タイヤの役割・構造とメンテナンスのポイント

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タイヤの役割

タイヤは車と路面がコンタクトをとることができる、唯一のパーツになる。タイヤが路面とコンタクトをとれる面積は特殊なワイドタイヤなどを除くと、平均的にはハガキ1枚前後の面積になると言われている。

この小さな面積で1t以上の車の「走る」「止まる」「曲がる」、のすべてをまかなうことになる。この条件下には当然天候も含まれ、晴れから雨、雪、嵐などの荒天までのすべてを請け負っているのだ。

タイヤの役割はどんな条件下でも、タイヤと路面とのコンタクトをきちんととる、ということに尽きる。

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タイヤの構造

目に見える部分は3つになる。

トレッドは路面と直接接する部分で、ゴムが厚く「トレッドパターン」といわれる幾何学的な模様が刻まれていて、雨天時の排水や加速時や制動時、コーナリング時などの時のスリップを防止する役割を担っている。

ショルダー部はタイヤの肩の部分で、タイヤの骨格材を保護する役割を持つ。

サイドウォール部は縦方向ににはたわみ、路面からの衝撃を和らげる。横方向にはたわまずタイヤの剛性を保ち、安定したコーナリングを実現する。

目に見えない部分は4つある。

ビード部はタイヤとホイールを密着させて、空気が漏れることを防ぎ、タイヤの空気圧が低下することを防ぐ。

ベルト部はタイヤの骨格部分を桶のタガのように強く締め付け、トレッド部分の剛性を確保して、タイヤの強度を保っている。

カーカス部はタイヤの骨格部になり、タイヤが受ける衝撃、荷重、空気圧に耐えて常に同じ形状を保つ役割を持つ。

インナーライナー部は、タイヤの内側に貼られた高密度ゴムのことで、空気漏れを抑制して常に同じ圧力を保てるようにしている。

他にもラジアル構造とバイアス構造など、基本構造があるがここでは割愛する。

タイヤのメンテナンス~空気圧・傷・異物のチェック

我々タイヤ素人が一番できることは、空気圧のチェックと外見の大きな傷の発見、それとトレッドの溝に挟まった異物のチェックになる。

大きな傷は高速回転するタイヤの遠心力で広がったりすることもあるし、サイドウォール部の傷は少しずつ拡大していしまうこともある。トレッド部の傷は、えぐれたようなもののばあい、そこから剥離が始まる原因にもなりかねない。

トレッドの溝に入った石は高速走行時に遠心力で飛び出して、後続車に当たることもある。笑い話のようだが、前を走る10tダンプの後輪、ダブルタイヤの間に挟まった拳大の石が飛んできたことがあって、焦ったことがあった。

空気圧のチェックは燃料補給の時に頼むと、ほとんどのスタンドでは無料でやってくれる。この場合あまり頻繁にエアーの充填が必要ならば、ビードとホイールの接合がうまくいっていないとか、スローパンクチャーを発生するような異物が刺さっているなど、原因があるのでチェックが必要になる。

空気圧が低いまま高速を長時間走行すると、場合によってはスタンディングウエーブ現象が起こり、バーストを起こす場合もあるので要注意になる。

タイヤのメンテナンス~減り具合のチェック

タイヤの減り方を注意してみていただきたい。トレッドの外側、中央、内側と平均的に減っていれば問題はない。

偏って減っていればホイールアライメントや空気圧に問題があるので、タイヤショップやディーラーに持ち込んでチェックをする必要がある。

まとめ

タイヤメンテナンスのチェックを以下のようにまとめたい。

タイヤ全体に対する傷のチェック

トレッド部に挟まった異物のチェック

空気圧のチェックとスローパンクチャーの要因チェック

タイヤの片減りチェックとホイールアライメントのチェック

大まかにいってこの4項目に対して、常に気を配っていればあまり大きなトラブルに発展することはない。

タイヤだけが路面と車をつないでいる唯一のパーツなので、重要項目として認識をしていただきたいと思う。

タイヤに異常があると自分の生命だけではなく、第三者の生命にも大きな影響がでるケースが出てくるので、十分に注意が必要になる。

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公開日:
最終更新日:2013/11/07