ベリーサの買取相場と値引き交渉のポイント
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ベリーサの下取相場と売却時のワンポイントアドバイス
強みは現行モデルであるということ。何度かマイナーチェンジが行われているが、外観で判別されるような大きなものではない。年式よりも程度勝負のクルマになる。しかし、モデルとしては10年続いても、買取相場は10年たった初期モデルは難しい。最初のマイナーチェンジが行われた2006年から2007年あたりが限界のようだ。ちなみに同年式同価格帯の「ホンダ フィット1.5G」を見ても、同じような結果だ。
買取参考価格表
車種 グレード | 駆動方式 | 年式 | 新車価格(万円) | 下取り参考価格(万円) |
---|---|---|---|---|
C | 2WD | 2014 | 148.6 | 105 |
2WD | 2010 | 148.5 | 49 | |
2WD | 2007 | 148.5 | 7 | |
L | 2WD | 2014 | 160.6 | 113 |
2WD | 2010 | 157.1 | 52 | |
2WD | 2007 | 158 | 12 | |
C | 4WD | 2014 | 166.6 | 125 |
4WD | 2010 | 166.6 | 61 | |
4WD | 2007 | 164.5 | 7 | |
L | 4WD | 2014 | 178.6 | 135 |
4WD | 2010 | 175.1 | 65 | |
4WD | 2007 | 176 | 6 |
ベリーサの新車値引情報
発売から10年が経過しており、旧型エンジンと旧型ミッションを搭載。かなり生産台数を落としているものの、れっきとした現行モデルだ。「デミオ」を無視してまで新車で購入する人がどれだけいるのか疑問だが、もしいるならマツダの営業マンは見逃さないだろう。特に値引きが原因での失敗は許されない。真剣に「ベリーサ」の購入を考えていることを伝えるために、他車との競合を持ち出さないで交渉してもいい。欲しいが、新車で購入するのに躊躇していることのでを話すのもいい。中古車並みの価格を希望してみよう。
値引き目標 34~36万円
ベリーサの特徴とモデルの推移
当時の「デミオ」がコンパクトワゴン的なイメージが強かったのに対し、あくまでもオシャレさを重視したハッチバック車という印象の「ベリーサ」は、丹念な造り込みによる高い質感をもつ新しいタイプのコンパクトカーとして2004年6月に発売。先々代のプラットフォームを採用しており、発売開始から10年経過しているが、細かな改良や特別仕様車の発売を行いながら現在もモデルチェンジせず継続販売されている。
発売当時「アクセラ」の発売により廃止された「ファミリア」と「デミオ」の隙間を埋めるため開発され、デミオ」との差別化のため、プレミアム・コンパクトカーという位置付けを狙ったインテリアデザインについては、乗り込んだ瞬間にクラスを超えたくつろぎを感じられる室内空間を追求。このクラスとしては異例の本革シートをオプション設定し、インテリジェント・キーを標準装備、アテンザのシートの部品を流用したという前席、シートアレンジを犠牲にする代わりに後席背面を大きくする。また、先進の解析技術を駆使することによって、高速走行時でも音楽や会話が楽しめるクラストップレベルの静粛性を実現している。
「デミオ」よりも50mmほど長い3,975mmという全長で、5ドア・ハッチバック1種類のみのシンプルな構成 になっている。エクステリアデザインのアクセントとなっているのが、ヘッドライト。ライトユニットのなかに4灯式のプロジェクターランプを組み込み、光輝感の高さを主張。グリルデザインは薄めで開口部も小さく、マツダのデザインアイデンティティである五角形を採用する。
サイドシル、ウエストライン、ルーフパネルの3つの線が完全に平行に配置され、さらにボンネットラインの傾斜角度がゆるくウエストラインとほぼ直線になっているデザインを採用している。
エンジンは1,5L、トランスミッションはATのみ。FFに加え、日産製e-4WD方式の四輪駆動もラインナップする。
現在、基本グレードの「C」と「L」以外に、ブラックとマゼンタを立体感のあるステッチ柄であしらった本革シートや専用加飾がほどこされた特別限定車「MAGENTA SERECTION」が設定されている。
2004年に発売され10年が経過しており、販売終了という噂も流れていたが、実は次期型の開発も進んでいる。発売時期は詳しくは決まっていないが、2015年中と予想されている。っプラットフォームを共有する「デミオ」がフルモデルチェンジされた後1年ほどだろう。次期「ベリーサ」も当然「SKYACTIV」を全面採用し、燃費も30km/L近い燃費になる。