クロスオーバーSUV買取相場比較(イスト・ジューク・ビーゴ・ベリーサ)

      2015/03/19

この記事の所要時間: 848

 2BOXとSUVを融合させたルックスの「イスト」は、 2007年の登場からら8年目になってもモデルチェンジの噂も無く、販売台数は伸び悩んで月間数十台程度に留まっている。北米で展開するサイオンブランドの主力車種のため、国内向け単独でのフルモデルチェンジはできない事情による。トヨタ製コンパクトカーでは異例のロングライフモデルとなった「イスト」だが、買取り価格の点ではどうか。コンセプトの近い「日産ジューク」と、コンセプトは違うが、同じく息の長いモデルの「ダイハツ ビーゴ」「マツダ ベリーサ」も含めて比較検討することにしました。

買取相場比較表

メーカー・車名 新車価格 2014年 2013年 2012年 2011年 2010年 2009年
トヨタ イスト 2010年8月発売
150X Cパッケージ 151.9 126.0 80.0 69.0 57.0 59.0
150G 4WD 190.0 134.0 114.0 103.0 90.0 87.0 70.0
日産 ジューク 2010年6月発売
15RS 160.9 98.0 90.0 88.0 81.0 78.0
16GT FOURタイプV 236.5 119.0 119.0 119.0 109.0 109.0
ダイハツ ビーゴ
CXスペシャル 157.9 135.0 115.0 103.0 86.0 80.0 67.0
CXリミテッド 4WD 198.3 141.0 135.0 128.0 122.0 117.0 111.0
マツダ ベリーサ
C 148.6 95.0 80.0 68.0 56.0 47.0 40.0
L 4WD 178.6 111.0 92.0 78.0 63.0 52.0 42.0

トヨタ イスト

コンパクトカーとしては平均的な買取り相場。しかし、クロスオーバーSUVとは認知されておらず、そのため「ジューク」「ビーゴ」などのような、クロスオーバーSUV特有の値落ちの少なさは維持されていない。発売から7年目に入ってもフルモデルチェンジの噂もないため、新車販売においては低迷しているものの、手放す時も現行車種であるという利点にもなる。

 初代モデルが圧倒的に多く販売されており、「イスト」として知名度は十分にあるが、現行モデルは7年間の期間がありながら、「イスト」として見分けられる人は少ないだろう。あまり見かけないクルマの部類に入ってしまう。これは、あらゆるカテゴリーでベンチマークになりゆるトヨタ車としては珍しい現象でもある。

 限定車の設定は少ないものの、もともとグレード展開が薄い車種だけに、装備アップや専用色をほどこすことで、非常に有利に働く。ボディーカラーは、クロスオーバーSUVとして車種本来のの魅力が際立つブラック系の人気がある。

イストの買取相場と値引き交渉のポイント 2015-03-19

イストの写真

日産 ジューク

 「イスト」同様に販売の伸び悩む「ジューク」。このクラスでは数少ないクロスオーバーSUVとして、その個性的なルックスを武器に、一定の支持を受けていたが、「CX‐5」などの一クラス上の人気車種の登場や、「エクストレイル」「ハリアー」のフルモデルチェンジ、そして直接競合する「ホンダヴェゼル」の出現で一気に支持を失った感がある。

 しかし、中古車市場においては、「イスト」と違い、通常のコンパクトカーとは明らかに違うスタイリングが、クロスオーバーSUVとして、認知されており、買取り相場も年式を遡るごとに「イスト」に差をつけている。まだ、強力なライバル勢が買取り市場に出てきていないことも、現在の状況を有利にしている。2WD、4WDともに良く、頻繁に登場する限定車などは、個性を重要視するクルマの性格上人気が高い。また、「ジューク」には「NISMO]というスポーツバージョンもあり、こちらの買取り相場は別物といっていいだろう。

ジュークの下取り相場と値引き交渉のポイント

ジュークの写真

ダイハツ ビーゴ

 「イスト」のライバルかと言えば「?」が付く。トヨタにはまったく同じクルマが、OEMで「ラッシュ」として存在するのでなおさらだ。しかし、クロスオーバーSUVというクラス以上に、モデルライフの長い車種として、比較車種として見ました。「イスト」より古い2006年発売の「ビーゴ」は、現在までほぼそのままの仕様。新車での販売も細々というイメージだが、地方部では姉妹車の「ラッシュ」とともに多く見られ、どんな厳しい環境でもクルマの利用が必須となる地域においての、強い味方として、生活の足として活躍している。

 そんな意外な人気を反映してか、買取り価格は驚くほど良く、同価格帯での「日産 ジューク」を凌いでいる。好き嫌いのある個性的なデザインの「ジューク」より、大人しい雰囲気の「ビーゴ」の方が万人受けし、女性も多く利用する地域では、中古車として売りやすいのが要因だろう。確かに、「ビーゴ」なら女性や高齢者が運転し、ショピングセンターの駐車場で見受けても違和感がない。その意味では、ボディーカラーも白が最適ではないだろうか。

ビーゴの買取相場と値引き交渉のポイント

マツダ ベリーサ

 長く販売し続ける車種と言えばこの「マツダ ベリーサ」。その歴史は2004年までさかのぼる。当時の2代目「デミオ」のプラットフォームを利用しており、国内専用車であるにも関わらず、廃止もモデルチェンジも無く今まで販売されてきた。その間ベースとなった「デミオ」は4代目となって販売も好調である。

  コンセプトは「小さな高級車」。本革シートがオプション設定され、インテリジェントキーや大きめの後席シートが標準設定されている。しかし、マツダの代名詞である「SKYACTIV」は搭載されておらず、スペックは見劣りする。売り物の高級感は、当初こそベース車に対して存在感があったが、現在の「デミオ」は「ベリーサ」がベースとした2代目とは比べ物にならないほどの質感を持っているので、わざわざ「ベリーサ」を購入するメリットは見いだせない。

 買取り価格で見ると、やはり前出の比較車種に比べると、SUV的な個性も併せ持つ個性的な車種でありながら、大きな差をつけられることになる。しかし、2代目の「デミオ」との比較なら低いことはなく、むしろ価格的には上回っている。しかし今後は継続か、モデルチェンジかの選択をせまられており、その結果が買取り市場にどう影響するか流動的である。

ベリーサの買取相場と値引き交渉のポイント

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