MPVの買取相場と値引き交渉のポイント

   

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MPVの下取相場と売却時のワンポイントアドバイス

 存在自体が忘れ去られそうなぐらい販売台数が少ない「MPV」。さぞかし下取り相場は低いと思いきや、以外に健闘していて、同年式のトヨタの「エスティマ」と変わらない相場だ。もっとも、「エスティマ」がかつてほど人気がないということもあるが、「MPV」よりも売れているので、もっと差がついていてもおかしくなかった。評価が大きく変わるのが2010年のマイナーチェンジ以降。ミッションが変更され、グレード体系も変わって現在の姿になる。代わりにターボモデルが消滅している。

 どうしても5ナンバーサイズで2.0Lのミニバンの方が主流になっているので、新車販売においては、割高で大柄な「MPV」は敬遠されがちだが、中古車市場では装備も充実し、一クラス上の雰囲気と動力性能が評価されているようだ。

下取り参考価格表

車種 グレード 年式 駆動方式 新車価格 下取り参考相場
23C 2010 2WD 238.0 80.0
2006 2WD 235.2 37.0
23S 2013 2WD 257.1 159.0
2010 2WD 257.1 112.0
2008 2WD 257.1 85.0
比較参考車種
トヨタ エスティマX 2010 2WD 260.9 118.0
23S 2013 4WD 281.9 163.0
2010 4WD 281.9 130.0
2008 4WD 281.9 96.0
23S Lパッケージ 2013 4WD 320.0 162.0
2010 4WD 320.0 142.0
2008 4WD 320.0 111.0
23T 2010 2WD 276.1 111.0
2008 2WD 276.1 81.0
2006 2WD 266.6 34.0

MPVの新車値引情報

 モデルチェンジがあるのか、モデル消滅なのかも不明だが、すでに8年が経過したモデル末期車種だえに、値引きは大きい。のこ車種に関しては競合車種の見積もりは費用。同車を値引き次第で購入する意思を示すだけでいい。ディーラーサイドとしても、利益率が大きい車種なだけに、在庫さえあれば大幅値引きしてでも売りたいはず。乗り出し価格ですでに30万円オーバ‐の値引きを示すが、交渉はここから。こちらから通常は法外に思えるような要求を提示して様子を見よう。意外とアッサリ要求が通る可能性もある。無理でも粘れば近い数字は可能だ。

 50~60万円ほどの要求は必ず必要。40万円程度ではディーラーの想定内なので禁物。2015年末にはモデルチェンジか新機種の投入かが分かるので、そこまで待つような口ぶりで交渉を進めるのもいやらしいが効果的だ。

 このクルマでリセールバリューを期待してはいけない。大きな値引きを獲得できれば、下取り価格が低くても損はないはず。4WDを選択しておけば無難と言える。

値引き目標 50万円

前モデルの下取相場と売却時のワンポイントアドバイス

 現行モデルでは比較的まとも(?)な下取り相場を維持している「MPV」だが、この先代モデルでは急変する。2006年式ではすでに一部の高価格グレ‐ド以外は実質的に価格はつかないと言っていいだろう。現行モデルでほぼ同水準だったトヨタの「エスティマ」とは雲泥の差が出ている。まだ人気のある「エスティマ」と不人気の烙印を押された「MPV」。同クラスでここまで差が付くケースは珍しい。

下取り参考価格表

車種 グレード 年式 駆動方式 新車価格 下取り参考相場
30 VS 2006 2WD 301.0 5.0
23G 2006 4WD 240.0 5.0
23VS 2006 4WD 311.0 22.0
23スポーツ 2006 4WD 250.0 4.0
比較参考車種
トヨタ エスティマ24X 2006 2WD 254.0 51.0
 エスティマ35アエラス 2006 2WD 310.0 72.0

MPVの特徴とモデルの推移

2006 年2月発売の現行モデルは、エンジンが全車直4 2.3Lとなり、「DISI」と呼ばれるガソリン直噴ターボエンジンとなった。トランスミッションは4WDとターボが6AT、FFが4ATと組み合わされる。

 先代に比べボディサイズは大型化され、全幅は国産ミニバンでは最大の1850mmとなった。全車8人乗りとなったが、セカンドシートには左右に分かれたキャプテンシートを中央に寄せ、3人掛けを可能にする「KARAKURI」シートが採用されている。

 また、エクステリアデザインには「モダンアピアランスパッケージ」と「スポーツアピアランスパッケージ」の2種類が用意された。

 フルモデルチェンジを予定しているのは2015年末頃、具体的な発表はないものの、同じく北米市場を中心に販売される3列シートの「CX‐9」と統合されるというのが有力。国内向けには「MPV」が消滅して、人気のある「CX」シリーズとして生まれ変わる情報もある。

 新生代技術(SKYACTIV)が投入がされるのは確実で、SKYACTIV-G 2.0と2.5、そしてSKYACTIV-D 2.2の搭載も想定され、ミニバンの「ビアンテ」との差別化もあいまいになるため、モデルの整理と調整次第では、どの車種が生き残るのか不明である。

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