ハイブリッドミニバンの買取相場比較(プリウスαほか)

   

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3代目モデルの現行「プリウス」の派生車種「プリウスα」は、2列シートと3列シート仕様もあるハイブリッドミニバンとして、ベース車の「プリウス」を上回る人気があります。それでは買取価格の方はどうなっているでしょうか。ベースとなった「プリウス」との比較では、あるいはライバルや自社のガソリン車との比較では。様々な車種との比較から、「プリウスα」の買取相場を検証してみました。

買取相場比較表

車種名 プリウスα S 7人乗り プリウスα S 5人乗り プリウス L
新車価格 257.0万円 238.0万円 206.6万円
2014年 174.0 162.0 123.0
2013年 162.0 148.0 116.0
2012年 161.0 138.0 93.0
2011年 129.0 90.0
車種名 ホンダ ストリームRSZ ウィッシュ 2.0Z ノア ハイブリッドX
新車価格 228.5万円 239万円 271.4万円
2014年 164.0 163.0 199.0
2013年 123.0 146.0
2012年 110.0 133.0
2011年 117.0

プリウスα 5人乗り VS 7人乗り

プラスαの3列シート車に人気が集まる

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 「プリウス」がモデル末期に入り、やや販売台数が減少する中、その販売台数を補っていると言われるのが「プリウスα」です。ミニバンとしては使い勝手がいいとは言えないボディ形状と居住空間ですが、3列目を収納して、ステーションワゴンとして考えれば「プリウス」よりも広大なラゲッジスペースは魅力で、3列目も利用することが出来るという割り切り方なら便利でしょう。デザイン的には後部に厚みがあり、ややぼってりとしたイメージですが、「プリウス」自体がスマートな車ではないので気にはならないはず。

 比較車種の「S」の5人乗りと7人乗りモデルの差額は19万円。3列目シートに伴う造形と部品代に、3列シート車のみに採用されるリチウムイオン電池のコストが上乗せされた価格です。両モデルの買取価格の差は、各年式の価格差をキープしているので、相場での評価はほぼ同じと見ていいでしょう。あるいは、年式によっては差が広がるケースもあるので、中古車市場では「プリウスα」イコール3列シートとというイメージが定着していると思えます。

プリウスαの値引きと下取りの相場情報

プリウスα VS プリウス

ベストセラーが故の値崩れが心配

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 買取価格も高いとされている「プリウス」ですが、フルモデルチェンジが秒読みとなった現在はどうでしょう。相場を見ると相変わらず高い水準で推移していますが、最近では派生車の3列シートの「プリウスα」の人気が高まり、ベース車以上に買取市場では人気があります。さほど広くないのですが、「プリウス」よりたくさん積めるという理由が大きく、「プリウス」の使い勝手があまりよくないということかもしれません。

 新型が出てもけっして現行モデルの評価が下がるというわけではないのですが、フルモデルチェンジによる影響はある程度予想されます。それは、あまりにも多くの台数が存在しているために、一気に買い替えに走ると需要過多になりかねません。長きにわたりベストセラーを続けてきた車種のフルモデルチェンジは、買取市場への影響も大きいということです。

 対して「プリウスα」は新型「プリウス」が登場したあとも、現行モデルが当分の間併売されることがわかっており、買取市場でも大きな変化はないと見られ、ベース車の「プリウス」の買取が増えれば、逆に中古車市場でもその存在感が際立るかも知れません。

プリウスの買取相場と値引き交渉のポイント

プリウスα VS 同クラスライバル

比較するライバルがなく独走状態

 今年になってホンダから同じくハイブリッドミニバンの「ジェイド」が登場(ガソリンターボも追加設定されたが)。エンジン排気量が1.5Lと異なりますが、価格帯は意外と接近しており、グレードによってはダブルものもあり、一躍「プリウスα」のライバルに浮上。しかし、買取市場に登場するのは当分先のこと。
「プリウスα」のような低車高の3列シートミニバンは、トヨタ内と他社にもいくつか見受けられますが、ハイブリッドでしかも3ナンバーで「プリウス」よりも高価格帯となると存在しないのが現状です。つまり、「プリウス」があってこそ初めて「プリウスα」が生きてくるというラインナップなのです。
 
 ちなみにホンダの「ストリーム」の上位グレードとの比較では「プリウスα」が圧倒的に高い買取相場を見せています。「ウィッシュ」は最上級グレードの2.0Lモデルですが、かなり肉薄しており、販売価格の差をキープしています。

クラスのブームは起きそうもなからこその高値安定

 ベストセラー故に、買取市場においても飽和状態というのが「プリウス」の現状です。加えて「弟分」の「アクア」も爆発的に売れており、「プリウス」の中古車を購入する予算があれば、「アクア」の新車を選ぶ方が良いと考えたユーザーも多いのではないでしょうか。「プリウスα」はそれらのユーザーにたいしても、低燃費に広さを加えるという説得力のある派生車種で、販売価格がかなり割高になるにもかかわらず、徐々に人気が出てきました。もともと4WDの設定などグレード展開が少ない「プリウス」でしたので、中古車においても非常に目立つ存在になっています。
さらに、マイナーチェンジ後は表情も一新されてデビュー時とは別人のような精悍さも加わり、評価も高まると思われます。3列シート車全般としては車種も増える傾向ですが、この「プリウスα」の価格帯の人気自体は微妙で、ひとクラス下の「シエンタ」「フリード」のクラスがブームを起こしつつあるようです。

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