スイフトスポーツの中古車買取価格
目次
スイフトスポーツの下取り相場と売却時のワンポイントアドバイス
今では数少ないスポーツハッチの代表選手である「スイフトスポーツ」。
スイフトシリーズには他に「スイフトRS」というスポーツモデルがありますが、こちらは標準モデルと同じパワーユニットの1.2Lとデュアルジェットエンジンを採用しているのに対して、「スイフトスポーツ」はチューンされた100kw(136ps)の1.6Lを搭載する別物。
そのため下取り相場も、他の「スイフト」とはまったく異なる価格を示しています。
相場は非常に高く、年度による価格の落ち方も5~10万円と、このクラスのハッチバック車としては異例の少なさになっています。
これは、標準車と同じボディながらもその内容が大きく異なっていることへの評価なのです。
他の車種に競合するライバルがいないので、中古車でも程度の良いものは相場を大きく上回る可能性があります。
高くても売れるという自信が、同車を仕入れる側にあるのも事実です。
ただし、2016年11月にも発売が予定されている「スイフト」のフルモデルチェンジ以降にも登場するであろう新型車の評価次第では需要を供給が上回ることで相場に影響が出るかも知れません。
下取り参考価格表
車種・グレード | 年式 | 駆動方式 | 新車価格 | 下取り参考相場 |
---|---|---|---|---|
ベースグレード 6MT | 2016 | 2WD | 160.0 | 112.0 |
2015 | 160.0 | 109.0 | ||
2014 | 160.0 | 100.0 | ||
2013 | 160.0 | 95.0 | ||
2012 | 160.0 | 86.0 | ||
2011 | 160.0 | 89.0 | ||
ベースグレード CVT | 2016 | 2WD | 166.5 | 104.0 |
2015 | 166.5 | 102.0 | ||
2014 | 166.5 | 94.0 | ||
2013 | 166.5 | 89.0 | ||
2012 | 166.5 | 79.0 | ||
比較参考 スイフト | ||||
XS-DJE | 2016 | 2WD | 153.2 | 88.0 |
XS | 2013 | 140.5 | 57.0 | |
2011 | 140.5 | 44.0 | ||
比較参考フィット | ||||
1.5RS | 2016 | 2WD | 171.4 | 136.0 |
2013 | 171.4 | 115.0 | ||
2011 | 161.7 | 57.0 |
前モデルの下取り相場と売却時のワンポイントアドバイス
前モデルが発売されていた当時は、「ヴィッツRS」や「フィッツRS」も今よりも目立つ存在でしたが、それでも「スイフトスポーツ」の人気にはかないません。
ジュニアWRC仕様と同じドライブ・バイワイヤ採用の1.6Lエンジンや、エクステリアも空力を考慮したデザインの専用エアロパーツを装着したことがマニアの心をつかみました。
下取り相場も11年立つ2005年式までしっかり残っています。
しかし、かなり走りこんだものが多く、相場通りの価格はなかなか出ないでしょう。
それでも比較的安価で「スイフトスポーツ」を手に入れられるとあって、中古車市場では人気は絶えません。
例え相場通りの価格が期待出来ない過走行車や改造車は、専門の買取り店を見つけることで、思いがけず良い価格も出ることが可能です。
比較サイトなら見つけることが可能なので、是非活用するべきでしょう。
下取り参考価格表
車種・グレード | 年式 | 駆動方式 | 新車価格 | 下取り参考相場 |
---|---|---|---|---|
ベースグレード 6MT | 2010 | 2WD | 155.0 | 45.0 |
2008 | 155.0 | 33.0 | ||
2005 | 149.0 | 23.0 | ||
ベースグレード 4AT | 2010 | 2WD | 160.0 | 41.0 |
2008 | 160.0 | 29.0 | ||
2005 | 154.0 | 8.0 | ||
比較参考 フィット | ||||
1.5RS | 2010 | 2WD | 170.0 | 50.0 |
2008 | 170.0 | 23.0 | ||
比較参考 ヴィッツ | ||||
1.5RS | 2010 | 2WD | 155.0 | 35.0 |
2008 | 155.0 | 15.0 |
スイフトスポーツの人気とスポーツハッチの現状
日本国内でハッチバックといえば低燃費のエコカー。
ホットハッチとも呼ばれたスポーツタイプを別車種として用意するのはごく僅かです。
スポーツハッチは海外では元気で、主要メーカーのABセグメントには必ずホットなモデルが存在します。
その魅力は標準車と変わらぬ使い勝手の良さとスポーツタイプとしては低価格な事でしょう。
ところが国内では非常に少なく、唯一日産の「ジュークNISMO」がありますが、「スイフトスポーツ」とは販売価格がかけ離れていて競合車種とはなりえません。
リーズナブルなスポーツハッチとしてはむしろ同社の「アルトワークス」が競合車種なのかも知れません。
登録乗用車に比重をかけたいスズキにとっても、「スイフトスポーツ」はかけがえのないフラッグシップであるはずで、年内にも登場する新型にも期待がかかります。
スイフトスポーツの特徴とモデルの推移
「スイフトスポーツ」は世界市場における販売を視野に入れボディ、デザイン、プラットフォームなど全てを一から開発、自動車の基本である「走る・曲がる・止まる」をしっかり作り込んだ車種として日本国内のみならず、世界各国から高い評価を得た「スイフト」をベースとしたスポーツモデル。
エアロパーツなどで見た目のみを「スポーツ」にしたモデルとは違い、オーバーフェンダー、フロントスポイラー、大型リアスポイラー含むエアロパーツやボディ下部のパフォーマンスロッド、レカロシートを装備し、初代スイフトから設定されている。
2011年11月にフルモデルチェンジされた3代目は、「The sporty flagship」をコンセプトに、エンジンは先代と同じくM16A型を改良して搭載。
1.6Lの自然吸気エンジンながら100kW(136PS)の高出力を達成。
トランスミッションには2~5速をクロスレシオにされた6速MTとCVTに変更されている。
CVT車もパドルシフト付7速マニュアルモードも備えている。
また、サスペンションは前輪のストラットを大径化してリバウンドスプリングを内蔵、ボディに高張力鋼板を積極的に使用し約10kgの軽量化を実現しています。
2015年11月に仕様変更され、ボディカラーの一部入れ替えと追加を行っている。