ミドルサイズミニバン買取相場比較(ヴォクシー/ノア・ステップワゴン・セレナ)

      2015/06/19

この記事の所要時間: 822

 現在ミニバンの買取り相場は非常に高いと言える。それぞれ燃費などのスペックや、新車での人気は異なるが、中古車市場ではあまり細かいスペックや仕様にはこだわらず、程度さえよければ選ばれる。それは各社のミニバンが非常に高いレベルで競い合った結果、どれを選んでも間違いないという事情があり、それは軽トールワゴンにもあてはまる。

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中古市場で飽和状態になりつつあるミニバン

 懸念材料としては、あまりに出回ったため、中古車市場でも飽和状態になりつつあり、少しぐらいの仕様の違いでは買取り価格に反映しなくなっていること。さらに新車販売において、ハイブリッド車が販売を伸ばしており、今後もその状況は加速すると思われるので、ハイブリッドとそれ以外の車種に格差が生まれる可能性もある。そこで、トヨタの「ヴォクシー/ノア」と同クラスのミニバンを、現在の買取り相場という側面から比較してみました。

ミドルサイズミニバン買取相場比較表

メーカー・車名 新車価格(万円) 2014年 2013年 2012年 2011年 2010年 2009年
トヨタ ヴォクシー
X 201.9 153.0 137.0 123.0 105.0 89.0 79.0
X 4WD 220.9 184.0 164.0 149.0 130.0 110.0 99.0
ホンダ ステップワゴン
G 208.3 157.0 141.0 128.0 90.0 81.0 79.0
G 4WD 236.9 204.0 174.0 161.0 159.0 119.0 148.0
日産 セレナ
20X Sハイブリッド 227.1 137.0 116.0 130.0
日産 セレナ20X 96.0 64.0
20S 4WD 234.0 140.0 119.0 110.0 101.0 73.0

トヨタ ヴォクシー

 まだ発売から間もない為、相場自体が確定していない。唯一、ハイブリッドに価格が付いているが、サイイプル数が少ないために暫定的である。当年もので車両価格から50万円落ちは驚異的で、このまま利益を載せると、再販価格は新車の車両価格に近いものになる。ガソリン車ではそうはいかないだろうが、それでも高い水準が当分続くでしょう。トヨタ製のミニバンは万人に向けて売りやすく、買取り専門店が欲しがる車種だ。つねにユーザーからリクエストがあり、「ヴォクシー」なら勧めてもけっして不満は出ない。

 姉妹車の「ノア」との買取り価格の相場自体には差はないが、実際には「ヴォクシー」の方が人気は高く、中古車展示場で、並べて置いてあれば、間違いなく「ヴォクシー」の方が目立ち、売りやすいはずだ。買い取る側も、最後の一押しでねを釣り上げる価値のある車種となっている。

ヴォクシーの買取相場と値引き交渉のポイント

ヴォクシーの写真

トヨタ ノア

 現行モデルでは、HYBRID車が高値になるのは確実。数少ない買取り実績を見ても、実際に中古車で再販する際に新車価格とあまり変わらない売値になるだろう。納期がかかる現状でおきる現象だが、当分はこのような状態で推移すると思われる。実際には当然前モデルの買取りが主流であるが、高水準な買取り相場を維持し、「ノア」はブランドが与えるイメージと、新型と大差ない内容で、中古車市場でも人気がある。ただし、新型が大ヒットしている為、下取りを含めて買取り台数も多く、姉妹車の「ヴォクシー」よりも低年式を含めて、圧倒的に多くの台数が存在するため、過剰在庫になりつつある。手放す予定なら、早めの決断が必要でしょう。

ノアの下取り相場と値引き交渉のポイント

ノアの写真

ホンダ ステップワゴン

 現在の新車での販売状況は、同車発売以来の低迷ぶりで、フルモデルチェンジが近いとは言え、ほんの1年ほど前まで、日産「セレナ」とクラストップの座を争っていた車種とは思えない危機的な状況だ。人気車種がモデル末期にここまで落ち込むのも珍しい。それだけ新型に期待しているユーザーが多いとも言えるが、今後の買取り相場に影響しかねない。また、フルモデルチェンジで燃費性能が劇的に向上するとされており、そうなると現行モデルの買取り価格は、買い替えによる買取り台数の増加とともに、大きく下がる可能性を秘めている。

 現時点での同社の買取り相場は非常に高く、ミニバンクラスの基準となるトヨタの「ヴォクシー/ノア」とほぼ同水準。
4~5年落ちでも現行モデルであることも強みで、新車で購入しても中古で購入しても、変わらぬ満足感を得られるのは、中古車ユーザーにとって、大きな魅力だ。

ステップワゴンの買取相場と値引き交渉のポイント

ステップワゴンの写真

日産 セレナ

 「セレナ」の人気が爆発したのは先代から。階段状のショルダーライン(シュプールライン)や三角窓、パノラミックウィンドウなどといったデザインやCMの効果から、特に子供に大人気になった。「ステップワゴン」の登場でその人気はそっくり持っていかれた感もあるが、「S-ハイブリッド」の登場で人気は再燃。「ステップワゴン」人気の影響か、出回っている台数が多すぎるためか、恐らくそのどちらも影響しているのだろうが、あまり相場が高いとは言えない。と言っても同クラス他社との比較でのことであり、ミニバンとしての平均値ではある。「セレナ」には「ハイウェイスター」「ライダー」といった男性を中心に需要は多い車種もあり、標準車よりも相場は高い。

 しかしながら思ったほど買取り相場が高くないのは、Sハイブリッドがブームになる前に、ライバルが通常エンジンでも同等、もしくは上回る燃費になったことも一因。「ステップワゴン」にファミリー層の人気を奪われたのち、再び人気を取り戻したのは、Sハイブリッドと、その低燃費性能によるもの。それが燃費で他社に劣ってしまうと、競争力を一気に失ってしまうのだ。それでも新車販売ではまだ前線しているのは、本格的ハイブリッドのトヨヤ者より安価というところだが、中古車では通常ガソリン車との価格差がほとんんどなく、ハイブリッドという恩恵は買い取る側にもなさそうだ。

セレナの下取り相場と値引き交渉のポイント

セレナの写真

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