フィアットパンダのカスタム

   

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初代パンダは1980年に発表された、2ボックス・ハッチバックタイプのコンパクトカーのカテゴリーになる。

現行モデルは3代目で、2011年から市場を継承している。ボディータイプとしては、初代と同じ2ボックス・ハッチバックのコンパクトカーだが、デザイン的には丸みを帯びた可愛らしい外見で、女性受けもしそうだ。

サイズと重量は、全長3655㎜、全幅1645㎜、全高1550㎜、重量1070kgとなっている。

エンジンはストレート2 875ccのマルチエアターボ ―― チンクエチェント ツインエアと同じエンジン ―― を採用している。トランスミッションはATモード付き5速シーケンシャル「デュアロジック」を搭載している。

駆動方式はFFで、サスペンションはフロントがマクファーソンストラットで、リアはトーションバーを採用している。

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初期ロールを抑えるために強化サスを装着

パンダはサスのストロークで乗り心地を確保しているので、ヨーロッパ車としては比較的アタリが柔らかいセッティングになっている。コーナリングのスタビリティーに欠けるとか、ロールが大きくて恐怖感があるというわけではないが、ちょっとだけ初期ロールが早いことが気になる。

これを解消するためには、強化サスペンションを組み込むことが必要になる。ノーマルのいいところを消さないようにバネレートをあまり高めず、ダンパーの減衰威力を上げて対応する方が、結果的には走りやすい車にできるし、乗り心地も確保できる。外見上の見地から、若干のローダウンはしたほうがいいことは、いうまでもない。

ハンドリングフィールを向上させる

現代のモノコック構造の弱点の一つに、サブフレームと基本構造のボディーの締結度に、若干の問題があることが挙げられる。

これを解消するためには、この締結度を上げて、ソリッドで一体感のある車体にすることが必要になる。リジッドカラーを入れれば、これを解消できる。

動的なボディー剛性が高まり、サスペンションは設計値にほぼ近い動きをするようになるから、タイヤは常に最良の状態で路面を掴んでくれるようになる。

ノーマルでは味わえない良好なハンドリングフィールを、簡単に手に入れることが可能になる。これでまだ不足だったら、フロントにストラットタワーバーを追加してやれば、本当にガチガチなボディーにすることができる。

ブレーキに熱対策を施す

ワインディングの長いくだりでの連続使用に耐えられるよう、耐フェード性の高いパッドと、高沸点タイプのフルードに交換することをお勧めしたい。そのうえでステンレスメッシュなどで補強をしたラインを使えば、熱でラインが変形してペダルフィールを損なうことを防げる。

またより強烈なストッピングパワーを求めるのだったら、対向4ポッドのキャリパーを奢ることをおすすめしたい。車重とパワーを考えると、6ポッドまではいらないと思うし、リアは片押しタイプで十分だといえる。

アバルトをベンチマークにして外観をドレスアップ

なかなかオシャレなエクステリアなのだが、もうちょっとパンチが欲しい、あるいはホットハッチを目指したいという向きには、やはりエアロパーツは欠かせないし、ホイールもそれなりにしたいという気持ちになる。

どんなイメージがいいのかと迷うこともあると思うが、フィアットにはアバルトという強い味方があるので、ベンチマークにしてみるといいと思う。かなりオシャレでパンチの効いたホットハッチが出来上がることは間違いない。

シートを交換してビジュアルと機能を求める

ノーマルのシートもなかなか捨てがたいが、ここはホットハッチを目指すためにはスポーツタイプのバケットシートにしたほうが効果的だ。

機能面でも明らかにホールド性が変わるので、ドライビングにも好影響が出るので、お勧めをしておきたい。

モアパワーを実現する

ツインエアは、ノーマルでもなかなか活発に働いてくれるのだが、やはりもうちょっとという気持ちになるシーンはある。

欲を言えばきりがないのだが、吸排気系の高効率化をしておいてから、その仕様に合わせた燃調を取り直す意味と、空き領域をつかえるようにするために、ロムの書き換えをすると体感できる程度の違いは得られる。

これをやっておくと、かなり使いかってのいいエンジンにすることができるので、お勧めをしておきたいカスタマイズになる。

ここまでのことを全部やっても、アバルトのコンプリートカーを買うよりは、絶対的にリーズナブルだし、気兼ねなく乗れると思うのでお勧めをしておきたいカスタマイズだ。

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