フィットハイブリッドの買取相場と値引き交渉のポイント
目次
フィットハイブリッドの下取相場と売却時のワンポイントアドバイス
2013年に発売が開始された現行モデルの下取り相場は出きっておらず、4WDのみが価格を付けている。当然台数的にも少ないため、確定しているとは言えないが、おおよその予測で言えば、同価格帯のライバルであるトヨタ「アクア」を下回ることはないだろう。特に4WDに関して言えば、ライバルに設定がないこともあり、新車での人気がそのまま下取り価格に反映されることになる。
問題は例のリコール騒動の中心車種であることだ。今のところ下取り相場には影響していないが、数多いリコールの改修作業を全てクリアしていないと、したどった側の手間g増えるので、最終的な下取り価格に影響することもあるので、めんどくさがらずに確認することが必要です。
下取り参考価格表
車種 グレード | 年式 | 新車価格 | 駆動方式 | 下取り参考相場 |
---|---|---|---|---|
ハイブリッド | 2014 | 173.7 | 4WD | 149.0 |
Sパッケージ | 2014 | 201.8 | 4WD | 158.0 |
比較参考車種 | ||||
フリードハイフ゛リット゛ | 2014 | 204.6 | 2WD | 151.0 |
トヨタ アクアL | 2014 | 160.9 | 2WD | 126.0 |
アクアG | 2014 | 176.1 | 2WD | 147.0 |
フィットハイブリッドの新車値引情報
度重なるリコールにより販売と生産に多大な影響が出ているにも関わらず、依然として好調な売れ行きを続けている同車。ガソリン車の割合が多少は増えていると思われるものの、その低燃費性能の魅力は大きく、ハイブリッドも変わらぬ人気ぶりだ。発売当時と異なるのは、基本的に同じパワーユニットを搭載するクロスオーバーの「ヴェゼル」、4ドアセダンの「グレース」、そしてミニバンの「ジェイド」と、ボディタイプの違うホンダ車が、ショールームにあふれかえっている事。
選択肢が多いのはユーザーにとっては好ましいことだが、選択肢が多いということは購買意欲が削がれることにもつながるともいえる。つまり、判断が付きにくいのだ。ただでさえガソリン車とハイブリッド車の選択で迷うのに。
ここはこの迷いを吹っ切るためにも、「フィットハイブリッド」の値引きで結論を急がせる、ディーラー側の策略に載ってみよう。納得のいかない数字であれば他の車種に気をそられるポーズも必要だ。もちろん「アクア」を第一候補に挙げていることもはっきりと伝えよう。
値引き目標 15~20万円
前モデルの下取相場と売却時のワンポイントアドバイス
現行モデルとはシステムも燃費性能も大きく違う前モデルではあるが、それほど下取り価格に差があるとは思えない。発売された期間も短く、評判も良いモデルであったこともあり、現実に下取りに入るケースもまだ少ない。相場自体も「アクア」に差をつけられずに高い価格を維持している。
これは、同じパワーユニットを搭載する「フリードハイブリッド」にも当てはまることだが、燃費だけでなく「フィット」自体のパッケージングなどの魅力が大きく作用しているためだ。1.5Lエンジンを搭載する「RS」は、相場では大きな特徴を見せていないが、数が少ないために相場以上の価格が示される可能性が大きい。
下取り参考価格表
車種 グレード | 年式 | 新車価格 | 駆動方式 | 下取り参考相場 |
---|---|---|---|---|
ハイブリッド | 2013 | 151.4 | 2WD | 126.0 |
2010 | 151.4 | 2WD | 60.0 | |
シーズ | 2013 | 164.5 | 2WD | 128.0 |
RS | 2013 | 186.6 | 2WD | 136.0 |
スマートセレクション | 2013 | 160 | 2WD | 127.0 |
2010 | 163.8 | 2WD | 66.0 | |
比較参考車種 | ||||
フィット 13G | 2013 | 117.1 | 2WD | 66.0 |
2010 | 114 | 2WD | 43.0 | |
トヨタ アクアL | 2013 | 160.9 | 2WD | 121.0 |
アクアG | 2013 | 176.1 | 2WD | 141.0 |
フィットハイブリッドの特徴とモデルの推移
初代は2010年10月に、2代目「フィット」のマイナーチェンジと同時に設定された1.3Lにホンダ独自のハイブリッドシステム「IMA」を採用、その後1.5Lモデルも追加された。2013年9月にガソリン車と同時にフルモデルチェンジされたのが「フィットハイブリッド」としては2代目となる現行モデル。初代から続くセンタータンクレイアウトを継承しつつ、居住性能向上のために、さらにボディが大きくなったが、5ナンバーサイズを保っている。
パワートレインは、アトキンソンサイクルを採用した1.5Lに統一し、22kWの出力のモーターと7速DCTとリチウムイオンバッテリーを組み合わせた「SPORT HYBRID i-DCD」を採用した事によって燃費性能を大幅に向上させJC08モード36.4km/Lを実現させた。また、寒冷地などのニーズに応えるため、4WD仕様を新設している。
この「SPORT HYBRID i-DCD」は発売直後からリコールが相次ぎ、2014年10月には5度目の届出を行っている。