本格SUVの買取相場比較(ランドクルーザー・パジェロ)

   

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 海外ではそのタフな車体が好評かを受けている「ランドクルーザー」ですが、日本の中古車市場でも高い評価を受けるのは同じです。

海外と異なるのは、あくまでラグジャリーSUVでの評価ということ。

悪路を走る必要も無く、せいぜい雪道が最大の見せ場ですが、一般道を走る限りでは潜在能力の半分も発揮できません。

しかし、その決して利用されることのない実力がオーナーに優越感をもたらしてくれるのです。

それこそが真骨頂といえるでしょう。

では、具体的に買取価格はどうなっているのでしょう。

唯一のライバル三菱「パジェロ」との比較を交えて見てみましょう。

買取相場比較表

車種名 ランドクルーザー AX ランドクルーザー ZX クラウンマジェスタ
新車価格 447.6万円 657.1万円 580.9万円
2014年 561.0 348.0
2013年 335.0 339.0
2012年 370.0 178.0
2011年 355.0 383.0 157.0
2010年 373.0 380.0 140.0
2009年 329.0 304.0 129.0
車種名 パジェロ ロングスーパーエクシードD パジェロ ロングエクシード
新車価格 454.0万円 344.0万円
2014年 378.0 279.0
2013年 340.0 247.0
2012年 310.0 221.0
2011年 274.0 193.0
2010年 265.0 170.0
2009年 216.0 169.0
2008年 205.0 141.0

トヨタ ランドクルーザー

無敵のリセールバリュー

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ランドクルーザーの買取相場と値引き交渉のポイント | I LOVE 自動車

日本の道路事情では持て余す大きさのボディ。

パワフルなV8の4.0エンジンは高速道路では快適な乗り心地であっても燃費はもちろんのこと、その他の維持費も覚悟しなければならないでしょう。

例えば毎年支払う自動車税は88,000円にもなります。

そして保険料率の高さも深刻です。

 それでもプレミアムセダンの領域に入る「クラウンマジェスタ」を圧倒する買取価格なのです。

100万円以上高額な「クラウンマジェスタ」との比較でも、2年めでほぼ同額になり3年目で倍以上の差が付き、2009年式での相場価格は3倍以上の差になっています。

大型セダンが不人気である買取市場ですが、「クラウンマジェスタ」はその中でもリセールバリュ-は悪い方ではありません。

日産の「シーマ」などはさらに下回っています。

これほどリセールバリューのある車は国産車では珍しく、窃盗団に狙われるのも無理はありません。

高額なグレードの「ZX」はさすがに当初の販売価格から大きく値を下げますが、販売の中心になっている比較的リーズナブルな「GX」は、2013年式から2008年式では年式による差もほとんどなく、状態次第では「ZX」との価格が逆転することも十分にあります。

 大型SUVのライバル三菱「パジェロ」にも大差をつけいます。

人気のあるディーゼルエンジン車はかなり高い相場を見せていますが、それでも「ランドクルーザー」にはかないません。

ガソリン車は価格帯が異なるのでわかりずらいのですが、年度落ちが「ランドクルーザー」よりはっきりしています。

しかし、SUVの代表格である「パジェロ」もけっしてリセールバリューが悪い車種ではありません。

根強いファンを持つ中古車市場でも人気車種です。

 今後の予測としては、久々のエクステリアを含む改良が行われたことで、新旧がはっきりとわかるマイナーチェンジであったため、この2015年8月を境にモデル無いの差別化が出てくるとは思われます。

しかし、全体の評価は変わらず高い相場を維持するでしょう。

三菱 パジェロ

買取優等生ながらもランクルには完敗

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パジェロの買取相場と値引き交渉のポイント | I LOVE 自動車

 数少ない国産ヘビー級4WDだけに、買取価格は安定しています。

新車販売が景気の動向で左右されるだけに、ここ数年は玉不足状態が続いており、特に高年式車の相場は期待できます。

傾向としてはディーゼル車の人気が高く、ガソリン車を選ぶ中古車ユーザーは減少しているようです。

新車でも同様ですが、ガソリンン車を選ぶなら「ランドクルーザー」の方がベスト、「パジェロ」の魅力はディーゼルエンジンに集約されていると言ってもいいでしょう。

グレードでは、エスクードが高い相場を示しています。

 マニアックなユーザーには、旧タイプの方が評価は高いようですが、買取相場としては、現行車種から大幅にダウンします。

あくまで評価が高いのは一部のユーザーからのことであり、一般向けには装備など快適な居住性を考慮すれば、現行車種とはかなり異なると判断されています。

それでも乗用車と異なり査定価格は10年経っても残るのはさすが。

とは言え、走行距離などが少ない極上車での話しではあります。

そしてSUVのライバル「ランドクルーザー」には及ばないのも事実です。

新車時同様、人気も買取相場もかなり違うのは明白です。

理由は異なるが世界でも日本でも最高のブランド力が相場を支える

 「ランドクルーザー200系」は世界一タフなクロスカントリー4WD車だと言われており、世界中で高い評価を得ています。

中東を始め中南米やアフリカ諸国の紛争地域などは、敵も味方も多くの「ランクル」が使われているほど。

その圧倒的な評価は他メーカーのSUVと比べて「壊れない」とか「壊れても修理しやすい」という点です。

先代に当たる100も80も同じ評価。

そんなことから海外の中古車市場では驚くほど高い値が付き、日本の中古車の多くが海外に持ち出されると言われています。

不名誉なことですが、その中には盗難車も含まれており、窃盗団の最大のターゲットにもなっているようです。

そのため保険会社も「ランドクルーザー」の保険料率を上げているほど。

 けっして実用的ではなく、むしろ時代に逆行している車種ですが、そんなことは気にしないのがこのクラスのファンでしょう。

熱心なファンと、それを裏切らないクルマ造りが行われている限りは、このブランド力は無敵と言っていいほどのリセールバリューを保つでしょう。

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