メルセデスベンツEクラスのカスタム

   

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初代モデルは1985年に発売が開始された。車格としてはSクラスとCクラスの中間という、いわゆるミディアムの位置になる。初代のボディーバリエーションはセダンと、ステーションワゴンがラインナップされていた。

現行モデルは4代目になる。車格の位置づけは変わらないが、ボディーのバリエーションはセダン・クーペ・ステーションワゴン・ガブリオレとそのバリエーションは広がっている。サイズと重量は全長4705~4900㎜、全幅1785~1855㎜、全高1395~1515㎜、重量1660~1800㎏となっている。

エンジンは2.0リッター DOHC16V ストレート4ターボチャージャー、3.5リッター DOHC24V V6 NA、4.7リッターV8 32V ターボチャージャーの3機種がラインナップされている。

駆動方式はFRで、サスペンションはフロントがマクファーソンストラットで、リアはマルチリンクを採用している。トランスミッションは電子制御の7速ATが搭載されている。

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締まった足回りにする

この車のサスセッティングは良好なのかそうでもないのか、ちょっと把握しづらい部分はある。ややとらえどころない部分があり、速度が上がってもそのイメージの幅が狭まるのだが、払拭はできない。連続したコーナーで、ロールの特性のせいなのか、上手く姿勢をフラットに保てなかったりするケースも出てくる。

この車でそんなに飛ばすことはないという人は、ちょっと違う。そんなに極端に飛ばさなくても、こういったことが起るのだ。

イメージとして頼りないわけではないのだが、どこかしっかりとした締まりのない感覚が、ドライバーによっては受け入れがたいものになってしまう。ある意味でW210から続く、一種の悪癖なのかもしれないので何とかするしかない。

ビルシュタインやザックス等からもこの車向けのキットは出ているが、ある種のスペシャリストに託す手もある。国内に点在するビルシュタインの正規サービスセンターの中には、車両個々の癖に合わせたダンパーを、個別に作ってくれるところもあるので、完ぺきを期するのであればそこを訪ねてみることも、大きな解決の手段になると思う。

乗り心地を損ねることなく、高いスタビリティーを与えてくれる足を提供してもらえれば、いかにもメルセデスという走りが可能になる。高速からワインディング、タウンユースまでをカバーしてくれるから、一度そういった施設を訪ねてみることをおすすめしたい。

動的ボディー剛性を上げる

ハンドリング能力を高めるもう一つの手段として、ソリッドで一体感のある車体にすることが挙げられる。サブフレームと基本構造の締結度は、ノーマルの場合どうしても製造上の理由で少しゆるくなっている。締結ボルトの穴を少しだけ大きくして、製造スピードに貢献することが理由だ。

リジッドカラーを使って娘の締結度を高め、サスのジオメトリーが設計値に対して忠実になるようにすることで、タイヤはこの範囲で常に最良の状態で路面を掴むようになる。ハンドリングのフィールは相当高まり、ノーマルとはかなり違った感覚を得ることが可能になる。

メルセデスの場合、基本的な曲げや捩じりの剛性は高いので、アンダーフロアーにまで補強材を追加することはないと思う。十分に満足のいくカスタマイズになるから、お勧めをしておきたい。

エクステリアをドレスアップ

メルセデスの外見をモディファイするためには、いいベンチマークがある。AMGなのだが、このイメージの沿ってエアロやホイールを変えると、なかなかいい感じに仕上がる。

もちろんAMGのパーツをそのまま組んでしまうこともいいかもしれないが、あくまでも自分がカスタマイズしたという満足感を得るためには、イメージは使わせてもらうがパーツは別から調達するという姿勢もいいと思う。

画像はかなり豊富にあるし現車を見ることも可能なので、イメージを固めるためにチェックをしてみていただきたいと思う。

一見派手に見えるAMGも、個々のパーツはそれほど派手ではない。全部をコーディネートした時に、イメージが固まるのだから、全体のイメージを固めることが必要なる。都会的で、ちょっと尖がった感じの、昔流行った「ちょい悪オヤジ」が乗る車をイメージしたい。

インテリアを尖った感じに

シフトノブやコンソールのパネルなど、ちょっとしたパーツをカーボンに換えることで、かなりシャープなイメージにすることができる。

最近のメルセデスのウッドパネルにはそんなにありがたみがないから、思い切ってちょっと尖がった感じにしてみることもいいと思う。

なるべく目立たないところにこれを使うと、何となく違うイメージなるから面白い。まさにちょい悪オヤジの面目を保つことができる。

メルセデスのEクラスに乗る人は、決してショーファードリブンではないが、他の車とは一線を画したいから乗るわけだ。そんなゆとりのある人が、ちょい悪路線を走ることは、ダンディズムにつながると思うので、お勧めをしておきたい。

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