ビーゴの買取相場と値引き交渉のポイント
目次
ビーゴの下取相場と売却時のワンポイントアドバイス
数少ないコンパクトクラスのSUVとして、ある程度の人気はあるが、「ジューク」が市場に出回り始めたことにより、その希少性はうすれてしまった。今後、ホンダの「ヴェゼル」や発売が予定されるマツダの「CX-3」などが新車販売においてこのクラスのSUV人気を高めていくだろうが、中古車市場ではまだ数も少なく、安価で使い勝手のいいSUVとして、相場は維持されるはずだ。OEMのトヨタ「ラッシュ」とは当然同価格になる。
下取り参考価格表
車種 グレード | 年式 | 新車価格(万円) | 駆動方式 | 下取り参考相場(万円) |
---|---|---|---|---|
CXリミテッド | 2013 | 167.8 | 2WD | 110.0 |
2010 | 167.8 | 2WD | 97.0 | |
CX | 2006 | 163.0 | 2WD | 39.0 |
CXスペシャル | 2013 | 157.9 | 2WD | 104.0 |
2010 | 158.0 | 2WD | 76.0 | |
CL | 2006 | 152.0 | 2WD | 39.0 |
CXリミテッド | 2013 | 185.8 | 4WD | 138.0 |
2010 | 193.8 | 4WD | 120.0 | |
CX | 2006 | 181.0 | 4WD | 58.0 |
CXスペシャル | 2013 | 175.9 | 4WD | 132.0 |
2010 | 175.9 | 4WD | 83.0 | |
CL | 2006 | 170.0 | 4WD | 55.0 |
ビーゴの新車値引情報
デビューから8年が経過し、さすがに古臭さが漂い、さらに2WD車が廃止され選択肢もせばまってしまった。こんな状況の同車を、指名買いするのであれば、相当な買い得感がないと納得出来ない。競合するライバルは日産「ジューク」やホンダの「ヴェゼル」。どれも今風のオシャレで低燃費のクロスオーバーSUVである。「CXスペシャル」で交渉を開始し、その価格のままローダウンサス、シート地、アルミホイールなどの装備さがある24万円高の「CXリミテッド」を狙う。ダイハツディーラーではめったに出ない登録車の商売だけに、簡単には諦められないはずで、かなりいい条件は期待できるし、そのぐらいはないと新車で購入する気にはなれない。
値引き目標 29~33万円
前モデル「テリオス」の下取相場と売却時のワンポイントアドバイス
「ビーゴ」の前のモデルにあたる2005年に販売を終了した「テリオス」は、下取り価格という点では望み薄だ。新車販売も低調だったが、軽自動車の「テリオスキッド」とパーツの多くを共用していることも、価値を下げた要因だろう。状態のいい4WD車はある程度期待できるかもしれない。
下取り参考価格表
車種 グレード | 年式 | 新車価格(万円) | 駆動方式 | 下取り参考相場(万円) |
---|---|---|---|---|
CL | 2005 | 131.0 | 2WD | 2.0 |
CL | 2005 | 143.0 | 4WD | 7.0 |
CLリミテッド | 2005 | 153.0 | 4WD | 8.0 |
CLリミテッド | 2005 | 141.0 | 4WD | 3.0 |
ビーゴの特徴とモデルの推移
2005 年に販売を終了した「テリオス」の後継車にあたる1.5LのクロスオーバーSUV。トヨタに「ラッシュ」として発売と同時にOEM供給されている。2006年1月に「タフ&カジュアルスポーツ・ユーティリティーワゴン」として発売。SUVの「楽しさ・走破性」とコンパクト2BOXの「気軽さ・使い勝手」、ワゴンの「うれしさ・機能性」を高い次元で融合させた新ジャンルのクルマとしている。
エクステリアは、超ショートオーバーハングの先進的なプロポーションをベースに、ワイドで押し出し感の強いフロントバンパーやホイールフレアによりダイナミックなスタイルを表現。インテリアには、SUVらしい骨太で厚みを感じさせる基本造形をベースに、各所にメタル調加飾を施すことで上質感とスポーティ感を演出させている。
特徴的なのは、ボディ構造にビルトインラダーフレーム式モノコックを採用している点だ。モノコックボディに、はしご型のフレームを組み込んで一体化させた構造である。これにより、乗り心地を犠牲にすることなく、強固なSUVとしての剛性を得て、SUVとしての走破性をも兼ね備えることが可能となっている。そのため、悪路の多い新興国市場でも評価が高く、同社の貴重な輸出車種となっている。
エンジンは直列4気筒DOHCエンジンで、このクラスでは珍しい縦置きエンジンのFRと4WDであり、トランスミッションは、4ATと5MTを搭載する。4WDは、車内のスイッチでロックさせることが可能なセンターデフを備えたメカニカルセンターデフロック付のフルタイム4WDシステム である。尚、2014年10月に2WD車は廃止され、現在は「CXスペシャル」と「CXリミテッド」のうずれも4WDの2グレードのみのラインナップとなっている。
発売から8年が経過し、モデルチェンジ情報もない。2008年のマイナーチェンジ以降は大きな変更も受けておらず、グレードも整理されており、モデルの存在もあやぶまれている。