MRワゴンの値引きと下取りの相場情報
By DY5W-sport (Own work) [CC-BY-SA-3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons
目次
MRワゴン下取相場と売却時のワンポイントアドバイス
先代と違って主流のトールワゴンになった現行モデルは、女性以外にも受け入れられるオールマイティなスタイルになった。それだけに下取り相場も「ワゴンR」と大きな差はないようだ。反面、差別化は薄れたようだが、「Wit」は燃費性能以外を求める新しいユーザーを獲得しつつあり、ありがちな「カスタム系」以上に下取りの評価も上昇するかもしれない。
下取り参考価格表
車種 グレード | 年式 | 新車価格(万円) | 駆動方式 | 下取り参考相場(万円) |
---|---|---|---|---|
L | 2014 | 111.8 | 2WD | 63 |
G | 2011 | 107.8 | 2WD | 49 |
X | 2014 | 134.4 | 4WD | 69 |
2011 | 127.0 | 4WD | 60 | |
Wit XS | 2014 | 133.1 | 2WD | 75 |
Wit TS ターボ | 2014 | 152.9 | 4WD | 72 |
MRワゴン新車値引情報
他のスズキ製軽自動車と変わらないが、割高な「Wit」などは在庫も多く交渉しやすい。競合車種は日産の「モコ」だ。OEM車両にもかかわらず、相変わらず「MRワゴン」の倍以上を販売しており、主力ではないため販売台数が伸び悩む中、メーカーとしては生産効率も上がり、文句はないのだが、ことディーラー目線では最大のライバルになっている。表面上では値引き合戦は回避し、穏やかに交渉を進めるが、「ここだけの話…」が双方で聞けるだろう。新車販売が順調な「ワゴンR」よりも新古車になる比率は高いので、特に中古車併売店ではすぐに新古車を勧められるケースが多い。
値引き目標 12~14万円
前モデルの下取相場と売却時のワンポイントアドバイス
このモデルまでは女性、特に主婦層にターゲットを絞ったクルマであり、広さと燃費以外にカワイサとオシャレさを前面に出している。主にスタイルと室内の細かな使い勝手である。現在では、そんなことより、少しでも広い室内と、少しでも燃費の良いクルマこそ主婦が求めるクルマにんなってきており、この年式の「MRワゴン」のような独自のスタイルをまとった軽自動車は幕なりつつある。そうゆう意味では、中古車市場で目立つ要因になるかもしれない。下取り相場自体は「ワゴンR」より少し低めだ。
下取り参考価格表
車種 グレード | 年式 | 新車価格(万円) | 駆動方式 | 下取り参考相場(万円) |
---|---|---|---|---|
G | 2010 | 96.8 | 2WD | 37 |
2006 | 96.8 | 2WD | 21 | |
X | 2011 | 118.0 | 4WD | 52 |
2006 | 118.0 | 4WD | 30 | |
Wit XS | 2011 | 110.8 | 2WD | 41 |
2006 | 110.8 | 2WD | 23 | |
Wit TS ターボ | 2011 | 130.5 | 4WD | 55 |
2006 | 130.5 | 4WD | 31 |
MRワゴンの特徴とモデルの推移
2001年12月に初代が発売された軽トールワゴン。コラムシフトや足踏み式パーキングブレーキを採用することで運転席周りを広くとっていて、サイドウォークスルーも実現している。 パッケージングだけではなくスタイリングも重視しており、「トヨタ・エスティマ」のようなモノフォルムデザインが特徴であった。2002年より日産自動車向けに、「モコ」としてOEM供給している。
2011年登場の3代目は、それまで女性、特に主婦層だったターゲットを若年層に変更、フロントフェイスはラウンドされ、半円形状のヘッドランプとリアのコンビネーションランプを採用。Aピラーも前席の開放感を確保するために角度を起こした。 個性的なスタイリングと広々としたキャビンを実現するため、ホイールベースを先代に比べ65mm拡大。スズキの軽乗用車の中で最も長い2,425mmとなった。
エンジンは軽量・コンパクトな新開発のR06A型を採用。自然吸気エンジンとターボエンジンを採用した。また、副変速機構付CVTにはビルトインオイルヒーターを組み込み、先代比30kgの軽量化を達成。
2012年2月には従来の「X アイドリングストップ」に替わるアイドリングストップシステム搭載の派生モデル「MRワゴン エコ」を追加。エンジンやCVTに改良を加えフリクションの低減化を行うとともに、協調制御をより細かくしたことでパワートレイン全体での燃費性能を高めた。 2013年7月にはこの「MRワゴン エコ」を統合して「MRワゴン」に集約した。また、フルモデルチェンジに伴って一旦廃止していた上級装備のグレード「MRワゴンWit」を2年半ぶりに復活。
デビューからまだ3年ということで、2013年7月の改良で燃費を向上し、NA・2WD車はJC08モード燃費で30.0km/Lに向上し、「ワゴンR」とともにクラストップの燃費となった以降モデルチェンジの情報はまだない。