エクストレイルの買取相場と値引き交渉のポイント
目次
エクストレイルの下取相場と売却時のワンポイントアドバイス
まだまだ下取りに入るケースは皆無で、別表の価格はあくまで参考にすぎない。特徴的なのは旧型から継続販売されるクリーンディーゼル車も新型にまけていないということ。AT車が設定されて間がなく、新型にはないクリーンディーゼルは人気が高い。今後噂されているハイブリッドの投入など、大きな変更があるとその評判次第では下取り価格に影響も出る。
下取り参考価格表
車種 グレード | 年式 | 新車価格(万円) | 駆動方式 | 下取り参考相場(万円) |
---|---|---|---|---|
20X (5) | 2014 | 214.2 | 2WD | 160.0 |
20X (7) | 2014 | 240 | 4WD | 174.0 |
20XエクストリーマーX(5) | 2014 | 252.3 | 4WD | 180.0 |
20GTSエクストリーマーX(5) | 2014 | 280.7 | 4WD | 214.0 |
エクストレイルの新車値引情報
日産としては好調な販売成績の「エクストレイル」だが、SUVブームが再来する中、好調なのはライバルも同じ。ハイブリッド登載の「ハリアー」やディーゼル人気の「CX-5」は手ごわい競合相手だ。これらの名前を出すだけでも効果はあるが、出来れば2車のどちらかの見積もりを取りたい。いずれにしてもNAガソリン車の見積もりだ。受注がハイブリッドやディーゼルに集中しないようにNAガソリン車の方が良い条件が出る。特にマツダはディーゼルに対して大きな差を付けているので好都合だ。
値引き目標 10~15万円
前モデルの下取相場と売却時のワンポイントアドバイス
2.5L以外の人気は高く、同車の特徴を際立たせるエクストリームは加点要素になる。後期モデルで人気はあるのはクリーンディーゼルで台数が少ないので期待以上の価格が付くはず。2WDは台数も多く評価も高いが、やはりこのクルマに求められるのは4WDだ。4WDといっても本格的オフローダーではないので、程度の良いものが多い。それだけに内外装が荒れていたり、改造箇所が大きいと大きく価格を落とされる。
下取り参考価格表
車種 グレード | 年式 | 新車価格(万円) | 駆動方式 | 下取り参考相場(万円) |
---|---|---|---|---|
20Xtt | 2013 | 217.8 | 2WD | 145.0 |
20X | 2007 | 211.0 | 2WD | 74.0 |
20X | 2013 | 233.3 | 4WD | 168.0 |
2007 | 226.0 | 4WD | 91.0 | |
25X | 2013 | 248.3 | 4WD | 158.0 |
25S | 2007 | 220.0 | 4WD | 79.0 |
20GT | 2013 | 297.5 | 4WD | 184.0 |
2008 | 285.7 | 4WD | 115 |
エクストレイルの特徴とモデルの推移
初代は世界167か国で80万台以上が販売され、「トヨタRAV4」や「ホンダCR-V」に対抗する世界戦略車である。ライバル車たちがより高級車指向に向う中、2代目まではオフロード重視のキャラクターを維持している。オフロード走行に重きを置くが、基本的には乗用車と共用のプラットフォームであり、はしご型フレームを採用するヘビーデューティー仕様ではない。 2008年にはルノーと共同開発した2.0Lのクリーンディーゼルが追加された。
2013年12月、フルモデルチェンジして3代目になる。タフでなSUVのとしての機能はそのまま、「デュアリス」のクロスオーバーとしてのテイストを融合させたクロスオーバーSUVに転換した。フロントデザインは「Vモーションシェイプ」とブーメラン型のLEDヘッドランプシグネチャーを採用。LEDリアコンビランプもブーメラン型となった。グレード体系は「20S」と「20X」が基本で、「20X」は新たに7人乗りの3列シート車が新設される。なお、先代に設定されていたクリーンディーゼル車はフルモデルチェンジ後も継続販売されている
新たに「アクティブライドコントロール」と「アクティブエンジンブレーキ」を世界で初めて採用し、「コーナリングスタビリティアシスト」を全車標準装備。4WD車には引き続き「ALL MODE 4×4-i」を搭載したことで高い走行性能を実現した。
エンジンは直噴エンジンMR20DD型になり、エクストロニックCVTは新ステップ変速制御を採用した改良型となった。ECOモーター式のアイドリングストップ機能を新たに装備したことで燃費を向上し、全車「平成27年度燃費基準+10%」を達成した。
現在、日産が開発を進めてるのが、2.0Lのハイブリッドシステムである。これは「エクストレイルハイブリッド」として、2014年11月頃の発売予定となっている。フルモデルチェンジと同時にはラインアップすることができなかったが、約1年遅れで追加設定される見込みだ。今後、「エクストレイル」だけでなく「ティアナ」、次期「セレナ」などにも搭載される予定の主力パワーユニットだ。