ジムニーと競合車種の買取相場比較(パジェロミニ・ジムニーシエラ)

   

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1998年に登場した現行モデルは、マイナーチェンジはあるものの大きな変更を受けていない長寿モデル。

新車販売においては唯一のライバルであった三菱の「パジェロミニ」が販売終了して以来、クラスでただ一つの存在になったが、中古車市場では「パジェロミニ」が多く見受けられ、軽本格SUVの人気は意外と高いようです。

では、買取相場はどうなっているのでしょうか。

「ジムニー」各モデルと、「パジェロミニ」を比較しながら見てみたいと思います。

買取相場比較表

車種名 ジムニーXG 4AT ジムニーXG 5MT ジムニー ランドベンチャー 4AT   
新車価格 130.3万円 120.0万円 156.6万円
2015年 70.0 67.0 94.0
2014年 65.0 62.0 88.0
2013年 77.0 80.0 109.0
2012年 71.0 74.0 103.0
2011年 63.0 68.0 92.0
2010年 60.0 66.0 90.0
2009年 47.0 48.0 64.0
車種名 パジェロミニZR  4AT パジェロミニZR  5MT ジムニーシエラ
新車価格 132.6万円 126.6万円 164.8万円
2015年 117.0
2014年 103.0
2013年 84.0 79.0 91.0
2012年 73.0 69.0 84.0
2011年 60.0 57.0 79.0
2010年 57.0 58.0 76.0
2009年 37.0 38.0 50.0

スズキ ジムニー

ジムニーが販売され続ける幸せ ジムニーしかない不幸せ

 もちろん「ジムニー」は軽です。軽自動車のSUV。

しかし、そんなクラス分けよりも、やはり「ジムニー」というクラスなのではないでしょうか。

販売価格130万円そこそこのモデルでも、別表にした2009年式はおろか、2006年式あたりまで価格は残る特殊な車種といっていいでしょう。

兄弟関係にある登録車の「ジムニーシエラ」も同様に域の長いモデルで、買取相場も順調。

どちらも新車販売においてはカウント出来ないくらい少ない販売台数にかかわらず、なぜこんあに評価が高いのか、ひとつにはライバルの不在で希少価値もあるということ。

OEM車にマツダの「AZオフロード」がありますが、数としては少ないので影響はありません。

 「パジェロミニ」の消滅後、新車市場には本格SUVと言えば「ランクル」や「パジェロ」のような重量級のSUVのみ。

あとは「ジムニー」ファンに言わせれば軟弱なクロスオーバーSUVだらけという状況です。

中古車市場には2013年式以前の「パジェロミニ」があるのみで、まさに品不足状態。

デビューからほとんど変化のない「ジムニー」は、年式による価格差は少なく、2~3年新しいものよりも、走行距離のすくないもののほうが価格が高いケースがあります。

また、下取りよりも専門店による買取が圧倒的に多いのも特徴。

ジムニーの買取相場と値引き交渉のポイント

改造車が多いのがネックに

 問題としてはオリジナル状態を保っている車両が少ないこと。

中古車の天気上や、走行している同車を見かけると、かならず何らかの改良をほどこしているのがわかります。

これは女性や高齢者が多くユーザーになっている「パジェロミニ」には見られない傾向で、SUVマニアには「ジムニー」が自らの野心を具現化する絶好のアイテムと貸しているのがわかります。

したがって、ディーラーの下取りでは対応しきれず、専門店に流れる結果となっているのです。

 それでも限定車の「ランドベンチャー」「クロスアドベンチャー」、あるいは「ワイルドウィンド」などは比較的にノーマル状態でいるケースが多く、価格も高値になりやすいでしょう。

 程度の良いものは高い価格で買い取られるため、ユーザーにとっては嬉しい限りですが、次に載る車がないというのは悲しい。

そして中古車狙いのユーザーにとっては、「この年式でこの価格は・・・」と思うでしょう。

走るのだろうかと思う状態の車でもいい値が付いてたりします。

他に類似するものがないオンリーワンの売り手市場なのです。

三菱 パジェロミニ

形は似ていてもユーザー層はまったく別 遊び車ではない生活の足

 2013年式以前なら「パジェロミニ」があります。

まだ乗り続けているユーザーも多く、やはり乗り変える車種もなく、乗り変える必要も感じておられないでしょう。

都心部ではそうでもありませんが、地方部においては大変良く見かける車種でもあります。

一年中安心して乗れて取り回しも楽。

車が日常の足というより生命線となる地方では、ややこしい電子装備よりも、この形が安心なのです。

年に数回、雪深いところへレジャーで遊びに行くのではなくて、そこに住む人のマストアイテムなのです。

ゆえに同車のユーザーには女性が多く、特に高齢者が多いのも「ジムニー」にはない特徴です。

意外に多いOEM車の日産の「キックス」も同様です。

メーカーが支えられえず撤退

 「ジムニー」ファンには相手にされなくても、「パジェロミニ」のファンはそれらを数で大きく凌いでいるのは言うまでもありません。

ではなぜ発売が終了したのか。

軽自動車でも4WDの人気が高まりほとんど全ての車種に設定があります。

冷静に考えれば日本の道路事情ならこれらでも十分と考えてもおかしくはありません。

また、話は大きくなりますが、地球温暖化により、降雪量が減った地域もあること原因もの一つなのでしょうか。

 そして追い打ちを掛けるように、スズキから「ハスラー」という痒いところに手の届く絶妙なコンセプトの車が出ると、開発資金の乏しい三菱にはどうしようもありません。

 あとは現役で走り続けるオーナーが納得のいく買取価格であることが大事になりますが、幸いにして、場や位の良いモデルが多く、中古車でも「ジムニー」よりも購買層が広く売りやすいため、「ジムニー」に引けを取らない価格を維持しているようです。

時代は変わってもジムニーは不変だ

 スズキから「ハスラー」、そしてダイハツからもSUVチックな新型車が登場するなど、登録車のクロスオーバーSUVブームがコンパクトカークラスからさらに軽自動車にまで降りてきたようです。

そして「ジムニー」のモデルチェンジが迫っています。

しかし、現行モデルのファン、そしてユーザーには関係のない話。

「ジムニー」は不変ということでしょう。

 また昨今の異常気象は、車に乗っていても不安になる事があります。

最低地上高が高く、全天候型の「ジムニー」がもう一度見直されることになるとすれば、やはり「ジムニー」は不変という事でしょう。

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