シエンタと競合車種の買取相場比較(フリード・ヴォクシー・タント・N-BOX)

      2015/06/02

この記事の所要時間: 816

 ミニバンといえば、「ノア/ヴォクシー」に代表される5ナンバー枠いっぱいを使った車種が主流ですが、実際の使い勝手を考えると、そこまでの広さは無駄。しかも景気の回復は今一つ実感出来ず、より経済的な車種を求めたい。さらには少子化ということもあり、3列シートをフルに利用されるケースも少ないはず。

 それにより、限られた予算で選ぶなら「タント」などの軽スーパーハイトワゴンもしくは、「シエンタ」「フリード」といったコンパクトミニバンとなり、「シエンタ」なら、デビューからかなりたつ新車を買うより、軽の新車価格程度で購入出来る中古車で十分という結果になります。

 そこで、「シエンタ」と同クラス唯一のライバルであるホンダの「フリード」、ミニバンの代表格の「ヴォクシー」、そして軽スーパーハイトワゴンとの買い取りにおいての比較をしてみましょう。

シエンタの写真

シエンタの買取相場と値引き交渉のポイント

買取相場比較表

  シエンタDISE シエンタDISE4WD フリードG フリードG 4WD
新車価格 159.5万円 176.5万円 161.6万円 180.6万円
2014年 104.0 133.0 112.0 143.0
2013年 94.0 114.0 102.0 128.0
2012年 86.0 99.0 96.0 121.0
2011年 76.0 91.0 80.0 104.0
2011年 9月MC G G 4WD
新車価格 168.0万円 187.0円
2010年 56.0 74.0 69.0 92.0
2009年 44.0 61.0 61.0 84.0
タントG ヴォクシーX
新車価格 134.2万円 201.9万円
2014年 92.0 153.0
2013年 77.0 137.0
2012年 73.0 123.0
2011年 64.0 105.0
2010年 62.0 89.0

シエンタとフリードの比較

フリード有利も、発売時期を考えれば驚異的なシエンタ

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 同じコンパクトミニバンというコンセプトでありながら、この2車には大きな違いがあります。ひとつは車高の違いで、もうひとつは発売開始からの期間。全長を抑えながらも車高を高くすることで、室内スペースを稼ぎ出す「フリード」と、ステーションワゴンのようなスペースの造り方にすることで、3列シートを設定した「シエンタ」。発売は「フリード」が2007年と決して新しくはないが、「シエンタ」となると、2011年に大幅な改良を行い再デビューしているものの、基本的には2003年のデビュー。ここに決定的な差があるのだ。

 その結果、買い取り相場が非常に高いこのクラスでも大きな差が現れている。2WD車では発売直後から10万円ほど、4WDではさらに広がり15万円ほど。そして「シエンタ」の前期モデルとの比較になる2010年式以前では、両タイプとも約20万円の差に広がる。「シエンタ」のみを見て判断すれば、時代を感じさせない魅力あるモデルだが、「フリード」と並べると、ユーザーの選択は「フリード」に傾くのは致し方ないか。買い取る側としても当然高い価格を付けてでも売れるという判断が成り立つのだ。

フリードの買取相場と値引き交渉のポイント 2014-12-01

シエンタとヴォクシーの比較

相場自体はかなわないものの、需要はある

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 3列シートを備えてる同じミニバンといえども、見た目からして大きく違うクラス。同じ3列シートならより広い室内の「ヴォクシー」か、使いやすいコンパクトな「シエンタ」を選ぶのか。目安となるのは3列目の利用頻度です。お子さんが2人以上いて、さらにおじいちゃんおばあちゃんがいれば、間違いなく「ヴォクシー」を選ぶはず。しかし、夫婦二人とお子さん一人のご家庭なら、そこまで大きなスペースは必要ないはず。
しかも普段運転されるのが奥様なら、「シエンタ」の方がいいということになっても不思議ではないでしょう。それでも新車販売において「ヴォクシー」クラスのミニバンの方が売れているのは、魅力的な新機種が多いからに他ならない。買い取り価格においても、「ヴォクシー」「ノア」「ステップワゴン」の評価は高く、「シエンタ」クラスをかなり上回っている。

 新車なら軽自動車にいきなりシフトしてしまいがちだが、中古車となると軽自動車との価格差が少なくなり、「シエンタ」の魅力が倍増する。人気の軽自動車だが、やはり抵抗感はある。子供の成長とともに頻繁に買い替えることが予想される家族構成なら、新車よりも中古車を選択するユーザー増えるのも自然の流れでしょう。かなりの旧式であるのにかかわらず、ミニバン「ヴォクシー」にはかなわないものの、7.8年落ちでもある程度の買取相場を維持しているのは、こういった需要があるからです。

ヴォクシーの買取相場と値引き交渉のポイント

シエンタと軽スーパーハイトワゴン

新車でも中古車でも現行モデルではかなわない

 「ヴォクシー」に対する「シエンタ」の利点をさらに明確にしたのが「タント」「N-BOX」に代表される軽スーパーハイトワゴンです。コンパクトカーを上回り、2列目までなら「ヴォクシー」クラスのミニバン並みの室内ヅペースを持ち、軽ならではの取り回しの良さと使い勝手、そして低燃費と新車価格。全乗用車の中でも一番魅力的な車種が揃うクラスとも言えます。

 買取相場でも評価は高く、新車では割高なこのクラスでも、中古車なら手に入れやすいことで、販売店の展示場で一等席をしめています。その高い買取価格は、車両価格で下回るにもかかわらず、2010年式になると「シエンタ」の相場を上回るほどになります。

コンパクトミニバンの時代が来る2015年

 結論から言うと、「シエンタ」の買い取り相場は、非常に良い価格を維持していると言えます。なぜデビューから12年を経過して、現在では新車ではヒット車とは言えない車種が、このような評価を受けているのでしょうか。その理由としては、ひとつにはコンパクトミニバンという、ライバルが少ないクラスということ。もうひとつはそのコンパクトミニバンの需要が、新車よりも一足早く訪れているという事ではないでしょうか。

 2015年は「シエンタ」「フリード」ともにフルモデルチェンジされ、さらに日産も「キューブ」のフルモデルチェンジを計画、3列シート車を復活させるとしています。新車でもコンパクトミニバンクラスにスポットライトが当たりそうな2015年、買い取り相場でも評価が上がりそうです。

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