レヴォーグの買取相場と値引き交渉のポイント
レヴォーグの買取・下取りの価格相場と査定を受ける際のポイントや新車購入時の値引き交渉の進め方などレヴォーグの売買についてディーラーのセールスマンを10年以上経験した執筆者がアドバイスをする。
レヴォーグの下取り相場と売却時のワンポイントアドバイス
期待が持てる下取り価格
まだまだ相場を形成するほど市場に出回っていない為か、不十分な情報しかありません。
同様に4ドアセダンの「WRX」も相場情報がありません。
しかし、少ない情報でも、かなり高い下取り相場であることは間違いないようです。
前モデルの「レガシーツリングワゴン」とは別物のスポーツワゴンになった同車は、その性能と同様に価格もかなり高め。
したがって下取り相場も高いのは当たり前ですが、それにしても落ち幅は少ないようです。
価格の面では2.0L車の方が高いのですが、高性能でしかもハイオクガソリンの仕様なので購入者は限定されるはず。
その点1.6L車の方が一般ユーザーには受け入れやすく、年式が古くなるにつれ1.6L車の方が下取り相場は優位になると思われます。
下取り参考価格表
車種・グレード | 年式 | ミッション | 駆動方式 | 新車価格 | 下取り参考相場 |
---|---|---|---|---|---|
2.0GT-Sアイサイト | 2014 | CVT | 4WD | 330.0 | 280.0 |
2.0GTアイサイト | 2014 | CVT | 4WD | 310.0 | 261.0 |
レヴォーグの新車値引情報
値引きが厳しくてもセール狙いで
高性能で、しかも「アイサイト」が標準装備されているとはいえ、1.6Lのエントリー価格が約277万円からという価格設定は、このクラスのステーションワゴンとしては割高であるのは間違いない。
トヨタの「カローラフィルダーハイブリッド」の最高価格帯でも約247万円なのだ。
マツダ「アテンザワゴン2.0」の276万円が丁度同じぐらいとなり、「レヴォーグ」の2.0L車の価格帯は「アテンザワゴン」のクリーンディーゼル車と同等になる。
かと言って、「レヴォーグ」の購入を予定されている方にとっては、「カローラフィルダー」も「アテンザワゴン」も興味は抱かないはず。
そのくらいコンセプトが異なるのだ。
お勧めグレードは販売比率でも75%となっている燃費の良い1.6L車でしぃう。
さらにビルシュタイン製ダンパー付く「GT-Sアイサイト」の人気が高い。
価格は約305万円。
しかし、値引きを引き出すためには「アテンザワゴン」を利用するのも手だ。
ただし、「レヴォーグ」側がその値引きに対抗してくるとは思えません。
あくまで他にも候補があることが伝わればいいでしょう。
「レヴォーグ」の値引きはやはり、2.0L車はガードが固く、その意味でも1.6L車の方が組しやすいでしょう。
年末年始は大がかりなセールも開催され、各ディーラー、店舗ともに多くの目標台数を掲げています。
このセールに便乗するのも良いでしょう。
特に年内納車が可能な車種に関しては可能性大なので、営業マンから情報をもらえるように接したい。
値引き目標額15~20万円
レヴォーグの特徴とモデルの推移
2014年6月発売。4ドアセダンの「WRX」と同時開発されたスポーツワゴン。
エンジンは全車直噴ターボ仕様となっており、1.6L車と2.0L車を設定する。
ボディサイズは日本の道路事情と取り回し性を熟慮し、5代目「レガシーツーリングワゴン」より全長を100mm短縮し、全高を70mm低くすると同時に、ホイールベースを100mm短縮している。
2015年4月の改良では、スバルとして初採用となる先進安全装備「アドバンスドセイフティパッケージ」をメーカーオプション設定した。
このパッケージは検知機能(BSD)車線変更支援(LCA)、後退時支援(RCTA)で構成され、後側方警戒支援機能「スバルリヤビークルディテクション」、「サイドビューモニター」、「ハイビームアシスト」、「アイサイトアシストモニター」の4つで構成される。
また、「アイサイト」非装備の廉価グレード「1.6GT」をは廃止された。
2015年6月には、ガンメタリック塗装の17インチアルミホイールとクリアビューパック などを装備した特別仕様車の「1.6GT EyeSight Proud Edition」・「1.6GT-S EyeSight Proud Edition」を発売している。