ハスラーとライバル車の買取相場を徹底比較(ウェイク・スペーシア・ワゴンR)

   

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 昨年登場したスズキの「ハスラー」が大人気です。直近の販売状況でもベースの「ワゴンR」を上回り、軽自動車税の増税後も勢いは止まらず、前年比を大きく上回っています。本来スズキの主力である「ワゴンR」や「スペーシア」をも上回る販売成績となり、新ジャンルから一転、一躍スズキディーラーの看板車種に成長した「ハスラー」。2015年4月には「S-エネチャージ」も導入され、さらに人気を博すでしょう。

 そこで、この人気車種「ハスラー」の買取価格を、同車の主力軽トールワゴンの「ワゴンR」と「スペーシア」、そしてダイハツの新ジャンル「ウェイク」を比較してみました。

買取相場比較表

車名 新車価格 2015年式 2014年式
スズキ ハスラー G 115.4 90 86
ハスラー G 4WD 127.1 94 90
スズキ ワゴンR FX 106 70 64
スズキスペーシア G 117.0 85.0 77.0
ダイハツ ウェイク D 125.0 102.0 91.0

スズキ ハスラー

(OEM車:マツダ フレアクロスオーバー)
期待出来る下取り価格

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 まだ発売から1年ということで相場の形成は不安定ですが、新車の販売状況や人気具合を見ると他の軽トールワゴンより低いということはなく、むしろ同じ価格帯のグレードなら弱冠であるが高くなると思われます。しかし、4月の「S-エネチャージ」導入により、それまでのものより燃費が向上しており、初期モデルの値下がりもありえそうなのが不安材料か。
特に軽自動車の場合は燃費の劇的な改善があるので、旧型が値下がる可能性がある。スズキ車は「S-エネチャージ」を幅広く導入していて、ハイブリッド化を推し進めています。そのため、従来のわずかな燃費向上の時よりも影響が大きいと思われます。これも順調な新車販売と下取り価格であるからこその贅沢な悩みではあるのですが。

 新登場した「Jスタイル」は上級装備のモデルで、価格はそれなりに高いが、他グレードと差別化され人気が出ており、「S-エネチャージ」装着車とともに今後の下取り相場が気になる。OEM車のマツダ「フレアクロスオーバー」に関しても相場自体は同様ではあるものの、あまり知られていないこともあり、スズキのエンブレムがないということで、下取り時の最後の上乗せが微妙に異なる恐れがあります。これは他のOEM車にも当てはまるでしょう。

ハスラーの値引き情報とモデル概要

スズキ ワゴンR

(OEM車:マツダ フレア)
下取り優等生ながらも予断を許せない状況

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 軽トールワゴン人気をダイハツ「ムーブ」とともに作り上げてきた同車。新車販売においてはライバルに苦戦しつつも、圧倒的な知名度で中古車市場でも人気がある。最近は「スペーシア」をはじめとするスーパーハイトワゴン勢に主役の座を奪われつつあり、新車価格の差を考えても分が悪い結果になっている。それでもコンパクトカーと比べれば驚異的な価格維持率ではある。
通常、軽自動車も4WDの人気が高いとされるが、発売後1年ほどの下取り価格では大きな差はない。2WDでも雪道などでのスリップが低減されるといった技術が進み、4WDをわざわざ選ばなくても安全だという意識が浸透し始めた結果、燃費のすこそでもいい車種を選ぶということになることであるのか。

ワゴンRスティングレーの買取相場と値引き交渉のポイント

スズキ スペーシア

(OEM車:マツダ フレアワゴン)
知名度の低さがネック

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 下取り価格の心配はしなくて済むのが軽トールワゴン。「スペーシア」もその一台だ。ライバルのダイハツ「タント」よりも若干下回るグレードもあるが、「タント」よりも下取りが悪いということはない。新車での人気がライバルに比べ今一つという同車であるが、それでも販売台数は大ヒット車種と言える。けっして売れてないわけではない。ただ「タント」「N‐BOX」の売れ行きがすごすぎるのである。各種スペックで劣るところはなく、「S-エネチャージ」の導入で燃費もクラストップということもあり、最新モデルなら中古車市場でも高値で販売されている可能性」はある」。

 しかし、知名度の低さはどうしようもなく、「ワゴンR」は当然のことながら、最近では「ハスラー」にも負けているほどだ。TVCMの効果と、目立つ色合いから子供にも認知される「ハスラー」に対し、「スペーシア」は今だに「タントみたいなやつ」でしかない。これは下取り、買取現場でも影響が出てしまう。まず「タント」が欲しい」というように、車種を指定してのオーダーが入る可能性が少ないのは致命的だ。

スペーシアの買取相場と値引き交渉のポイント

ダイハツ ウェイク

話題が大きい内は安心だが

 新車販売においては急減速したが、人気が落ちたというよりも軽自動車税の増税によって割高な同車に抵抗感が生まれてためと、生産の都合もある。もともと5千台の月販目標であるので、「ムーブ」や「タント」の三分の一程度でOKなのである。しかし、4月の実績はそれさえも下回っており、不安要素はある。「ムーブ」や「タント」が好調ということもあるので、「ワゴンR」と「スペーシア」の不振を補う「ハスラー」とはお家の事情も異なっている。話題があるうちは下取り価格も順当だが、1年後が心配ではある。

衝突軽減システムがポイントになりそうな軽自動車の相場

 これから中古車市場でも注目されるのが自動ブレーキなどの衝突軽減システム。特に定評のあるスズキの「スマアシ」は「スマアシⅢ」に進化しており、初期システムや未装着車との安全性能の差は大きい。中古車選びでも、カーナビなどとは違い、後付け出来ない為に、購入時にはかかせない内容になりそうです。

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