ガラス部分のメンテナンス

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ガラスに多いトラブル

クローズドボディーの車にとってガラスは絶対的に必要不可欠なパーツなのだ。しかし、ガラスのトラブルに関しては意外に無関心であるともいえる。

ガラスに多いトラブルとしては2分化できる。ひとつは破損・破壊要素がもたらすもので、ガラスについてしまう「傷」や、飛び石その他で発生する「ヒビ」「割れ」などがある。他にも車上荒らしなどで、故意に破壊されてしまうことある。

次に汚れに取れづらい汚れがある。なにが原因でということは別にしてかなり取れづらい、あるいは素人レベルではどうしても取れない、という汚れがついてしまい透明度がおちて、視界に影響するケースもある。

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どうしてこうなるのか

まず「傷」なのだが、なぜ傷がつくのかということに着目していくと、わかり易い。ガラスの硬さを知れば、傷のつく原因が割と簡単に判る。地上に存在する物質の硬さを10段階に分けた「モース硬度表」によると、ガラスはおおむね5になるから、あらゆる物質の中間的な硬度で、これよりも硬いものがかなり多く存在するということだ。

ということは乾いた状態で「ゴシゴシ」やってはいけないのだ。しかしたまに見かけるシーンで、埃の積もったガラスを乾いたタオルで「ゴシゴシ」、あるいはいきなりワイパーを回して払拭する人がいる。これはガラスにとってはやってはいけない「ご法度」行為なのだ。多くの傷はこうしてつく場合が多い。

汚れなのだが内ガラスと外ガラスでは、汚れの内容が違う。内ガラスの場合、タバコのヤニや食べ物の油脂成分がついた手で触れた跡が多い。これはついた時、こまめに掃除をすることで防げる。

外ガラスの場合は厄介で、一番困るのは「鱗状」のシミがある。これが多くできる条件は、塩害だといわれている。、ナトリウム、マグネシウム、カルシウムなどの金属系のイオンがが溶解した水分は乾燥して焼きつくとガラスのウロコとして残るので、イオンデポジットとも言われている。

これらの金属系イオンが含まれているのが塩分なので、海辺や積雪地が活動・保管の拠点になっている車は日ごろのメンテナンスが必要になる。

傷のメンテナンス

傷に対するメンテナンスは、まず付けないことが最重要ポイントになる。昔から言われていることだが、降雨時以外でワイパーを使うときは必ずウインドウォッシャーを出しながら、ということを守れば傷は最小限度に食い止められる。

ワイパーといえばブレードとガラスの間に「小石」などがはさまっていないことを、いつも確認しておくことと、ブレードが外れそうになっていなことを確認しておく必要がある。
小石がはさまったままや、ブレードが外れてアームで直接ガラスをこすったりすれば、あっけないほど簡単に大きな傷がついてしまうからだ。

またスタート前に埃を拭き取る時には、ビショビショに濡らしたタオルで撫でるようにして、それから硬く絞ったタオルでそっと拭き取るようにすれば、傷は最小限度に抑えられる。

それでも経年変化でワイパーが動いたとおりに、薄い傷がついてしまうことは避けられない。これを取ってクリアーな視界にするためには、プロに頼んで研磨してもらうことが必要になる。

なお、飛び石による傷はある意味で避けようがない。できてしまったら、あきらめてプロに相談することになる。

鱗のメンテナンス

鱗防止対策は、なんといってもこまめな洗車しかない。積雪路に撒かれる塩化カルシウムや、潮風を取り除くことは、洗い流すことでしかできないからだ。

金属系イオンが残ったガラスに水分がついて、そこに強い日差しが当たれば、イオンが固着してそれが無数に重なり合って鱗になるのだ。

しかも一度ついてしまった鱗は普通に洗車をしても取れない。これを取るためにはプロに頼んでとるか、軽傷の場合だったら市販の鱗取りを使って取れる場合もある。

またできるだけつかないようにするために、フッ素系の撥水剤を塗布することも有効な手段になる。フッ素系の撥水剤にはプロユースの製品と、一般ユーザーが使う製品がある。最近の製品はプロユースでも、その使い方は一般ユーザーでも可能なものもあるので、入手可能だったら使ってみることもいいと思う。

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公開日:
最終更新日:2013/11/08