ジムニーの買取相場と値引き交渉のポイント
ジムニーの下取相場と売却時のワンポイントアドバイス
下取り相場自体も10年過ぎてなお価格を維持するほどの人気モデル。ただし、ノーマル状態で乗用目的で仕様された場合だ。本格的SUV車の本来のラフな扱い方をされていたり、数多いチューニングパーツなどで大幅な改良を行っているケースも多く見受けられるので、その場合は参考にならない。ディーラーでの下取りは困難になるので、買取専門店、出来れば四駆専門店(ジムニー専門店もある)に持ち込むのが正解だろう。
下取り参考価格表
グレード・仕様 | シフト | 駆動方式 | 新車価格(万円) | 年式 | 下取り参考価格 |
---|---|---|---|---|---|
XC | 5MT | 4WD | 140.2 | 2014 | 112.0 |
5MT | 4WD | 140.2 | 2010 | 66.0 | |
5MT | 4WD | 140.2 | 2005 | 35.0 | |
5MT | 4WD | 140.2 | 2005 | 7.0 | |
XG | 4AT | 4WD | 130.3 | 2014 | 94.0 |
4AT | 4WD | 130.3 | 2010 | 65.0 | |
4AT | 4WD | 130.3 | 2005 | 32.0 | |
4AT | 4WD | 129.8 | 2002 | 6.0 | |
クロスアドベンチャー | 5MT | 4WD | 145.2 | 2014 | 102.0 |
クロスアドベンチャーXC | 5MT | 4WD | 145.2 | 2011 | 82.0 |
ワイルドウィンド | 5MT | 4WD | 145.2 | 2005 | 43.0 |
5MT | 4WD | 140.0 | 2002 | 21.0 |
ジムニーの新車値引情報
ライバルの存在しない人気の、しかも軽自動車とはいえ割高な価格設定なので、他の軽乗用車よりはプラスαを狙いたい。交渉時に注意したいのは、SUV軽はオプションパーツが豊富でつい手を出してしまうこと。高額なものが多く、せっかくの価格交渉も分かりにくくさせてしまいかねません。見積もりは車体のみでシンプルに行い、オプションは吟味したのち別途購入した方が得になるケースが多い。
この場合、車両と同時購入して値引きの上乗せを狙う方法と、サービスフロント経由で部品として購入し、取り付け費用とともに値引き交渉を別途行う場合を比較するのも一考です。ジムニーの購入を検討される方ならご自分で取り付けられるものも多く、その場合には当然工賃は発生しません。ちなみにオプションとして普通に車両と同時購入すると、フロアマットだけでもかなりの工賃が計上されています。自分で取り付けるので、積み込みにして欲しいと言えば、差額分でひとクラス上のフロアマットや、もうひとつオプションが購入できるかも知れません。カップホルダーでもそうなのです。
値引き目標 12~14万円
ジムニーの特徴とモデルの推移
1970年よりスズキが生産・販売する軽自動車規格の本格的オフロード4WD車。現行モデルは軽自動車の規格改定を待って2,000年にフルモデルチェンジされた3代目のJB23W型。
ジムニー伝統のラダーフレームと、前後リジッドアクスルサスペンションを継承しつつ、新設計で衝撃吸収構造となったフレームやサスペンションとなり、オンロードでの操縦安定性と、オフロードでの走破性の向上を果たした。 エクステリアデザインはそれまでの箱型から丸みを帯びたものに大きく変更され、車体寸法も拡大された。乗車定員は4名で、幌やバンモデルはなく、5ナンバーワゴンのみの設定となる。 エンジンはK6A型DOHC3気筒インンタークーラーターボのみの仕様。4ATと5MTを設定する。
新型「ジムニー」の発売は2015年頃になる予測だ。 現行「ジムニー」は、デビュー以来これまで14年もの間、基本構造を変えること無く販売が行われてきた。次期モテ゛ルも現行モデルに引き続き、軽自動車規格ではありながらも本格的な走破性を備えたモデルとなることが期待される。情報によると、ラダーフレーム構造が引き続き採用されることは確定しているようだ。
また、「X-LANDER」として「ジムニー」ベースのSUVのコンセプトカーが既に発表されているが、車体のベースとなるのは「ジムニー」としながらも、ルーフを取っ払ったオープンカースタイルのSUVとなっている。また、1.3Lのハイブリッドシステムを採用していることでも話題になったが、こちらはひとクラス上の海外向け「シエラ」もしくは「スイフト」などのパワーユニットと見るのが正解だろう。
次期「ジムニー」の発売時期は流動的で、当初は2014年中と思われていた。それがずれこんでいて、詳細はいまだに不明。WEBサイトもリニューアルされており憶測の域を出ない。「パジェロミニ」が消滅した今、動向を気にすべきライバルがいない状況であるので、デビュー時期はスズキの都合次第となっている。ちなみにマツダへのOEM供給は2014年3月に中止されている。