 2WD | 73.0 | |
スティングレーT | 2014 | 153.7 | 4WD | 89.0 |
2012 | 153.7 | 4WD | 80.0 | |
スティングレーX | 2014 | 128.0 | 2WD | 76.0 |
2012 | 127.0 | 2WD | 66.0 | |
スティングレーX | 2014 | 139.2 | 4WD | 81.0 |
2012 | 139.2 | 4WD | 66.0 |
ワゴンRスティングレーの新車値引情報
グレードは「X」と「T」だけのシンプルな構成。その金額の差は約13万円だが、アルミホイールなどの装備以外に、ターボチャージャー装着モデルであることを考えればお買い得である。もし、ターボが不要と考えるなら、同程度の価格差で、4WDを選ぶことが出来る。リセールバリューを考えれば、ターボか4WD、あるいは両方装備されていることが好ましい。
値引きの目標としては、この金額差を目指すのが理想。「X」の見積金額のまま、「T」を購入したいことをこちらから提案。営業側からの提示より先に、こちらから提案することで、交渉の主導権を握れます。また、値引き額を小出しにされるより、時間も短縮されます。とは言え軽自動車の値引き額は少なく、ベースモデルの「X 2WD」車で10万円、「T 4WD」で13万円というところ。
値引き目標 10~14万円
前モデルの下取相場と売却時のワンポイントアドバイス
「ワゴンRスティングレー」が登場したのはさらに前のモデルの2007年から。スポーツカスタム度はこちらの方がハッキリしていて、べースの「ワゴンR」との差別化が鮮明な印象を受ける。そのため男性ユーザーに好まれるようだ。4ATモデルが中心となる。この代からはあまりベースモデルとの差は分かりづらくなっている。4WD車の人気は非常に高く、買取り専門店などでも大きな差が付くようだ。
下取り参考価格表
車種 グレード | 年式 | 新車価格 | 駆動方式 | 下取り参考相場 |
---|---|---|---|---|
スティングレーT | 2012 | 135.0 | 2WD | 60.0 |
2010 | 135.0 | 2WD | 50.0 | |
2008 | 135.0 | 2WD | 44.0 | |
スティングレーT | 2012 | 145.2 | 4WD | 71.0 |
2010 | 142.2 | 4WD | 60.0 | |
2008 | 146.2 | 4WD | 54.0 | |
スティングレーX | 2012 | 122.5 | 2WD | 56.0 |
2010 | 122.5 | 2WD | 49.0 | |
2008 | 122.5 | 2WD | 40.0 | |
スティングレーX | 2012 | 133.7 | 4WD | 67.0 |
2010 | 133.7 | 4WD | 58.0 | |
2008 | 133.7 | 4WD | 49.0 |
ワゴンRスティングレーの特徴とモデルの推移
2003年デビューの3代目「ワゴンR」の派生モデルとして2007年に登場したのが、「ワゴンRスティングレー」。横長のディスチャージヘッドランプや半透明フロントグリル、先端を高くしたボンネット、クリアタイプのテールランプなど、ベースモデルと異なるエクステリアおよび黒色基調で統一されたインテリアが特徴。エクステリアに関しては全車にエアロパーツとアルミホイールが標準装備となり、ベースモデルとの差別化を図っている。
2012年8月にフルモデルチェンジされた5代目が現行モデル。「ENE-CHARGE(エネチャージ)」や「ECO-COOL(エコクール)」など、低燃費化技術や軽量化技術などが盛り込まれた次世代環境技術「スズキグリーンテクノロジー」として開発され、エネチャージは鉛バッテリーに高効率のリチウムイオンバッテリーを追加するとともに、オルタネーターを高効率・高出力化。発電に使用していたガソリンの使用量を最小限に減らすとともに、エンジン負荷を軽減。
2014年8月のマイナーチェンジでは、「スティングレーX」に、スターターモーター機能とモーターアシスト機能を兼ねるモーター機能付発電機(ISG)を用いた「S-エネチャージ」を搭載。15~85km/hの加速時に、減速時に蓄えられた電力をモーターアシストに用いることでエンジン負担を軽減し、加速時の燃料消費を抑制。さらに、スターターモーター機能により静かでスムーズなエンジン再始動を実現するとともに、再アイドリングストップ可能な速度を引き下げてアイドリングストップの頻度を増やしたことで燃費を向上、JC08モード燃費は32.4㎞/Lとなっている。