コペンの値引きと下取りの相場情報
(東京モーターショー2013に展示されていたコペンのコンセプトモデル)
コペンの新車値引情報
すでに正式発売の数か月前から予約販売は始まっており、新車効果の特に高いスポーツカーであることから相当数の受注が入っているとみられる。初代の「コペン」は発売後4か月で1万台に達した実績があり、月販目標700台の予定車種は納車まで相当待たされるはずだ。ほとぼりがさめる次年度まで待つのもいいが、値引きしてもせいぜい数万円の軽自動車なので、下取りや自動車保険の見直し、あるいは低金利クレジットの活用に時間を割く方が賢明だ。
値引き目標額 0~5万円
コペンのモデルチェンジ情報
新型「コペン」の発売に合わせ、ダイハツでは購入者が“自分らしさ”を表現するためのサポート活動となる新たな取り組み「コペンファクトリー」「コペンサイト」「ローカルベース」をスタートさせる。さらに、ボディパーツなどの図面を公開し、オリジナルデザインのボディなどの製作販売を、積極的に応援するとしている。 また、新ジャンル感・アクティブ感を表現した「コペン X(クロス)モデル」を今秋より発売する。
前モデルの下取相場と売却時のワンポイントアドバイス
ライバル不在のオープン2シーターということもあって、非常に高い下取り相場を維持している。高年式車やH19年までの生産であったデチャッタブルトップ車は、数も少なく相場以上の価格も可能である。
下取り相場
アクティブトップ 2WD H24年式(新車価格 161.4万円)下取り参考価格 94万円
H20年式(新車価格 151.9万円)下取り参考価格 72万円
H14年式(新車価格 151.9万円)下取り参考価格 29万円
デタッテャブルトップ 2WD H19年式(新車価格 149.8万円)下取り参考価格 49万円
H14年式(新車価格 149.8万円)下取り参考価格 22万円
コペンの特徴とモデルの推移
2002年に初代が発売された「コペン」は軽自動車世界初となる電動油圧ポンプの開閉式ルーフのアクティブトップ仕様を持って登場した。開閉速度約20秒のルーフシステムは、ドイツのベパスト社とイタリアのピニンファリーナ社が共同で設立したOASys(Open Air System)社の手によるものである。2012年8月の生産終了までの10年間に輸出も含めて約10.6万台が生産された。
2014年6月に発売された新型「コペン」は、電動式アクティブトップ採用の2シーターオープンスポーツカーという初代のイメージを引き継ぎつつ、「D-Frame」と呼ばれる新骨格構造 を採用。骨格のみで高い剛性を確保し、加えてサスペンションやパワートレーンの専用チューニングを行うことで、優れた操縦安定性と乗り心地を実現。また内外装着脱構造「DRESS-FORMATION」を取り入れることで、外板を13個の樹脂パーツの集合体と捉え、スマートフォンのカバーを交換する感覚で、購入後でもデザイン変更を可能にした。
パワーユニットは、最高出力64ps、最大トルク92N・mを発揮する直列3気筒DOHCインタークーラーターボエンジンを搭載。5MTまたはCVTとの組み合わせる。JC08モード燃費はCVTモデルで25.2km/L。
標準型となる「コペン」に対して、アクティブ感を表現した「コペン X(クロス)モデル」を2014年秋より発売するとしている。