バモスの値引きと下取りの相場情報
By Kuha455405 (Own work (本人撮影)) [GFDL (http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html) or CC-BY-SA-3.0-2.5-2.0-1.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons
バモスの下取相場と売却時のワンポイントアドバイス
さすがに1999年のデビュー当時の下取り価格はない。2005年が限界値だろう。商用で使われることが多く程度が荒れていたり、走行距離が多いものが多いので、乗用で使われた程度の良いものは年式を問わず価格が付くだろう。後期モデルで廃止された4WDもそうだが、ターボモデルも同様に、プラス要素が大きい。
商用バンベースの場合、流行のトールワゴンと違う評価が求められるが、「バモス」は個人がアウトドアなどで使われるケースが多く、若い層からの指示が高い。今でも現行モデルとして販売され、年式による性能、外観の差がほとんどないのも価格を保つ役に立っている。見た目で分かりにくいが、ローダウンモデルがない年式もあるので中古車として購入する際には注意が必要だが、下取り価格にはそれほど影響がない。
下取り参考価格表
車種 グレード | 年式 | 新車価格(万円) | 駆動方式 | 下取り参考相場(万円) |
---|---|---|---|---|
バモス G | 2013 | 123.6 | 2WD | 92.0 |
バモス L | 2010 | 130.0 | 2WD | 56.0 |
2005 | 125.8 | 2WD | 6.0 | |
バモス G | 2013 | 136.4 | 4WD | 110.0 |
バモス L | 2010 | 143.0 | 4WD | 66.0 |
2005 | 139.8 | 4WD | 7.0 | |
バモス ターボL | 2010 | 142.0 | 2WD | 60.0 |
バモス ターボ | 2005 | 140.8 | 2WD | 7.0 |
バモス ターボ | 2010 | 154.0 | 4WD | 71.0 |
バモス ターボ | 2005 | 152.8 | 4WD | 21 |
バモスの新車値引情報
最新の販売状況では月販300から400台程度と、最後に公表された販売目標の600台を大きく下回っている。同タイプの中では最低の水準で、1999年から基本的に変わらない車体は、評価は高いもののさすがに乗用ユースとしては古さが目立つ。それでも「バモス」を指名買いするなら、他車以上のお買い得感を求めても罪はない。
価格は低めで、軽自動車特有の値引きの上限も低いものの、在庫がダブついている可能性もあるので、それなりの最高額は望める。修理工場や小規模の中古車販売店などの販売協力店経由での購入も検討したい。この場合はディーラー本社の業販扱いになることが普通で、通常店頭で購入する場合よりも話が早く、車種やその窓口になる業者との力関係によっては、特別な値引きが可能になる。といっても通常の値引きに2~3万円上乗せされるだけだが、軽自動車の購入にあたっては大きな差だ。
値引き目標 10~14万円
バモスの特徴とモデルの推移
現行の「バモス」は、それまでの「ストリート」の後継モデルとして「バモス」の車名を復活させて1999年に発売された、競合車種より低いロールーフが特徴のキャブオーバー型軽ワゴン。4WDはリアルタイム4WD(ビスカスカップリング式)で、5速MT車のみの設定である。軽ワンボックスカーとしては、初めてテールランプをバックドアウインドウ横に配置しており、競合車種よりかなり高い位置にあるのも特徴だ。ドレスアップやカスタムの分野でも人気があり、DIY素材で車内をアレンジできるようになっている。
エンジンを荷室の床下に配置したホンダ独自のMR方式を採用。重いエンジンやトランスミッションが4輪の内側に搭載されており、重量が前輪と後輪にバランスよくかかるため、カーブなどでハンドルを切った時に安定性を発揮する。またエンジンが乗員から遠くに搭載されているためドライブ中のエンジン音も静かなのも、RRの「スバルサンバー」が廃止された後、唯一他車にはない特徴だ。
2003年にはハイルーフ仕様の姉妹車「バモスホビオ」が追加されている。また、数度のマイナーチェンジや改良が行われ、発売から15年を経て商用バンの「アクティバン」とともに生産販売が続けられている。2010年のマイナーチェンジでは、ローダウンサスペンション、13インチタイヤ、運転席カップホルダーを全車に標準装備し、メーターはメタリックな金属調の文字盤とブルーリング照明を、シート表皮にはスウェード調トリコットを採用した。また、グレード体系が見直され、ターボ車を廃止、ローダウンサスペンション標準装備化に伴い「L・ローダウン」を「L」に統合した。
最新の改良は2012年で、一部改良が行われた。内容はグレード体系を再編し、3本メッキフロントグリル、リアバンパーガーニッシュ、13インチアルミホイールなどを標準装備し「G」のみのモノグレード体系となった。