スバルXVの中古車買取価格
目次
XVの下取り相場と売却時のワンポイントアドバイス
キラーアイテム「アイサイト」が光る高評価
現行モデルの「XV」はまだ発売から日が浅いものの、シリーズ全体が非常に高い相場を形成していることがうかがえます。
特筆すべきは「アイサイト」搭載車の評価。
新車価格では10万円の差だったものが、3年以上たつとそれ以上の価格差になっています。
近年装着する事が当たり前になってきた、自動ブレーキに代表される先進運転者支援システムですが、スバルの「アイサイト」は世界的にもその高性能に定評があり、何よりもその評判が一般に広く知られている点が高い相場に一役買っているようです。
せっかくの先進技術もユーザーがその優秀性を理解して、「欲しい!」と思わなければ、下取り価格や買取り価格に影響されないのです。
その意味で「アイサイト」はキラーアイテムと言えるでしょう。
下取り参考価格表
車種・グレード | 年式 | 駆動方式 | 新車価格 | 下取り参考相場 |
---|---|---|---|---|
2.0i-L | 2015 | 4WD | 227.0 | 186.0 |
2012 | 4WD | 225.0 | 162.0 | |
2.0i-Lアイサイト | 2015 | 4WD | 237.0 | 201.0 |
2012 | 4WD | 235.0 | 177.0 | |
ハイブリッド2.0i-L | 2013 | 4WD | 255.0 | 199.0 |
2013 | 4WD | 255.0 | 192.0 | |
2.0i-Lアイサイト | 2015 | 4WD | 265.0 | 210.0 |
2013 | 4WD | 265.0 | 203.0 | |
比較車種 | ||||
インプレッサスポーツ2.0i | 2015 | 4WD | 199.0 | 147.0 |
2012 | 4WD | 199.0 | 128.0 | |
エクストレイル20X | 2015 | 4WD | 214.2 | 168.0 |
2012 | 4WD | 213.3 | 125.0 |
前モデルの下取り相場と売却時のワンポイントアドバイス
標準車の方が良い下取り相場
「インプレッサ」の名が付く通り、「XV」はあくまで一つのグレードなのが現行モデルとの大きな違いです。
販売期間は短く2~3年ほどのため、市場で流通している数も少ない。
クロスオーバーSUVという呼び方があったかどうかも定かではないが、今ほど注目を浴びた車種ではありませんでした。
そのため、同年式の現行モデルと比較すると、40~50万円ほどの差があります。
2010年式では標準モデルの「インプレッサ」の方が良いくらいで、ライバルの「エクストレイル」や「RVR」をも下回っているほどで、リセルバリューの良い車種とは言えないでしょう。
下取り参考価格表
車種・グレード | 年式 | 駆動方式 | 新車価格 | 下取り参考相場 |
---|---|---|---|---|
1.5i | 2012 | 2WD | 175.0 | 84.0 |
2010 | 2WD | 175.0 | 76.0 | |
1.5i | 2012 | 4WD | 191.0 | 84.0 |
2010 | 4WD | 191.0 | 76.0 | |
2.0i | 2012 | 2WD | 188.0 | 84.0 |
2010 | 2WD | 188.0 | 76.0 | |
2.0i | 2010 | 4WD | 204.0 | 76.0 |
比較車種 | ||||
インプレッサ2.0i-S Lim | 2010 | 4WD | 212.0 | 101.0 |
エクストレイル20Xtt | 2010 | 4WD | 232.0 | 100.0 |
RVR G | 2010 | 4WD | 233.3 | 126.0 |
クロスオーバーSUVの人気と下取り相場
新車の好調さを反映する相場
下取り買取り市場において、今最も高価格が期待されるのが、「スバルXV」を始めとするクロスオーバーSUVです。
国産車に限っても非常に多くの車種が存在し、大きさやエンジン、そしてエクステリアとそれぞれ独自の個性が現れているクラスと言えます。
新車販売においては全ての車種が順調というわけではなく、販売ランキングの上位に常に顔を出す「ヴェゼル」や「エクストレイル」に対して、ベスト30圏外に沈む「エスクード」や「RAV4」など、クロスオーバーSUVであれば売れるというブームとは異なるのが今の流れのようです。
しかし、下取り買取りに関してはおおむねすべての車種が高値であり、保有年数の長さから需要に供給が追い付いていないのも確かです。
日産の「エクストレイル」の登場あたりまでは「パジェロ」や「ランドクルーザープラド」といった大型SUVか、「RAV4」「CR-V」ぐらいしかなく、これから多くの車種が中古車市場に出回るはずです。
この先の予想としては、世界的な流行もクロスオーバーSUVになっていることもあり、当分は人気車種であることは間違いなさそうでありますが、新規機種が続々と登場することもあり、人気を維持出来ない車種は淘汰される傾向があると見られます。
ポイントとしてはクロスオーバーSUVであっても低燃費であることは間違いなく、それに加えて「イグニス」のような低価格というキーワードも重要になると思われます。
XVの特徴とモデルの推移
「インプレッサ」の5ドアハッチバックをベースに、2010年6月から2011年10月まで生産され、その後現行モデルが発売されるまで販売されていた、クロスオーバーモデルの「インプレッサXV」。
2012年9月にフルモデルチェンジされ、「XV」として改名し「インプレッサ」シリーズから独立した。
特徴的な17インチアルミホイールや、スバル共通のアイデンティティであるヘキサゴングリルやホークアイヘッドランプのデザインを採用。
SUVらしさを演出するため、最低地上高を高めに設定しているが、全高は1,550mmに抑えられている。
エンジンは水平対4気筒2.0Lのみの発売であったが、2013年6月に「XVハイブリッド」が追加設定された。
フリクション低減を行ったハイブリッド専用仕様のエンジンに、プライマリープーリー後方にハイブリッド用駆動モーターを一体化した専用トランスミッションを採用。
ガソリン車と同じフルタイムAWDを採用したシンプルな構造により、低速時にエンジンを切り離したEV走行時においてもAWDにより4輪全てにトルクを伝えることが可能となっている。
2015年のマイナーチェンジにおいて、「アドバンスドセイフティパッケージ」をメーカーオプション設定したほか、SRSサイドエアバッグ&SRSカーテンエアバッグを全車に標準装備した。