デイズの中古車買取価格
目次
デイズの下取り相場と売却時のワンポイントアドバイス
下取り相場は順調に推移
「デイズ」は日産が企画から関った初の軽自動車。
ライバル他車と同様に3気筒エンジンとCVTを全車に採用している。
軽トールワゴンということで、ライバルとなる「スズキワゴンR」「ダイハツムーブ」そして「ホンダN-ONE/N-WGN 」とほぼ同じスペック と価格帯になります。
下取り価格についても、「デイズ」も相場の優等生である軽トールワゴンであるので、他のライバルと基本的には変わらない程度になっています。
年式によってバラつきがありますが、「ワゴンR」や「ムーブ」よりも安いということはないでしょう。
例外はスライドドアを装備するハイトールワゴン。
「デイズ」シリーズであれば「デイズルークス」がそうですが、販売価格の差以上に高い相場を示しており、新車販売ではすでに主役の座にあり、ダイハツでは「タント」が軽自動車全体のトップでありながら「ムーブ」はやや低調な販売実績になっています。
中古車でもどうせならスライドドアがあった方が良いという風潮になっており、下取り価格ではまだトールワゴンの評価は変わらないものの、買い取り専門店などではハイトールワゴンの方がプラスアルファの勝ちがあるようです。
リセールバリューを考えるなら4WDがお勧め。
地方によっては非常に高い買い取り価格でも十分な需要があるため、軽自動車と言えどもここは外せないでしょう。
それと自動ブレーキ装着車はもはや当たり前の装備になりつつあり、下取り相場にはあまり反映されてはいませんが、付加価値と言う点では高く、グレードを一つ落としてでも装着は必須になります。
下取り参考価格表
車種・グレード | 年式 | 駆動方式 | 新車価格 | 下取り参考相場 |
---|---|---|---|---|
J | 2015 | 2WD | 106.5 | 63.0 |
2013 | 2WD | 101.7 | 53.0 | |
S | 2015 | 2WD | 112.0 | 66.0 |
2013 | 2WD | 106.7 | 54.0 | |
S | 2015 | 4WD | 123.2 | 77.0 |
3013 | 4WD | 117.9 | 66.0 | |
ボレロX | 2015 | 2WD | 132.1 | 77.0 |
ボレロX | 2015 | 4WD | 143.3 | 91.0 |
他メーカーの軽トールワゴンとの比較
他社との比較での差は少ないものの姉妹車「三菱ekワゴン」はやや低調
他社との比較では「ワゴンR」とはほぼ同じで「ムーブ」よりは高め。
ホンダの「N-ONE」よりはやや低めということですが、その差は僅か。
状態次第では逆転可能な範囲です。
面白いのは同じクルマであるはずの「三菱ekワゴン」より高いという事。
恐らく知名度の問題で、中古車サイトで検索してもらえる頻度が明らかに「デイズ」より少ないからという評価のようです。
これは中古車探しの方法においてネット検索が主流になった現代ならではの現象であり、一昔にはなかったものです。
同じようなことが「スズキワゴンR」のOEM車である「マツダフレア」のどにも当てはまります。
中古車を探すユーザーにとっては逆に狙い目かも知れません。
下取り参考価格表
車種・グレード | 年式 | 駆動方式 | 新車価格 | 下取り参考相場 |
---|---|---|---|---|
スズキワゴンRFX | 2015 | 2WD | 106.0 | 65.0 |
2013 | 2WD | 105.7 | 53.0 | |
ダイハツムーヴL | 2015 | 2WD | 105.0 | 54.0 |
2013 | 2WD | 101.9 | 43.0 | |
ホンダN-ONE | 2015 | 2WD | 109.7 | 73.0 |
2013 | 2WD | 109.5 | 59.0 | |
三菱ekワゴンG | 2015 | 2WD | 118.0 | 57.0 |
2013 | 2WD | 113.0 | 46.0 |
日産製軽自動車の人気と下取り相場
他社OEM含めて軽自動車販売に力を入れる日産
以前はスズキからのOEM車のみ販売していた日産ですが、今では自社ブランドの「デイズ」シリーズが中心となっています。
しかし、今でも「スズキMRワゴン」のOEM車である「モコ」を販売しており、「MRワゴン」以上の販売台数を誇っていますし、「NV100/NT100クリッパー」という商用車もスズキから供給を受け、自社ブランド、OEM車を含めて軽自動車に力を入れています。
「タント」「N-BOX」に匹敵する販売台数の「デイズ」ですが、シリーズとしてひとくくりにカウントされていて、「デイズ」「デイズルークス」個々の実際の販売台数は解りません。
半々だとすると、それほど売れているとは思えないのです。
スズキ、ダイハツともトールワゴン、ハイトールワゴンを合算すれば2万台前後になるのですから。
下取り価格に関しては軽自動車全体の高評価を受けて他との差はないようですが、今後は人気の有無によって、差がジワジワ広がっていく可能性がありますので予断は許せません。
下取り参考価格表
車種・グレード | 年式 | 駆動方式 | 新車価格 | 下取り参考相場 |
---|---|---|---|---|
モコS | 2015 | 2WD | 110.5 | 59.0 |
2013 | 2WD | 110.5 | 53.0 | |
デイズルークス | 2015 | 2WD | 123.8 | 71.0 |
オッティE | 3013 | 2WD | 102.9 | 38.0 |
デイズの特徴とモデルの推移
2013年6月、日産自動車と三菱自動車工業の合弁会社NMKVが開発した軽トールワゴン。
日産向けが「デイズ」、三菱向けが「ekワゴン/ekスポーツ」となる。
「デイズ」には「ekスポーツ」に該当する車種として「ハイウェイスター」や「ライダー」が設定されている。
2015年10月にマイナーチェンジを受け、 新たにハイビームとロービームを自動切替する「ハイビームアシスト」を軽自動車で初採用したほか、エマージェンシーブレーキと踏み間違い衝突防止アシスト、VDCなどの各種安全装備が全グレードに標準装備された。
また、コンパクトカーのマーチに次いでの設定となる「ボレロ」を新たに設定した。