買取相場比較(iQ・パッソ・マーチ・ワゴンR)

      2015/06/15

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 トヨタが2008年に発表した全長3m未満というマイクロカーが「iQ」。その後同じコンセプトの国産車は登場せず、マイクロカーという存在自体があいまいになってしまった。今回比較するにあたっては、正確にはコンセプトが違うものの、コンパクトなサイズで低価格という基準で、登録乗用車から2車種。国産マイクロカーと言える軽自動車から1車種を選んでみました。

買取相場比較表

メーカー・車名 2013年 2012年 2011年 2010年 2009年 2008年
トヨタ iQ 100X 62万円 54万円 45万円 35万円 28万円 27万円
iQ130G 79万円 67万円 57万円 45万円 42万円 2009年8月発売
トヨタ パッソ 2010年2月FMC
1.0X 54万円 44万円 42万円 32万円 13万円 9万円
1.3G 57万円 47万円 46万円 34万円 14万円 9万円
日産マーチ 2010年2月FMC
12 X 48万円 41万円 37万円 33万円 6万円 4万円
ボレロ 69万円 60万円 55万円 49万円 24万円 7万円
スズキ ワゴンR 2012年9月FMC 
 FX 50万円 47万円 39万円 33万円 28万円 26万円
FX 4WD 60万円 58万円 55万円 46万円 36万円 34万円

トヨタ iQ

 新車販売の現場では、ほとんど販売されていない車種ではあるが、買取価格は以外と無難。しかし、比較車種の中では車両価格が高いことも考慮しなければならない。取扱い件数が少なくサンプル数も少ないので、幅が大きいとも思えるが、ここまで数が少ないと希少性も出てくる。新車では絶対に候補にはならないが、中古車でなら購入するならば面白いと思えるクルマだ。ただし、燃費が飛び抜けて良いわけでもなく、4シーターでも実質2人乗りなので、短期間で、買ったはいいが使いつらく手放すケースも多い。

 2008年のデビュー以来モデルチェンジも行われていない現行車種ということもあり、年式を問わず個々の程度優先の状況である。
地方部ではまず見られず、都市部限定のモデルのような車種のため、地方の業者より、全国展開している大手の買取り専門店のほうが有利な条件が出やすい傾向がある。

 取り回しの良さでコンパクトな車種を検討する再、リセールバリューはあるが、そのために購入するにはリスクが多すぎるクルマだ。

iQの値引きと下取りの相場情報

iQの写真

トヨタ パッソ

 トヨタが「iQ」のコンセプトを現実的に表せば、このようになるというのが「パッソ」だろう。十分に取り回しが良ければ2シーターにしなくても大人4人がしっかり載れた方がいいにきまってる。燃費もいいし、価格も安い。問題は「iQ」ほどオシャレとは言えず、機能本位の実用車であること。走っていても、駐車していてもまったく目立たないフツーのクルマであるのが、欠点であり、人によっては長所でもある。

 フツーであるがゆえに、買取価格もフツーかというと、実は低めである。このへんが買取り業者の厳しいところ。とりたてて際立っているスペックやデザインがないので、中古車を購入しようとするユーザーが「パッソを」と指名買いすことは皆無。販売する側が「コレなんかどうですか?」と勧めることが出来る、好き嫌いのない万人向きのクルマとも言えるのだが。

パッソの下取り相場と値引き交渉のポイント

パッソの写真

日産 マーチ

 日産の登録乗用車で最小なのがこの「マーチ」。デビュー以来、エントリーモデルとして重要な位置づけのクルマだった。しかし、近年はその役割は軽自動車に取って代わられ、その立ち位置は微妙に変化。販売台数の低下により、コストダウンのため途上国向けに開発されたモデルを輸入するという、継子扱いになってしまった。日産のコンパクトカーの中でも、安っぽいクルマという印象しかない。よって新車の販売は法人向けに注力し、何とか保っている程度だ。

 そうなると買取り相場もかなり低い。もっとも軽自動車並みの低価格設定なので妥当な水準ではあるのだが、その軽自動車の水準が高いので、購入後すぐに同価格帯の軽自動車のほうが、買取金額が高くなってしまう。中古車ユーザーも、販売店の店頭で「ワゴンR」と「マーチ」が同価格で展示されていたらどちらを選ぶだろうか。少し前なら、「同じ価格で普通車が変えるならば」と、軽自動車より「マーチ」を選択することもあったと思うが、現在では安っぽさ前回の「マーチ」より、装備も見た目も立派で、大人気の「ワゴンR」の方が売りやすいのは間違いない。

マーチの買取相場と値引き交渉のポイント

マーチの写真

スズキ ワゴンR

 「iQ」のようなマイクロカーだけではなく、燃費の改善が著しい世界に誇る国産コンパクトカーであっても、日本国内では「ワゴンR」の属する軽トールワゴンにはかなわない。相場表ではそれほどではないが、実際の買取現場では、「マーチ」や「パッソ」に対してもっと差画でるはず。今一番買い取りたい車種なのである。

 特に「スティングレー」などのようなカスタムモデルやターボ車、そして4WD車は非常に高い買取金額が予想される。ただし、「ワゴンR」だけかというとそうではなく、ダイハツの「ムーブ」ホンダの「N」シリーズも同じ状況で、どうやら軽トールワゴンであれば何でもいいという状況。軽の規格があるため、スペックやスペースが横並びで差がなく、新車販売で優劣を決める燃費も実用上大差なければ、中古車販売においてはどれも高いレベルで同等に評価され、事実売れ行きもいい。

ワゴンRの値引きと下取りの相場情報

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