ラティオの買取相場と値引き交渉のポイント

   

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ラティオの写真
ラティオの買取・下取りの価格相場と査定を受ける際のポイントや新車購入時の値引き交渉の進め方などラティオの売買についてディーラーのセールスマンを10年以上経験した執筆者がアドバイスをする。

ラティオの下取相場と売却時のワンポイントアドバイス

 初代とはまったく異なる車種となった現行モデルの「ラティオ」は、コンパクトカークラスの中でも、国内では需要が低減している4ドアセダンのみの車種構成だけに、新車での販売も少数。しかも1.2Lという新興国向けのパワーユニットだけに、法人以外の使用率は皆無に近い。下取り相場もそれらを反映して日憂くなっている。それでも同じパワーユニットを積む「マーチ」よりはかなりましなようだ。1.3Lセダンとして復活した「トヨタアクシオ」との比較でも大きく差を付けられており、需要が無いという理由以外にモデルとしての魅力の無さが原因と思われる。

下取り参考価格表

車種 グレード 年式 駆動方式 新車価格 下取り参考相場
ラティオ B 2014 2WD 132.2 63.0
2012 2WD 132.2 64.0
ラティオ G 2014 2WD 161.8 73.0
2012 2WD 161.8 74.0
ラティオ S 2014 2WD 135.2 64.0
2012 2WD 135.2 65.0
ラティオ X 2014 2WD 140.0 65.0
2012 2WD 140.0 66.0
比較対象車種
マーチ G 2014 2WD 135.0 57.0
2012 2WD 139.9 39.0
トヨタカローラアクシオ13X 2014 2WD 132.8 89.0
2012 2WD 132.8 75.0

ラティオの新車値引情報

 コンパクトカーを検討する人も、4ドアセダンを検討される人も、この「ラティオ」を候補に挙げる確率は少ないでしょう。メーカーも個人ユーザーに対しては期待しておらず、法人向けに一定の台数が出れば良しという考え方なので、交渉は意外と軟膏することが予想される。もともとの低価格路線と、輸入車ということで、利益も薄く、値引き上限が軽自動車並みとも言われている。
ここは、価格の近いコンパクトカーの見積もりと値引き条件を最初から提示して、これ以上の値引きが購入条件であることを告げる方法が最良でしょう。見積もりと値引き条件を事前に取得すす競合他車としては、セダンにこだわらず、「パッソ」や「ソリオ」でいいでしょう。

 リセールバリューの望める車種ではないですが、上級グレードの「G」なら法人向けに多く出回るベースグレードの「S」との装備差が大きくて、ある程度は期待できるでしょう。ただし、180万円近い車両価格になるため、同車を購入する理由が失われかねません。リセールバリュー
を求めるとしたら他の車種、例えば「ノート」の同価格帯や、4ドアセダンにこだわるなら、クラス上の「シルフィ」のベースグレード「S」が199万円なので、検討する余地はあります。

値引き目標額 18~23万円

前モデルの下取相場と売却時のワンポイントアドバイス

 まったく別車種といっていいこのモデルは、3ドアハッチバックの「ティーダ」からの派生車種という位置付け。「ラティオ」の評判が非常に良かっただけに期待されたが、新車販売ではあまりふるわなかった。といっても「ティーダ」「ティーダラティオ」ともに下取り相場では、揃って低下。「トヨタアクシオ」が2008年式でも十分な価格を維持してるのに対して、「ティーダラティオ」はほぼ価格が消滅するまでに低下。4ドアセダンとしての知名度や商品力で自力の差を見せつけられる結果となっている。

下取り参考価格表

車種 グレード 年式 駆動方式 新車価格 下取り参考相場
ティーダ ラティオ G 2012 2WD 187.5 42.0
2010 2WD 178.5 37.0
2008 2WD 172.2 23.0
M  2012 2WD 162.5 38.0
2010 2WD 162.5 35.0
2008 2WD 158.2 23.0
S FOUR 2012 4WD 159.5 38.0
2010 4WD 35.0
2008 4WD 159.0 8.0
M FOUR 2012 4WD 180.0 41.0
2010 4WD 38.0
2008 4WD 174.0 8.0
18 G 2010 2WD 197.5 37.0
2008 2WD 182.5 23.0
比較対象車種
15M 2012 2WD 159.5 46.0
2010 2WD 155.2 25.0
2008 2WD 153.0 4.0
トヨタカローラアクシオ13X 2012 2WD 132.8 75.0
15X 2010 2WD 137.1 50.0
2008 2WD 137.1 33.0

ラティオの特徴とモデルの推移

2004年にハッチバックモデル、「ティー」ダの派生車として「ティーダラティオ」の名で発売された。上質なまったく新しいセダンをコンセプトとして開発され、クラスを超える質感と、5ナンバーサイズのコンパクトボディを堅持しながらシーマ以上の有効室内長を確保した。 エンジンは、1.5L1.8Lの2種類で、トランスミッションはエクストロニックCVT、フルレンジ電子制御4速AT、6速MTが用意されていた。

2012年10月に発売された現行車種からは、タイで生産され日本に輸入するという形をとっている。「ティーダ」が「ノート」に吸収され消滅し、4ドアセダンは「ラティオ」の名称になった。プラットフォームは、マーチから採用された新開発のVプラットフォームを使用。エンジンは?直列3気筒1.2Lのみで、アイドリングストップや副変速機構付CVTを搭載する。徹底的な軽量化を図った事により、JC08モード 22.6km/Lの低燃費を実現している。

発売から丁度2年目となる2014年10月にマイナーチェンジが行われ、内外装の意匠変更とVDCを全車に標準装備するなどの装備変更がおこなわれている。

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