ディスクブレーキのメンテナンス

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ブレーキ

ディスクブレーキのメンテナンスポイントは

ディスクブレーキの構造をごく大まかに言ってしまうと、ディスクローターとディスクキャリパーと、ブレーキパッドで構成されている。

たったこれだけなのだでその仕様もあまり多くはない。キャリパーの仕様がブレーキの仕様を、そのまま表しているケースがほとんどになっている。

しかしどんな仕様のキャリパーでも、ローターをパッドが挟んで熱を発生して、車の動エネルギーを熱エネルギーに換えて空中に放出してしまい、最終的にゼロにして止めることには変わりはないのだ。したがってキャリパーもローターも、完全な消耗品だということになる。

そしてローターにパッドを押し付けるキャリパーのメンテナンス、キャリパー内部のピストンを動かすためのフルードなども、大切なメンテナンスのポイントになる。

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ディスクブレーキのメンテナンスにDIYは可能か

ディスクブレーキは部品点数も少なく、整備をしやすい構造を持っている。しかし、重要保安部品であることは確かなのだ。

また車のブレーキトラブルは深刻な問題を引き起こし、もし止まらないなどということになると、航空機の墜落に匹敵する事故になる。自分の命も、第三者の命も巻き込むことになりかねない。
したがってたとえDIYの能力があっても、やらないほうがいい。何かあっても責任の取りようがないからだ。

メンテナンスのタイミングは?

ブレーキのメンテナンスのタイミングというものは、案外難しいのかもしれない。なぜ難しいのかといえば、ブレーキを踏んだ時に起こる様々な現象を、ドライバーが感じ取ることが一番的確な場合が多いからだ。

例えばブレーキの鳴きという現象がある。最近の高級車になるとパッドの交換時期を知らせてくれる、センサーとモニターが付いているが、そうではない場合にはある程度パッドが減ってくると、ブレーキ鳴きがするようにできている場合が多い。したがって、ブレーキ鳴きイコールパッドの交換時期だともいえる。

これが高じてくると鳴きではなく、完全な異音になってくる。パッドを掴んでいる硬質な金属が、直接ローターをこする音がするようになる。音質はさまざまなのだが「コォ~ッ」とか「ゴッゴッゴッ」とか、「ギーッギーッギッ」などの異音とともに、ペダルを通じて変な振動も感じることができる。ブレーキ鳴きは、パッド交換のサインだと思った方がいい。

次に踏んだ時に感じる「ジャダー」といわれる、以上振動がある。前述のようなパッドの極端な摩耗からくるものものあるが、もっと危ないのはローターの歪みからくるケースがある。これはパッドの摩耗を知らせる鳴きもなく、気が付いたらジャダーが発生していたということも、結構ある。

このジャダーは放置してはいけない現象で、キャリパーに与える影響は無視はできない。パッドが減りつくしている場合には、パッドとローターの交換で済む場合が多い(それでも効きが次第に悪くなる)。しかし、このようなケースを長期放置しておくと、キャリパー自体がどうにかなってしまうケースも考えられるから、いつもと違うフィールがあった場合にはすぐに点検に持ち込むことが必要になる。

ただし即日壊れるというものでもないので、ディーラーに持ち込んでも決して慌てたそぶりは見せないから、それを見て安心をしてはいけない。とくに、高速や峠などを「お巡りさんごめんなさい」の世界で走る癖のある方は決して油断をできる現象ではないことをお知らせしておきたい。

それとフルードなのだが、量と見た目のチェックは欠かせない。パッドやローターの減りは、即フルードの量に反映されるから、重要なチェックポイントになる。もう一つ重要なこととしては、見た目がある。

フルードは各オイルの中でも、比較的吸湿性が高いので要注意なのだ。吸湿をすると白濁してくるから、割合にわかり易い。特に高沸点タイプのフルードに交換をしてある場合、ノーマルタイプよりも余計に吸湿性が高くなるので、梅雨時や秋の長雨のシーズンには頻繁にチェックをしていただきたい。吸湿をしたフルードは、場合によっては沸点が60℃程度下がってしまうというデーターもあるので、要注意なのだ。

こういった現象を感じたら、すぐにディーラーやカスタマイズをしてくれたショップに持ち込み、修理や点検、パーツ交換を依頼するべきだ。

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公開日:
最終更新日:2013/11/08