ヴェゼルの値引き情報とモデル概要

      2013/12/25

この記事の所要時間: 337

ヴェゼル
(東京モーターショーに展示されていたヴェゼルハイブリッド)

ヴェゼルの新車値引情報

「フィット」に続いての大ヒットが約束されている「ヴェゼル」であるが、ホンダとしても、殿様商売をするわけにはいかない。これといったライバルは「ジューク」以外には見当たらないが、SUVをヒットさせるのはコンパクトカーとは違い、大きなムーブメントが必要になる。うまくいけば、「フィット」より利益が見込める分うまみもある。しかし、実用性より趣味性がたつSUVは、飽きられると一気に需要はしぼんでしまう。

 そのためにも、「フィット」にまして、スタートダッシュが重要になる。デビュー時期が年末商戦まっただ中ではあるが、すでにハイブリッド車の納車は増税後にずれ込む予想なので、ユーザーとしてはある程度の金額的見返りは求めたくなる。また、100%近いとされるハイブリッド比率を下げるため、ガソリン車の拡販も必要になっており、こちらはズバリ値引きが期待できる。

値引き目標額 ハイブリッド車5~10万円 ガソリン車15~20万円

モデルチェンジ情報

 2013年1月にデトロイトで開催された北米国際オートショーで、ホンダはアーバンコンセプトSUVを発表していた。新型「フィット」をベースに開発される、コンパクトクロスオーバーSUVとしての派生車種であった。その市販車名がヴェゼル(VEZEL)となった。そして、ヴェゼルの市販プロトモデルとされる車体が、11月に開催された東京モーターショー2013で参考出展として披露され12月の発売がアナウンスされた。

 開発段階では「フィット」派生SUVとして知られていたが、完成した車体は初代「CR-V」にも迫るサイズとなり、実質的には「HR-V」の後継車種という位置付けになるだろう。

ヴェゼルの特徴とモデルの推移

 2013年12月19日に発表、20日に発売開始された、コンパクトクラスのクロスオーバーSUV。エンジンやプラットフォーム、センタータンクレイアウト、ハイブリッドシステムなどを3代目「フィット」と共用、他のホンダ車と約50%程度の部品を共用するが、ホイールベースやトレッドは「フィット」より大きく、ボディサイズは全長4295mm×全幅1770mm×全高1605mmとなり、3ナンバーになる。

 エクステリアデザインは「アーバンコンセプトSUV」が忠実に再現されており、SUVの力強さ、クーペのあでやかさ、ミニバンの使いやすさなど、ジャンルの枠を新しいジャンルのクルマになっており、 ルーフの傾斜やサイドのキャラクターラインに代表される曲線美に富んだフォルムになった。

 日本の市場ではホンダのSUVの核である「CR-V」は大きくなりすぎ、ヨーロッパ市場でも大きな車が走りにくいという海外展開での事情も重なり、「CR-V」よりダウンサイジングされたSUVとしての主力車種としての役割も担っている。今後は「ヴェゼル」がホンダ製SUVの主役になりそうで、すでに北米ではティザーなどが公表されている。

 搭載されるパワートレインは2タイプ。一つはアトキンソンサイクルの「フィットハイブリッド」のユニットを直噴化し、パフォーマンスアップされた「SPORT HYBRID iーDCD」1.5Lハイブリッドが搭載され、FFはJC08モード燃費27.0km/L。もう一つは通常の1.5Lガソリンエンジンモデルで、FFはJC08モード燃費20.6km/Lとなる。

 ベースとなった「フィットハイブリッド」との大きな違いのひとつに、4WD車の設定がある。電子制御により前/後輪のトルク配分をコントロールする独自の「リアルタイムAWD」を採用している。

 装備では「あんしんパッケージ」が注目される。赤外線レーザーを使った衝突回避の支援機能を備えている。サイド&カーテンエアバッグを含めて6万円というオプション価格で高い安全性を得られる。また、電子制御パーキングブレーキやオートブレーキホールド機能といった上級クラスに搭載されている先進技術や機能を全タイプ標準装備としている。

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