ジュークの中古車買取価格
ジュークの下取り相場と売却時のワンポイントアドバイス
新車の人気以上に評価が高い査定価格
「ジューク」はSUVでもあり、スポーツハッチやコンパクトカーでもあるという、独自のジャンルを持つ車のため、比較する同クラスの車種が見つかりにくいのですが、最も数多く出る1.5LのFF車で見ると、同車の「ノート」よりも圧倒的に高い下取り相場であることが分かります。
「ジューク」を少しでも高く売却するためには、時期を選ぶのも大切になります。
中古車が多く売れる時期は新車と同じく、3~4月の決算期と6~7月、11~12月のボーナス時期ですが、中古車業者はこのために、それぞれの時期の直前に、商品となる車を仕入れなければなりません。
オークションなどで仕入れてから、店頭に並ぶまでに1ヶ月ほどのタイムラグがあるとすれば、2月5月10月といった時期が、売却する側にとっては高値で売るチャンスだといえます。
この時期と、新車を購入する時期を調整すれば、下取り価格にも良い結果が現れる可能性があります。
さらに、他の新車を購入する際のディーラー下取りであっても、SUVの新規車種や、モデルチェンジされた時には、多銘柄のSUVが通常より高く下取られるケースが多く、この時だけは、新車を拡販するために、メーカーからの補助が出る為、採算を度返ししてでも高値で下取るので、買取り店だけではなく、ディーラーの下取りにも期待が持てます。
下取り参考価格表
車種・グレード | 年式 | 駆動方式 | 新車価格 | 下取り参考相場 |
---|---|---|---|---|
15RS | 2015 | 2WD | 160.9 | 100.0 |
15RSタイプV | 2013 | 2WD | 154.3 | 84.0 |
15RS | 2010 | 2WD | 161.0 | 64.0 |
16GT | 2015 | 2WD | 216.5 | 126.0 |
16GTタイプV | 2013 | 2WD | 211.5 | 103.0 |
2010 | 2WD | 208.5 | 81.0 | |
16GT FOUR | 2015 | 4WD | 241.5 | 142.0 |
16GTタイプV FOUR | 2013 | 4WD | 236.5 | 115.0 |
16GT FOUR | 2010 | 4WD | 233.5 | 93.0 |
比較車種 | ||||
ノートXDIG-S | 2015 | 2WD | 151.9 | 77.0 |
2013 | 2WD | 142.8 | 55.0 | |
15G | 2010 | 2WD | 168.0 | 38.0 |
インプレッサスポーツ1.6i | 2015 | 4WD | 166.0 | 121.0 |
2013 | 4WD | 166.0 | 96.0 | |
インプレッサ1.6i-S lim | 2010 | 4WD | 173.0 | 86.0 |
ジュークと国産スポーツハッチバックの人気と下取り相場
少なくなるスポーツハッチ、軽自動車が希望
「ジューク」はその見た目からSUVと思われがちですが、量販車種の1.5LモデルにはFFの設定しかなく、1.6Lには4WD車の設定があるもものの、オフロードのイメージはなく、スポーツハッチバックとしての性格が強い。
個性的なデザインが特徴の「ジューク」は、NISMOバージョンの設定でさらに尖がった車種に進化しています。
同じような車種に同車の「マーチ」があり、リッターカーという低燃費低価格が売りのコンパクトカーよりさらに下位のクラスであり、軽自動車からの代替需要を狙う、普通乗用車のエントリーモデルでありながら、「ジューク」同様にNISMOバージョンを設定するなど、スポーツハッチとしてのジャンルに食い込んでいます。
他メーカーのスポーツハッチバックというのは、過去に多く存在しましたが、今ではスズキの「スイフトスポーツ」くらいでしょうか。
あとは既存のモデルを、メーカーチューンした特別仕様にすることが主流になり、トヨタのG’sやホンダのモデューロなどがあります。
それぞれ一定のファンがおり、ベース車以上の評価受けることが多く、また社外品を後付けするよりも信頼性が高いため、下取りや買い取りにおいても、積極的に高い価格が付けられています。
しかし、新車での販売においては芳しくなく、ベース車に対しての割高感もあるため敬遠されがちです。
例えば、「ジュークNISMO」を購入する予算で、「トヨタ86/スバルBRZ」や「マツダロードスター」が購入できるのであれば、結果は明白であると思います。
ただし、唯一スポーツハッチ復権の可能性があるとすれば、軽自動車の「アルト・ワークス」でしょう。
手軽な価格で維持費も少なく、日常の足としても十分こなせ、走る楽しさも備えている、まさに現代のスポーツハッチの見本のような車種です。
ジュークの特徴とモデルの推移
2010年6月に発売された「ジューク」は、コンパクトカーのキューブをベースに「クロスオーバー・コンパクトSUV」として開発され、海外でも生産、販売されています。
クーペとSUVを融合させたようなエクステリアデザインが最大の特徴で、個性的なフロントマスクのヘッドランプはラリーカーの大型フォグランプをイメージしたもので、テールランプの形状には、フェアレディZなどのような、ブーメラン型が採用されています。
また、リアのドアノブをピラー上にレイアウトすることで2ドアクーペ風にデザインされ、スポーティさを強調しています。
インテリアで最も特徴敵なセンターコンソールは、バイクのタンクをイメージしてデザインされており、赤もしくは黒で仕上げることでスポーティさと使い勝手を両立させています。
さらに上級車種のコンソールには多目的ディスプレイ「インテリジェントコントロールディスプレイ」を導入しています。