カローラアクシオとライバル車の買取相場比較(アクア・アクセラセダン・ラティオ)

      2015/06/02

この記事の所要時間: 813

 セダン不況の中でも、根強い支持を受け続けているトヨタの「カローラアクシオ」。月間の販売台数ランキングでも並み居る人気車種相手に常にベスト10圏内をキープしているのはさすが。それでも常にトップだった時代とは異なり、ハイブリット車を加えた現在も、大ヒットという状況ではない。本当に4ドアセダンは支持されなくなってしまったのでしょうか?
新車と中古車ではユーザーが選択する条件は異なるケースがあり、新車の販売実績がそのまま買取り相場に反映するとは限りません。そこで「カローラアクシオ」とライバル他車を買取という側面から比較してみました。

 買取相場の比較では、「カローラアクシオ」はハイブリッド車と1.5、1.3LのNA車では状況が大きく異なり、一つの車種としては括れません。そこで、二つを分けてそれぞれのライバルと比較することにしました。

1.カローラアクシオハイブリッドとライバルとの買取比較  買取相場では立場は逆転
2.カローラアクシオNA1.5、1.3Lとライバルとの買取比較

カローラアクシオハイブリッドとライバルとの買取比較

買取相場比較表

メーカー名 トヨタ トヨタ トヨタ トヨタ
車種名 年式 カローラアクシオハイブリッド カローラアクシオハイブリッドG アクアL アクアG
新車価格 183.3万円 197.6万円 163.0万円 180..9万円
2015年 158.0 121.0 139.0
2014年 139.0 159.0 105.0 136.0
2013年 133.0 151.0 104.0 130.0

 「カローラアクシオハイブリッド」と比較する車種は、新車でのライバルになる「ホンダ グレイス」が販売間もないため、同クラスハイブリッドのトップランカーである同車の「アクア」と比較してみました。価格帯で多少の差があるものの、どうやら「カローラアクシオハイブリッド」の方が相場自体は良さそうです。新車販売においては現在「プリウス」を抑えて絶対的トップの座に君臨する「アクア」ですが、発売から4年もたつとさすがに飽きられ始めているようです。「カローラアクシオハイブリッド」は割高感から新車販売においては敬遠されていましたが、中古車市場においてはNA車との価格差が縮まることから「どうせ同じ車種なら燃費のいいほうを」という需要があるとみられます。その割にまだ絶対数が少ないというのも高い買取相場になる理由でしょう。

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カローラアクシオの買取相場と値引き交渉のポイント

トヨタ アクア

 新車販売においては絶好調の「アクア」ですが、買取相場はどうでしょうか。確かに全体としては人気があり、良い状態ですが、「カローラアクシオハイブリッド」と比べると意外なことに、あまり良くない結果になります。けっして「アクア」自体の相場が低いわけではなく、「カローラアクシオハイブリッド」が予想以上に高いということなのですが、中古車市場においては燃費だけではなく、車本来の使い勝手やその他の魅力を新車以上に厳しく見られる傾向があります。
すでにある程度年月が経過しており、さらに数年乗り続けるつもりで購入するわけですから、わずかな燃費の差よりも優先する項目は多いのです。コンパクトカーとしての魅力が燃費に偏る「アクア」よりも、実質的なスペースが大きく、飽きの来ないスタイルである、セダンタイプの「アクシオ」の人気が高いのはそういった事情ではないでしょうか。

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アクアの買取相場と値引き交渉のポイント

新車よりも冷静に判断される中古車市場で実力が認められるアクシオ

 買取相場は新車販売での実績を覆す、意外な結果になりました。発売から4年を経過する「アクア」も、やはり古さが目立ち始め、中古車市場での需要が冷め始めてきているのが実感できます。また、新車では今一つ評価されない「アクシオハイブリッド」が、モデル自体の優秀さが冷静に判断されているという結果になっています。

カローラアクシオNA1.5、1.3Lとライバルとの買取比較

買取相場比較表

メーカー名 トヨタ トヨタ マツダ 日産
車種名 年式 カローラアクシオ1.5G カローラアクシオ1.3X アクセラ15S ラティオG
新車価格 157.1万円 132.8万円 176.0万円 162.7万円
2015年 112.0 108.0 85.0
2014年 100.0 96.0 142.0 76.0
2013年 89.0 88.0 139.0 70.0
2012年 83.0 81.0 C 65.0 73.0

 4ドアセダンクラスで、時代の荒波にさらされながらも常に国産車を代表するブランドを死守してきただけに、その知名度とセダン造りのうまさでは他を圧倒する「カローラ」。いささか保守的すぎるデザインでさえもも、同車の個性にしてしまうのはさすが。買取金額は高くもなく低くもなく常に安定している。
絶対数の多いNA1.5も値崩れせず、状態のいいクルマが多いこともあって買取現場でも安心して取り引き出来るはず。1.3Lは法人向けが多く、現行モデルでの買取実績はまだ少ないが、程度のいいものであればそれほど値落ちしないでしょう。中古車市場では1.5L車より人気が出る可能性があります。

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マツダ アクセラ1.5

 現行モデルから人気の出た同車は、中古車市場でも急に需要が出始めたようで、買取相場は「カローラアクシオ」を大きく上回ります。新車ではハッチバックの「スポーツ」を始め、クリーンディーゼル車の陰にかくれていますが、1.5Lガソリンン車の評価は非常に高く、「アクシオ」よりも余裕のあるボディと相まって、新時代のセダンとしての存在感を示しています。しかし、旧型は一気に値落ちするのはマツダらしいと言えるでしょう。

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アクセラセダンの買取相場と値引き交渉のポイント

日産 ラティオ

 見かけることが非常に珍しい同車。法人ユーザーの比率が高いこともあって、まだ買取り実績が少ないのが現状です。中古車ユーザーが同車を指名買いすることはまずなく、「4ドアセダンの安いやつ」という要望で初めて知るクルマということになるでしょう。そのため、買取相場は非常に低いことになります。

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ラティオの買取相場と値引き交渉のポイント

時代は変化しても変化しないカローラセダン

 知名度では他の追随を許さない「カローラ」シリーズは買取り相場でもクラスの基準となる安定感を示す結果になります。新車価格の差があるので「ハイブリッド」とは当然違いますが、年式を問わず、購入者がけっして損をしない気分にさせるのはさすが。これからも「アクセラ」など、新しいライバルがその価値を上回ることがあっても、急激に値はおとさないでしょう。

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