SAIとライバル車の買取相場比較(SAI・カムリ・アコード・プリウス)

      2015/06/02

この記事の所要時間: 728

 「プリウス」の次にトヨタが2009年に投入した4ドアセダンのハイブリッド専用車種の「SAI」。「プリウス」のような人気モデルになるかと思いきや、その後のセダン不況を暗示するかのような販売状況に終わり、ハイブリッドをしてもセダンが売れないという結果が重くのしかかりました。同じような状況は2012年に発売された「カムリハイブリッド」も。北米でベストセラーカーである同車も販売台数は控えめだ。そしてホンダの「アコードハイブリッド」も然り。これらは買取価格ではどうなるのでしょうか。大ヒットを続けるハイブリッド車「プリウス」も交えて比較してみましょう。

買取相場比較表

車種名  SAI S カムリハイブリッド プリウスG
新車価格 305.7万円 299.5万円 240.0万円
2014年式 214.0 213.0 170.0
2013年 160.0 188.0 156.0
2012年 143.0 169.0 140.0
2011年 125.0 136.0
2010年 116.0 98.0
2009年 114.0 91.0
車種名  SAI S SAI G アコードハイブリッド LX
新車価格 305.7万円 363.8万円 347.6万円
2014年式 214.0 242.0 245.0
2013年 160.0 194.0 234.0
2012年 143.0 163.0
2011年 125.0 141.0
2010年 116.0 128.0
2009年 114.0 126.0

SAI VS カムリ VS プリウス

知名度抜群のプリウスにはかなわず

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 トヨタのハイブリッド専用車「SAI」の買取相場を評価する上で最もわかりやすいのが、同じトヨタのハイブリッド専用車との比較でしょう。「カムリ」と「プリウス」がその対象ですが、特に「カムリ」は4ドアセダンということもある。「カムリハイブリッド」が国内に投入されたのは2012年からなので、短い期間での比較でしかないが、結果から言うと「カムリハイブリッド」の方が買い取り相場自体は良いということになります。

 新車価格がほぼ同じ「SAI S」と「カムリハイブリッド」のベースグレードを見ると、2013年式ですでに大きな差が付いている。エンジンを含む基本設計が新しい「カムリハイブリッド」が評価されるのは当たり前だが、それにしても差が大きいのが気になります。それは上級装備車の「SAI G」と、「カムリハイブリッド」のベースグレードが同価格になるという結果にも表れています。

 トヨタはもとより、ハイブリッド車の代表格である「プリウス」との比較では、60万円以上安い車両価格の「プリウス」と2012年に同価格まで下がる。しかし、その後はほぼ同水準か少し良いぐらいに落ち着く。「「SAI」がデビューした2009年から「カムリハイブリッド」がデビューするまでは、唯一のハイブリッドセダンであり、当然値引きも少なく「プリウス」同様のリセールバリューがあった。しかし、「カムリハイブリッド」の登場でスペックやエンジンを比較され始めると、ハイブリッドセダンを探す中古車ユーザーは新しい内容の車を選ぶことになり、知名度も大きく影響して相場が「カムリ」を下回ったという結果になったと思われます。

SAIの買取相場と値引き交渉のポイント
カムリの買取相場と値引き交渉のポイント
プリウスの買取相場と値引き交渉のポイント

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SAI VS アコードハイブリッド

新しいほど評価が高い

 「アコードハイブリッド」との比較では、まだ発売から間もないためにあまり参考にならないかも知れません。確かに同価格帯のグレード同士での比較では「アコードハイブリッド」の方が良さそうだが、この先どう推移するかは不確実。最新のハイブリッドシステムとリチウムイオンバッテリーを採用するだけに高い買い取り価格は当然と言え、新車の販売においても多くを販売する計画もなく、値引きも少なめ。価格を維持できる環境にあるのはたしか。

 30.0㎞/?という燃費性能で大きくリードする「アコードハイブリッド」と、トヨタ車の中でも古い設計の「SAI」ではどちらが有利かと言えば当然の結果。新車販売においてはトヨタ全店で扱うための販売力と、トヨタならではのインテリアなどの造り込みで、「SAI」の方が圧倒的に売れている。「アコードハイブリッド」もホンダ車としては高級感のある車種だが、国内専用車の「SAI」にはかなわない。ハードでは「アコードハイブリッド」、ソフトでは「SAI」が評価されている図式だ。そして中古車市場では新しい車種、新しいシステム、そしてまだ珍しいという希少性によるイメージで、高い価格設定が可能な「アコードハイブリッド」が「SAI」に差を付けた形でしょう。

アコードの値引きと下取りの相場情報

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進歩が速いだけに今後が気になるハイブリッド車の相場

 「プリウス」も含めてハイブリッド車が珍しい存在ではなくなった現在、車種そのものの価値がようやく評価されるようになったということでしょうか。買取相場全体的にセダンは低め、高いのは圧倒的な燃費と抜群の知名度の「プリウス」。最新技術満載の「アコードハイブリッド」も、セダンがゆえに今ひとつ。高価格車の寝落ちが大きいのも当然の結果ともいえるでしょう。

 上記の中でリセールバリューを考慮して購入するなら「プリウス」。セダンの中では、こうゆう技術的に進歩の早い車では、なるべく新しい車種の評価が高くなるということで「アコードハイブリッド」でしょう。しかし、まだ技術革新が続き、大きく性能が向上する余地があるために、これらの相場がどこまで維持されるかは流動的。次期「プリウス」などがどのようなスペックで登場するかでも、特にトヨタ製ハイブリッド車が一気に相場を落とす可能性も秘めています。

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