ミラージュの値引きと下取りの相場情報
ミラージュの新車値引情報
低価格設定の同車なので、値引き額としては多くを望めないが、軽自動車より多いはず。そうゆう意味ではまず20万円が目標値になり、競合相手の見積もり次第で上乗せを狙いたい。競合相手としては、日産「マーチ」とのチープ対決が基本。からむとすればトヨタの「パッソ」ダイハツ「ブーン」、あるいは軽自動車も実際には候補になっているはずだ。
値引き目標額 20~25万円
ミラージュの下取相場と売却時のワンポイントアドバイス
相場の低さは、もともとの車両価格が低いだけではないようだ。同価格帯の軽ハイトワゴンは倍近い下取り相場であるため、その低さは深刻だ。
下取り相場
ミラージュE 2WD H24年式(新車価格 95.2万円)下取り参考価格 39万円
ミラージュM 2WD H24年式(新車価格114.2万円)下取り参考価格 49万円
ミラージュG 2WD H24年式(新車価格123.8万円)下取り参考価格 54万円
ミラージュのモデルチェンジ情報
かつては三菱製コンパクトカーとして、長く販売されてきた「ミラージュ」であるが、2012年に発売され、期待された現行モデルではあるが、その販売は大苦戦。発売時に掲げた販売目標(3750台/月)を達成したのはその直後のみで、今では1000台前後がやっとという状況だ。同じく苦戦する日産の「マーチ」も似たような現状であり、この2車に共通するのはタイ王国で生産されているということ。日本ではタイ製のクルマは受け入れられないのだろうか。もっとも、メインとする新興国市場での販売は順調のようであり、メーカーとしては想定の範囲内とは思うが、低価格低燃費のコンパクトカーのニーズは大きいはずの国内市場での需要はあったはずで、ディーラーサイドの落胆は大きいだろう。
コンセプトカーとして4ドアセダンタイプを発表されているが、国内への導入は未定。発売されても法人向けの車種になりそうで、大勢には影響がないだろう。
前モデルの下取相場と売却時のワンポイントアドバイス
(現行車種が、2000年に生産終了した同名称の5代目「ミラージュ」よりも、2012年に生産を終了した「コルト」の実質的な後継機種とみられるため、「コルト」の下取り相場を記するこにしました。)
現状では低い相場水準であるのは否めないだろう。まともな価格が付くのは5年落ちぐらいまでか。但し、「ラリーアート」は別で、他車種のそれと同じく、まったく別の相場を形成している。
下取り相場
コルト1.3リミテッド 2WD H24年式(新車価格 95.0万円)下取り参考価格 35万円
1.3S H18年式(新車価格108.0万円)下取り参考価格 4万円
コルト1.3RX 4WD H24年式(新車価格154.0万円)下取り参考価格 81万円
1.3G H24年式(新車価格152.0万円)下取り参考価格 9万円
ミラージュの特徴とモデルの推移
1978年の初代から2002年に生産終了した5代目まで長く生産された「ミラージュ」の名称を持つコンパクトカーシリーズは、ハッチバック、クーペ、4ドアセダンをラインナップする三菱自動車の基幹車種であり、トヨタの「カローラ」日産の「サニー」などと同じ最大の量販車種であった。その後「コルト」に引き継がれ、幅広いラインナップを持つまでに至ったが、同車も2012年に生産終了、変わって登場したのが、現行「ミラージュ」である。
2012年8月、世界戦略車のコンパクトカーとして復活する。日本国内においては先代「ミラージュ」より1つ下の車格に当たり、「コルト」の実質的後継車といえる。「コルト」よりもさらにダウンサイジング化が行われ、
日本向けも、タイの現地法人にて生産され、部品の現地調達率を70%以上にし、コスト削減はパーツの大きさにまで及び、その結果、車両本体価格は99.8万円から128.8万円となった。
パワーユニットには、1,000cc 3気筒DOHC12バルブ・MIVECエンジンとCVT「INVECS-III」を搭載し、軽量化と空気抵抗・走行抵抗の低減を行い、アイドリングストップシステム「AS&G(オートストップ&ゴー)」搭載車は発売当時のガソリン登録車トップとなる27.2km/L達成した。また、最小回転半径4.4mで、取り回しのしやすさや運転のしやすさを追求しつつ、大人5人でも十分な居住空間と荷室容量を確保した。